精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

トーク

ローマは1日にして成らず。「完成」までの時間と労力を更新する。

自分が目指す校舎や組織、雰囲気がある。だが、そこに到達するまでには明確なタイムリミットがあるし、かつ現状そこに全く至っていないことに焦る気持ちも、強い。 どうすれば”如何に早くそこへ辿り着けるのか”をずっと考え続けていたが、そもそもこの問いが…

【同業者向け】思い出補正がかかる前に、過去イチ死にかけた冬季講習の反省と分析を書いておく。

今日で、ある意味区切りを迎える。12月頭からずっと続いてきた、心身をピリピリに張り詰めて、休日も全て返上せざるを得ない時期が、やっと終わるのだ。 すなわち、精神的にきついか、肉体的にきついか、あるいはその両方かが1日の大半を占める日が終わる。…

2023年の振り返りと、2024年の展望と覚悟、そして講師引退へのプロセス。

今日この記事を書いている(正確には音声をデータに起こすアプリに吹き込んでいる)日が、12月31日、つまり2023年の最終日である。 実はまだ1つ仕事が残っているのだが、すべてが片付いてからだと内省もいい加減になる気がするので、今の時点で自分の2023年の…

ストレスとエネルギーは別物のパラメータとして考えよう。

色々勉強する中で段々とそう思うようになっているのだが、体調を考える際、ストレスとエネルギーは一括りにせず、分けて考えた方が良い気がしている。 そのきっかけは、最近、下園壮太さんの新刊(に当たるのかはわからないけど)、『心をリセットする技術』と…

最後の最後でメンタルを支えてくれるのは、結局”あれ”だよね説。

今日は、結局きついときに一番心の支えになってくれるものって何だろう、ということをテーマに記事を書いてみる。 正直言うと、今はめちゃくちゃな状態だ。仕事がカオスで、先が見えない闇を歩いている気分である。今日家に帰れるのは、家を出てから約12時間…

得意なことは、案外自分ではわからない説。

昨日のやり取りで、国語の指導中に生徒から、少し不思議なことを言われた。それは、大体以下の感じの内容だ。 「なんで言葉の知識をそんなに持っているんですか?漢字検定準1級ぐらい持ってましたか?」 これを言われて驚いた。実は僕自身、漢字検定は16歳の…

話を聴く側として、僕が抱えている弱点を整理する。

今日、塾での教育相談に一区切りがつく。厳密にはまだ数件残っているのだが、毎日3つも4つも懇談を行うという日々は、一旦今日で終わりだ。いい酒が飲める。 しかし、そんな日々の佳境で一番実感しているのは、僕自身の心身の消耗だ。特に後半の数日は、風邪…

集団授業はオワコンなのか?

今日は、最近オワコンと捉える風潮さえも感じる集団授業の意義について、自分の考えを述べてみたい。 実際、近年の問い合わせの傾向を鑑みても、やはり個別授業が重要視され、集団形式のそれは段々と減りつつある。色々足掻いてみたが、これは”時流”なのかも…

「この人のためになることを言おう」という気持ちで話を聴いてはいけない、らしい。

まだまだ教育相談のシーズンは続く。せっかくならばインプット量も増やし、経験値の質を上げたいと考えているため、色々な【傾聴】に関する記事を読んでいる。 そんなとき、たまたま読んだ精神科医の記事から、ある興味深い考え方を得られたように感じる。そ…

やはり僕の課題は”整えること”、である。いやはや、ムラの多い人生を送ってきました。

今日は、最近自分でも強く弱点だという印象を持ちながらも、決定的な解決策が見当たらない、あることについて記事を書く。 つくづく思うのは、僕はやっぱり、休憩と集中が下手くそだということだ。休むべきときに休むことに集中できず、逆に集中すべき時には…

”深い学びそのもの”を仕組み化したもの。それが【学校行事】だ。

突然なんだという話だが、色々な学びに関する本を読んでいると、学校行事は本当によくできていると、つくづく思う。学生だった頃には気付かなかった観点だ。 ただ、学校は「百害あって一利なし」という意見もある。確かに、不登校の子どもの数は増加の一途を…

塾講師だけど、模範的な「教員の心構え」が、やっと腑に落ちた。

今日は、昔本で読んだ「教員や講師に求められる心構え」の1つが、最近やっと腹落ちしたことを書こうと思う。 集団授業の生徒制御に苦戦していた頃によく読んだのが、向山洋一氏の著書「子供を動かす法則」である。 子供を動かす法則新版 (学芸みらい教育新…

中学の秀才が、たまに高校で落ちぶれていく現象の謎についての一考察。

今日は、「中学校まで成績が良かった子が、なぜか高校でたまに失速する現象」について、今僕が考えている仮説を書いておく。 これは「熟達論」に書いてある話にも似ているのだが、そもそも論、中学と高校の学習は、その性質が全く異なるのに、驚くほどそれに…

「予習」とは、そもそも何を目指してやるものか?

理想の予習とは何か。ここ最近、これを改めて考え直すきっかけがあったので、記事にしておこうと思う。 白状すると、僕にとって予習というのは、今からの授業で何をするかを決めたり確認したりする、という程度の意味合いのプロセスでしかなかった。 だから…

やらかして初めてわかる、「睡眠」の大切さと「睡眠不足」の副作用。

最近、自分ごととしてちょっと反省するべきことが1つあった。だからそれを忘れる前に、こうして帰り道に吹き込んだことをベースに、記事を書いている。 仕事で何かミスをしたとかそういうことではなく、単純に今僕は、寝不足である。睡眠時間は5時間ちょいで…

本番に弱い人の勉強法には、ある共通点がある。

今日は、本番に強くなるための勉強のコツというテーマで、記事を書いてみようと思う。 勉強でもスポーツでも何でもそうだと思うが、練習だときちんとパフォーマンスが発揮できるのに、本番だとそうもいかないという人は、かなり多い。 この辺は、本人のメン…

他人のアドバイスには基本従った方が良いという、身も蓋も無い根拠を書いてみる。

今回は、いわゆるアドバイス、人からの助言に従うことは、割と手放しで有益であるという話について書いてみる。 人からアドバイスを受ける際、すなわち他者からの指摘や忠告があると、僕はそれに対して、基本は2つのリアクションしかないと感じている。 一つ…

コミュ障の僕だけど、コミュニケーションから逃げてたら、校舎が潰れることは理解している・・・つもりである。

僕は自他ともに認めるコミュ障だ。喋ろうと思えば多少は喋れるが、気の利いた冗談は言えないし、当意即妙という言葉から最も遠い人種だとも思う。 【Quiet】という洋書を最近読んだが、そこに登場する内向的な子どもたちの切実な胸の内は、ポジティブなもの…

自分の心の声に耳を貸し過ぎない、ということ。

今日は、「自分の心の声にいちいち耳を傾けない技術」みたいなことについて、記事にしてみようと思う。 「人間の脳みそはおしゃべりだ」というフレーズがあるように、人は暇な時間や後ろめたい気持ちがあると、勝手に色々な思考が頭に浮かんでくる。 しかも…

「心が強くなる」途上に、僕はいるかもしれない。

この記事の内容は、仕事の帰り道に喋ったことを取り込んで、それをChatGPTで整えて、僕が校閲してまとめたものだ。 それくらい今日は、急ぎ言葉にしておきたいことがあった。簡単に言うと、仕事におけるトラブルに対する今の自然な思考が、過去に無いリアク…

本当にストレスを減らすには、ネガティブな感情の”解釈を変える”。

今日は、「ネガティブな感情の解釈を変える」というテーマで、記事を書いてみようと思う。 昔の僕もそうだったのだが、不安・イライラ・恐怖といったいわゆる好ましくない感情については、なるべくそれを”消したい”というのが大体の人の考えだと思う。 実際…

やる気スイッチでは手緩い。「自分追い込みスイッチ」を探したい。

自分が持てる力を如何にして発揮するか。最近はそれをよく考えている。というのも、僕はまだまだ、色々な物事に対する認識が甘いと、心の底では承知しているからだ。 言うなれば、やる気スイッチはどこにあるかを突き止めるという感じだ。しかしもっと言えば…

マインドフルネスでよく言われる、「切り離す」の正体がちょっと解った。

今回は少しスピリチュアルな話だが、心を安定させるための心構えについて語りたい。もっと言えば、無駄に感情に振り回されないようにするための方法に関してだ。 「感情を”切り離して”冷静に考えることが肝心だ」とよく言われるが、実はこの”切り離す”の部分…

「まずはとりあえずやってみる」ってのは子どもの論理などではなく、立派な成功法則である。

皆さんは、好奇心が強いだろうか。大体のことが平均未満という風に自己評価が低い僕だが、好奇心は多分強い方だと自負するくらい、これについてはちょっと自信がある。 そんな僕が最近特に思うこと。それは、「まずはとりあえずやってみる」ことの価値を、皆…

「お金を生める人」に生まれ変わるための、ある仮説について。

今日は西野亮廣氏のブログを読んで思ったことについて書いていこうと思う。 chimney.town そこに書いてあったのは、予算やお金を生むということについて意識を向けられる人とは、後から鍛えて得られる資質ではなく、先天的なものだという指摘だ。 テンテンく…

丁度いいポジティブ思考とはなにか、ってのを考える。

今日は以下のブログの記事を読んでみての感想とか、その辺を元に記事を書いてみようと思う。 ameblo.jp 最近でこそ、いわゆる脳筋なポジティブ志向というものは人間のメンタルにとって良くない部分が多いと、科学的な観点から言われる話ではある。 yuchrszk.…

「誰も俺のことをわかってくれない」人は大体、材料を十分に提供できていない。

最近、僕はよく「バイアス」と呼ばれる認知の歪みについて、自分なりに調べ続けている。 その中で、面白いものがある。正確な名前は忘れてしまったが、「他人は、理解されるべき自分を、十分に理解していないと思い込む」というバイアスだ。 恐らく、これは…

【やる気スイッチの押し方を教えてください!!】生徒や保護者から直で聞かれた質問と、僕の回答まとめ Vol.19

玄関に置いてある酒の空き瓶の量に慄然とする中元です。(ビーフィータージンのでっかいやつとジン翠が、合わせて7,8本くらい) はい。Q&Aのネタが、中途半端に1つだけ余っていた。どうしたもんかと放置していたが、頑張れば文字数的にイイ感じになりそうと判…

ただの【知識】と【得点力】は似て非なる別物。意識して区別し、勉強に励みましょう。

何をどう間違えたのか僕も理解しきっていないのですが、誤って釣り餌のエビをレンジで温めてしまい、台所が強めにエビ臭い中元です。 はい。Daigo氏のブログを読んでいた際、興味深い言葉に出会った。それは、【メソドス】と【テクネー】という言葉である。 …

生徒の【自己肯定感】を毀損してはならない、極めて現実的な理由を語ります。

そろそろ中学校は修学旅行ですが、台風に向かっていく形になるのがいたたまれない中元です。まあ僕も、実は小・中連続で、台風下の修学旅行でしたけど。 さて。生徒に発問をするときなんかは特に、「生徒の自己肯定感を絶対に折らないこと!!」、とよく言わ…