精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

やたらに誰かと自分を比べる生徒は、早晩心を多分病むから注意すべし。

皆さんは、『競争』に賛成だろうか。尚、ここで言う競争とは、成績順のランキング表を掲示すること等も含む、広義なものとして捉えてほしい。 僕は正直、諸手を挙げては賛成できない。 理由は、確かに使い方が『健全』なら、その人の能力向上に大いに役立つ…

【誰得】英語版Wikipediaの記事の内、くっそ英語の学習になるものをご紹介。

ぶっちゃけ最近はゲロ忙しいのだが、その中でも最低限の英語の学習を続けている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 内容は、英語の音声を聴いた後に音読をするというもので、特に英語版Wikipediaの記事の内、その時々で思いついたものを読んでいる。 en.wik…

【小ネタ】リスニングの勉強は、"あること"をすれば1週間で効果が出る(かも)!という話。

英語の勉強が続かないという生徒は多い。理由は察しがついている。 きっと、なかなか効果が出ないからだ。 すなわち、前進している感覚というモチベーション維持に欠かせない要素が、どうしても乏しいのだ。だからやってて報われた気がせず、心が折れてしま…

【小ネタ】言いたくないけど、どうせするなら、正しく『完徹(カンテツ)』する方法をまとめる!!

試験が始まると、超聞きたくないあのフレーズが、やはり目立つようになる。 『全然間に合わねーから今日は完徹だわ!』 ・・・・。 いつもなら言語道断とばかりに怒るのだが、今日は百歩どころか千歩譲ることにする。 どうせするなら、正しいテクニックを総動員し…

授業が"スランプ"になったとき、真っ先に疑うべきある【盲点】とは?

突然だが、皆様は授業をしていて、或いは人に何かを説明していて、スランプになったことはないだろうか? 例を挙げれば、説明が通らない、生徒のネガティブな反応が気になる、例え話がハマらない、予定進度にたどり着かない・・といったところだ。 その上でも…

【小ネタ】結局、講師の力量は『ある言い回し』に強く出るというお話。

何の当てつけか知らないが、僕の勤める校舎のポストに、【超実力派講師が教える!!!】みたいなフレーズが目立つチラシが入っていた。 それは受験を目指す小~高校生に向けた通信教育のパンフだったのだが、確かに何かすごそうな印象を強く受ける。 さて。…

【小ネタ】普通に仕事しながら『英検準1級と1級』を取った僕の学習習慣を、手前味噌だが書いておく。

印象とはよくわからないもので、僕は生徒から『人生を仕事に捧げた男』みたいに見られることがある。 もちろんそんなことはなく、僕は普通に趣味の時間も取っているし、必要と思ったら勉強だってしている。その時間は確保しているのだ。 すると、今度は別の…

定期試験直前の今、『生徒』のために『学習塾に出来ること』とは何なのか?

週が明けたら、いよいよ学年末考査が本格化する。 自習に来る生徒も増えて、いい意味で活気と緊張感が増している。頼もしい限りだ。 だが、僕は入社してから最近までずっと、実はこの定期テスト直前期にジレンマを抱えていた。コチラがどんな手を打つべきか…

学年末試験直前、限界まで勉強時間と集中を伸ばす戦略を伝えよう。

大体の高校で学年末試験が始まり、来週を目途に各中学校もそれに突入していく。 昨日の記事でも書いたが、試験前になると、訳も分からず焦り、時間ばかりかかる勉強法に終始し、結局準備が間に合わない生徒を散見する。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com そ…

『勉強は時間を掛けねばならないもの』という固定観念を、僕は本気でぶっ壊したい。

今日は少しだけイライラしながら記事を書く。 きっかけは昨日の集団授業のことだ。 テストが近い学校とそうでない学校の生徒が入り混じっているため、全体への授業ではなく、各生徒の横について課題をアシストすると言う形をとった。 ―そして、僕はそこでの…

時間は無いけど英語の勉強をしたいあなたへ!【中元流・音読学習】をご紹介!

ざっくり英検1級を取得して1年が経ったのだが、学習そのものは継続している。 ただ、取得を目指していた頃の熱量はさすがにキープできてないし、何より時間的余裕も相当減ってしまった。 だからこそ、僕は学習方法を見直し、今はほぼ【音読】をメインに据え…

授業の作り方がわからない?―ならば試してほしい、0からの(小手先)ステップアップ術。

いきなりだが質問。 【説明】が仕事の皆様は、一体どうやってその『基本』を身に付けられただろうか。 ちなみに僕は社会人になるまでは我流とお笑い番組で、入社後は先輩のコピーとスパルタ指導、今は謎の笑いに頼らない正統派な感じを心掛けている。 ―最近…

勉強が【大嫌い】な生徒の気持ち、皆さんはどれくらいわかっていますか?

こないだ、私企業だからこそできる遊びを生徒とやった。(決してサボっているわけではない) まず、生徒に英語のプリントを配った。問題数は80問程度。実際英語嫌いの生徒は多く、『えー!?』の輪唱が教室に響く。 このタイミングで、僕は、『勝負』を吹っ掛…

【小ネタ】新中1に『バカウケ』した英語の集団授業ネタを2つ、せっかくだし書いておこう。

新中1に先取りで英語の授業をする機会が増えてきた。 ただし、このタイミングにおいて、英語の教えるべき内容が面白いかどうかは眉唾物だ。 例えば既に知っている可能性大の英単語を言うだけとか、I am~という文法を伝えるとか、それで英語が好きになるかと…

人見知りで初めての英検なのに、準一級を一発突破した僕がやったこと! (二次試験・面接編)

実は以下の内容は、別でやっているブログに書いていたものである。 人見知りでかつ、初めて受けた英検が準一級という変な僕が、どうやってそれを突破したのか?をまとめたものだ。 しかし明らかにこっちで紹介した方が有益だなあと今さら感じているので、丸…

【小ネタ】速読をする時間を導入して約2ヶ月。実力がどう伸びたか、中間報告です。

以前、こんな記事を書いた。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 実はこれと時を同じくして、【速読の練習】も授業の頭に課すようにし始めていたのだ。 その結果は毎回毎回チマチマと記録しており、大体今日でその折り返し地点になってきている。すると、面白…

『イマイチな英作文を劇的に良くする5つのシンプルな方法』-という記事を翻訳してみた。

今日は久しぶりの翻訳シリーズ。 englishlive.ef.com ざっくり訳せば、『イマイチな英作文を劇的に良くする5つのシンプルな方法』という感じ。 日本語の作文にはそれ相応の勉強法があるのだが、では『英語圏の人から見た英作』についてはどうなのだろうか。…

大人でも超難しい『悪習慣』の直し方を、実践して効いたものに絞り列挙する。

教育相談をしていると、『子供が〇〇ばっかりやって勉強をしない』というお悩みをよく聞かされる。 その一環として、毎日粘り強く止めるよう言ったり、いっそ取り上げたりと、色んな手段に出ている方も多い。 だが、ちょっと待って頂きたい。あなたは誓って…

【講師のネタ帳】生徒が『間違えて覚えている率が無茶苦茶高い』語句の話。 -歴史編-

ウチの生徒がそうなのか、それとも全体としてそうなのか、時折社会の記述問題でとんでもない覚え違いをしている子を見かける。 ただ、『とんでもない』と思うのはあくまでコチラ目線での話らしく、生徒に再度説明すると、『え、そうなんすか!?』と目を白黒…

【小ネタ】どうにも嫌な考え事が離れないときは、『ハッ』と気付かされる名言を読んでみましょう。

白状すると、実は最近心が疲れている。理由は、受験シーズン真っただ中、結果が色々と出てきているから―というので察してほしい。 そうすると、やはり考え事というか、暗く重く、そして胃にのしかかるモヤモヤが頭にこびりつき、なかなか離れてくれない。 こ…

【小ネタ】『作文勉強法』の新たな特効薬を見つけた!!・・・・かもしれないという話。

以前紹介した手前、この名著を頭から読み直している最中だ。 論理トレーニング101題 [ 野矢茂樹 ] posted with カエレバ 『論理』というアバウトな力を実践的に高めていく方法論や解説がぎっっしりと詰まっており、毎日頭をぱんぱんにしながら何とか食らいつ…

【小ネタ】悩みを抱える生徒への声掛けの仕方を、【アドラー心理学】に学ぼう。

塾講師として胃がとてつもなく痛い時期になった。受験が近づき、或いは結果が出て、種々雑多・十人十色の悩みを日々シャワーのように浴びているためだ。 当然だが、『夢を諦めるな!』みたいなただ熱いだけのメッセージも、『腑抜けるな!』という言葉の暴力…

授業における生徒の集中時間を可能な限り延ばす、具体的施策まとめ! -個別授業-

昨日は、『集団授業』における生徒の集中時間を延ばすための手をまとめた。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com ただ、『塾』であれば生徒1人か2人に講師1人という『個別授業』も定番である。しかも、こちらはこちらで、集中力の維持に際し打てる手がちょっと…

授業における生徒の集中時間を可能な限り延ばす、具体的施策まとめ!

授業とは、言葉を悪く言えば生徒にとって受動学習の時間であり、こちらの配慮が無ければ長時間集中力を維持するのは極めて困難である。 仏教にさして興味がない人が、2時間も集中力MAXでそれを聞くなんて不可能。そんな話に似ている。 さてさて。では、その…

『ブラック』と言われまくる教職の仕事を、スリム化する方法を考えてみた。

僕も教職のはしくれの人間だが、最近生徒に『ブラックじゃん』と言われまくり、少し萎えている。 確かに、『教師 ブラック』で検索すると、不穏なサイトばっかりヒットするので、世間のイメージも、その実情も、そうなのだろう。 確かにその仕事量の多さは半…

『挙手』や『質問』をできるようにさせてあげるため、こちらが打てる手とは?

皆さんは、『挙手』や『質問』は出来るだろうか? ちなみに僕はできないタイプだった。そして生徒のことを思い出しても、多分『できない』方が多数派だと感じている。 しかし、『挙手』や『質問』が出来ないままだと、成績内の『関心・意欲』に悪魔の『C』さ…

中1にして『成績2』や『C』という最後通牒を喰らった思い出と、その後を書いておくとしよう。

ご存知の通り、通知表の数値は受験においてかなり重要なファクターとなる。そしてその価値は、多分思っている以上に重い。 例えば僕のいる県では、高校入試において、たとえボーダー+2~30点あろうと3年間の成績で2が1つでもあれば落とす・・なんて説もあるほど…

『国語"力"』の指導にお悩みの方へオススメの参考書・問題集を3つご紹介。

この記事を読んでいただいている皆様の中にも、もしかしたら『読解』『作文・小論文』の指導に当たっている方がおられるかもしれない。 こういった『総合力』が試されるものは、自分が解けるとしても指導が困難だ。僕は強くそう感じている。 僕自身結構この辺…

『英作文』の力を伸ばすのに必要な要素と、それを踏まえた指導法を、原稿用紙4枚分くらいでまとめてみる。

今日はこの論文をナナメ読み。 https://iwate-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=10517&item_no=1&attribute_id=36&file_no=1 簡単に言えば、 『自由英作文に対する効果的な指導法とは何か?』 をリサーチしたもので、英…