精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ「研修」には、不思議と「させられている感」が出てしまうのか。

たまに、社内で「研修」がある。ただ僕自身は、この「研修」という時間があまり好きではない。むしろ嫌いな方に入っている。 その理由は、「させられている感」が出ているからだ。自分に不足しているものはもう認識しているし、そのための努力も始めていると…

歴史の”楽しみ方”が、最近急にわかってきた。

ここ1~2年は何故か指導から半分引退している状態だが、僕はもともと社会は中学からの得意科目である。(大学受験の際はセンター平均レベルに留まったのだが) だからテストで問われる単元として、地理や歴史、公民を語ることはできるし、実際そういう知識を覚…

【同業者向け】校舎の世界観を意識して創っていくプロセスは、本当に心が躍る。

あまり時間が無い昨今だが、わずかな暇を見つけては、とりあえず要らないものを捨てている。物を減らさない限りは、掃除も進まないし、インテリアも映えないからだ。 2月に入ってから、受験対策の指導は勿論だが、それと同時に力を入れているのが、僕自身の…

「がんばる」だけでは、学習時間は増やせない。

質問があったので調べたのだが、偏差値60以上の高校を目指す受験生は、秋口以降は毎日2~3時間以上の学習を日課とするくらいが妥当(理想)なのだという。 jyukumado.jp この数値自体は「そりゃそうだろ」と思う点も無いことは無いが、実はこの学習時間を目指…

【英文読書ルーティン日記114】"START WITH WHY"読書感想ブログⅢ ~人はWHYを基に手に取る~

英語でビジネス書を読むと、日本の会社じゃないところを例に出されることがあり、底だけちょっと苦労するが、やはり日頃のそれとは読み易さが違うという印象だ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 平易であるからこそ意味を汲み取りやすく、汲み取りやすいか…

「マルチタスク依存症」という病と、その対策法について。

今日はやたらと精神的ストレスが激しい日だった。何なら朝起きた瞬間から、その日にしなければならない仕事が一気に頭に湧きおこり、すごく萎えたのを覚えている。 それは仕事中も同じで、ある仕事に取り掛かっていても、別の仕事が気になったり、手伝いを依…

「不安」や「面倒」という感情が生じる最たる原因がわかった、かも。

「不安」という感情について、我ながら結構な量の勉強を重ねてきたと思う。しかし数年かけて学びを深めても、やはりこの感情は、本当に掴みどころがない。 「不安」とは、わからないものに注意が向いている状態。そこまでは何とか腑に落とせたが、それが具体…

【同業者向け】勉強しないリーダーの下に就いた人はマジ地獄だろうな、と。

今日、とある幼児向けコンテンツに携わる講師が、すごく疲れた顔をしていたのが気になった。事情を聞いたところ、「衝動性が強い生徒がいて・・」ということだった。 その生徒は、診断が出たという話は聞いていないのだが、確かに少し極端だなと思うところがあ…

サイコパス的な思考を促す魔法の自問、それは「この感情が無ければ、俺はどうする?」

突然なんだという話だが、「自問」が持つ力は、想像以上だと思う。例えば自分の脳内で渦巻く思考について、自問一発で観点をガラッと変えられることもあるためだ。 そして最近、また自分にとって凄く効力のある「自問」を発見した。それは、以下の本に書いて…

感情がブレる人は、”あの経験”が足りない説。

最近、サイコパスの思考法を分析した本を読み直している。もちろん、〇人衝動に興味があるとかじゃなく、感情に流されないドライな判断をする方法を知りたいからだ。 不思議なことなのだが、そこで書かれていることと、自分で調べた哲学者の考え方や仏教の教…

読書は学びの到達点ではなく、むしろ学びの起点である。

相も変わらず、毎日コツコツと本を読む。晩酌にまたハマった関係で、一時期よりも読書量は減ってしまったが、家の本棚はもう飽和している状態のままだ。 いつぞや書いたが、10年くらい前は、本を読むことで【答え】を知りたくて、様々なそれを手に取っていた…

【英文読書ルーティン日記113】"START WITH WHY"読書感想ブログⅡ ~WHYから始めよ~

サイモン・シネック氏の「START WITH WHY」を読み始めて1週間チョイが経過した。サイモン・シン氏の著書に匹敵する読み易さで、サクサク進み気分がイイ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com サクサク読めるということは、その内容がどんどん頭に入ってくると…

「終わりよければすべてよし」と思うから、同じミスを繰り返す。

「終わりよければすべてよし」という言葉がある。簡単に言えば、最後さえイイ感じにフィナーレを迎えられれば、全てが良い思い出にひっくり返ることである。 この言葉の言わんとすることは、人生の節々で感じられる。例えば受験に合格さえしてしまえば、その…

受験直前期は、学力の底上げだけじゃなく、狙って高パフォーマンスを発揮する方法を考えよう。

いよいよ公立高校入試の日取りが迫ってきた。ざっくり本番まで4週間ほどであり、残り30日を切ったという現実からか、浮足立つ受験生は多い。 ゆえにこのシーズンに入ると、単元そのものの指導に加え、生徒の力量を客観的に見てつぶさにコーチングしていくこ…

【同業者向け】”理想のリーダー”を目指すのではなく、"最低のリーダー"を全力で避ける。

「どんなリーダーになりたい?」という質問を最近よくされる。僕自身の覚悟を問うためなのか、単に好奇心なのか、その真意はわからないが、これに答えるのは難しい。 実を言うと、理想のリーダー像について、僕の中に明確な答えは無い。というより、そんなの…

【同業者向け】「あの先生じゃなくなるなら塾辞める!」という発言は、美談ではなく失敗だ。

新年度が近づいている。それに伴って、大学を卒業したり、あるいはスケジュールが変わって仕事に入れなくなったりする講師が出てくる時期でもある。 つまりここからが恐怖の、後任への引き継ぎ祭りとなる。しかも今年は、僕が昇進するということも重なり、僕…

自制心を鍛えるには、まずは”カウンターパンチ”の意識を持ってみよう。

自制心を鍛えるには、一体どうすればいいのだろう。例えばダイエットのために目先のケーキを我慢する能力は、どうすれば身に付くのかという話である。 大袈裟に言えば、僕らはいつだって、自分自身の本能やメタと戦っている。この勝負に負け続ければ、自然と…

「心理的持久戦」に関して僕はクソ雑魚なので、上手い受け流し方を模索中です。

昔から待つことが苦手だ。具体的には、待っている間に勝手に不安を膨らませ、勝手に消耗し、勝手にダメージを負っていくという癖がなかなか直らないのだ。 ただしこれは、例えば遅刻した友人を待っている場合の話ではなく、いわゆる仕事の連絡やLINEのメッセ…

【英文読書ルーティン日記112】"START WITH WHY"読書感想ブログⅠ ~人を動かす施策(短期編)~

先週の途中でめでたく元寇の話を読み切り、ちょっと値が張ったが、新しい洋書をまた買った。 サイモン・シネック氏の「START WITH WHY」である。いわゆるリーダーシップ論についての本で、当然ながら英語でこういうのを読むのは初めてである。 しかし、これ…

【同業者向け】コスト意識とは、「感謝」と「想像力」の賜物という素敵な考え方について。

単なる一従業員からの脱皮を図るため、「俺が校舎長じゃーい」と吠えるのではなく、もっと精神面で変化させるべきところはどこか、ずっと調べて、考えている。 本当にあちこちで見るのだが、「マネージャー」と「ただの従業員」を分かつ一番の視点として方々…

【同業者向け】僕がずっと「引き際」を意識している理由。

僕は今現在31歳なのだが、講師(つまり生徒の前に立ってガンガン教えるポジション)業からは、35歳を目途に引退することをずっと誓って、最近は生徒に宣言さえしている。 現実的かどうかはさておき、「引き際」というのは常日頃から折に触れて、ぼんやりと考え…

思考力とはやはり、問題に翻訳する力だと思う。

思考力という言葉は、あそこまで有名で、しかも話題としてホットなのに、本当に掴みどころがないと感じている。 例えば「思考」と辞書で引いても、非常に抽象的な定義が書いてあるだけだ。 1 考えること。経験や知識をもとにあれこれと頭を働かせること。「…

【同業者向け】使い方を間違えれば諸刃の剣。面白い認知バイアス【ギャップ効果】をご紹介。

自分の内面を観察するという習慣ができて以来、「なんか普段と思考が違うな」と感じた際は、それを説明するようなバイアスが無いか、探すようにしている。 意識的にメガネをかけ替えるためには、そのバイアスの正体をきちんと認識しておく必要があるためだ。…

【同業者向け】「勤勉なリーダー」と「効率的なリーダー」、どちらが理想なのかという議論は不毛である。

リーダーシップに関する話を最近は調べたり実践したりし続けているのだが、そうすると大抵、ある議論に辿り着く。 それは、「勤勉なリーダー」と「効率的なリーダー」、どちらが理想なのかというものだ。要は、働き者とゆとりある者、どっちの方が優れている…

【同業者向け】働いててつまんない塾の特徴を、もう書いちゃう。

告知でもなんでもないのだが、大体4月頭を目途に、このブログの毎日更新は止めるつもりだ。たまに黒い何かを書く程度の、裏垢的なブログにすると思う。 以降は、実名でオープンなブログを、会社に許可を取って新たに開設し、もっと開けっ広げな塾の様子、塾…

【英文読書ルーティン日記111】"Genkō Kassenki: Battle Record of the Mongol Invasions "読書感想ブログ完 ~そして次の本へ~

教科書の行間から抜け落ちた、当時の人々の感情や苦難、そして喜び。そこを補完すると、歴史を勉強するのが楽しくなってくる。 僕自身も、実は高校の頃は単に「得意」だっただけで、そこに面白さは見出していなかった。大人になってからの学び直しのきっかけ…

何を知らないかを知るためには、作る側に回るのが一番簡単だ。

最近軽めの実害を食らった関係で、自分が何について無知なのかを理解する方法をずっと考えている。まぁ、とんでもない難問なのだが・・・。 そのためには例えば「目線を変えろ」という風な助言を受けることが多いのだが、では具体的にどうすることがそうなるのか…

【同業者向け】明文化されていないルールの怖さを改めて知った事件がありましてな。―そしてそれを改善するために誓った、あること。

今日、まだ少しもやもやするお叱りを別の上司から受けた。聞けば、料金の対応について、僕の取ったやり方に不備がある、トラブルに繋がり得る、というものだった。 尚、その後の対応については事なきを得る形で終結したのだが、「申し訳ありませんでした」と…