精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

独立に向けて

ローマは1日にして成らず。「完成」までの時間と労力を更新する。

自分が目指す校舎や組織、雰囲気がある。だが、そこに到達するまでには明確なタイムリミットがあるし、かつ現状そこに全く至っていないことに焦る気持ちも、強い。 どうすれば”如何に早くそこへ辿り着けるのか”をずっと考え続けていたが、そもそもこの問いが…

【英文読書ルーティン日記160】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ23 ~Welcome to Infinity~

程度の差はあれ、臨死体験を経ると、人はそれまで固執していたことの大部分がどうでもよくなると聞いたことがある。 例えば佐渡島庸平氏は一度心臓が止まったことがあるそうだが、以来人生や世界の見え方・感じ方が変わった、という話を読んだことがある。 j…

【英文読書ルーティン日記159】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ22 ~死後の世界は在るのか~

僕らは脳で思考する。そんなの当たり前とも言えるし、どことなく違和感を覚えるともいえる。僕らという概念の正体は、脳だと定義して良いのだろうか。 アインシュタインは死後、その脳を取り出され、細かくスライスされ、それは各地へ散らばったそうだ。 で…

【ヘッドピンの法則】がようやく理解できた件について。

この冬季講習は、何度愚痴ったか知らないが、マネジメントをしくじったと感じている。死ぬ気で働いたら、僕は覚醒するのではなく、鬱になるだけだとよくわかった。 正直、自分がスーパーマンであれば、深い思考など何一つ要らず、全てを脳筋解法でなんとかで…

2023年の振り返りと、2024年の展望と覚悟、そして講師引退へのプロセス。

今日この記事を書いている(正確には音声をデータに起こすアプリに吹き込んでいる)日が、12月31日、つまり2023年の最終日である。 実はまだ1つ仕事が残っているのだが、すべてが片付いてからだと内省もいい加減になる気がするので、今の時点で自分の2023年の…

【英文読書ルーティン日記158】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ21 ~私と脳と感情と~

僕らは頭蓋骨の中に脳を格納した状態で、行動している。このことに意識的になるのは極めて難しい。取り外した時点で「死」だからだ。 ポータブルな物のはずなのに、調べれば調べる程、宇宙に匹敵する謎や複雑さ、個性が内包された場所。この臓器は、果たして…

【英文読書ルーティン日記157】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ20 ~脳は僕らなのか?~

生徒の発言に対し、「なんでそんなことを疑問に思うんだろう」と思うことが、最近減ってきた。むしろ、「確かにな」と思う方が圧倒的に多い。 僕が知っている知識など、世界のほんのごく一部に過ぎない。教科書や参考書で切り取られた知識は、僕らが暮らす世…

【英文読書ルーティン日記156】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ19 ~頭蓋骨の中の宇宙~

最近、佐渡島庸平氏の受け売りなのだが、「わかろう」とあることを意識的に止めつつある。 もちろん、いわゆるテストの答えをわかろうとはするが、全体的にそうすべきだは考えていない。わからないことを糧に思考して、理解し、また問うのを繰り返したい。 j…

集団授業はオワコンなのか?

今日は、最近オワコンと捉える風潮さえも感じる集団授業の意義について、自分の考えを述べてみたい。 実際、近年の問い合わせの傾向を鑑みても、やはり個別授業が重要視され、集団形式のそれは段々と減りつつある。色々足掻いてみたが、これは”時流”なのかも…

【英文読書ルーティン日記155】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ18 ~”時”を問う~

科学の世界でわからないところを突き詰めていくと、宗教や哲学の世界になっていくような気がしてならない。 あまりにもスケールが大きいブラックホールという存在。時空間という、そもそもあるのかないのかさえ超越した存在。そこに答えを見出すのは、可能な…

塾講師だけど、模範的な「教員の心構え」が、やっと腑に落ちた。

今日は、昔本で読んだ「教員や講師に求められる心構え」の1つが、最近やっと腹落ちしたことを書こうと思う。 集団授業の生徒制御に苦戦していた頃によく読んだのが、向山洋一氏の著書「子供を動かす法則」である。 子供を動かす法則新版 (学芸みらい教育新…

30代を過ぎた今、いかに自分を”整えるか”が僕の課題です。

今日は、自分の中で最近課題として認識していることについて記事を書いてみる。それは、「整えること」についてだ。 この言葉だけ聞くと、サウナなどが頭に思い浮かぶかもしれない。だが、僕が課題としている「整い」とは、サウナに入ったら何とかなる類のも…

【英文読書ルーティン日記154】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ17 ~あるとないを超越した何か~

テーマが似ているから当たり前かもしれないが、「宇宙創成」「フェルマーの最終定理」「素数の音楽」で出てきた話や知識が、ちょこちょこ登場する。 男子に生まれたがためか、学校でできることを求められる理科や数学がからきしな僕でも、宇宙や数論の未解決…

「リーダーなのに孤独を感じなくて不安」”でした”。

以下の記事は、書き始めたはいいものの、途中でピタッと手が止まり、そこから1ヶ月くらい放置していたものである。 当初のタイトルは、【「リーダーなのに孤独を感じなくて不安」です。】というものだった。確かにその不安は感じていたが、言語化と観察が不…

「学習」と「学問」の違いとは? ―僕は、「学問」がしたいと思う。

国語の類義語という単元を教えていると、ふと言葉が詰まることがある。完全に同じ意味であるならば、同じ言語に2つも同じ意味の言葉は要らないのでは、と。 昨日もたまたま、「学習」と「学問」について調べていて、同じことを思った。これら2つは、同じよう…

博物館の原点、「ムセイオン」とはどんな場所だったのか。

僕が本当にやりがいを感じる働き方のヒントは、博物館にあるのではないか。最近はそこを取っ掛かりとして、あれやこれやと調べては考えているところである。 その経緯はここ3~4回の記事にまとめていたので今回は割愛するが、今のところの手応えは、「多分そ…

これから強く意識すること。それは、”教え”や”学び”の可視化である。

ろくすっぽ結果らしい結果を出す前に公言するのも恥ずかしいが、僕は今、校舎長としての自分の在り方を意識的に変えようと努力している。 僕は場を預かる者、チームを率いる者”ではなく”、場所を場所たらしめるため管理する者であるべきだ。そんな風に考えて…

【英文読書ルーティン日記153】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ16 ~グラビティという謎~

宇宙の話。時間の話。光速の話。今の僕はそれらの知識を知っている(理解しているわけではないが)。 それらをどこで知ったのだろうか。ふとそれを思い返すと、やはり小学校低学年までの時代に、大量の情報を受信したことが大きいのではと感じている。 jukukos…

「学びや発見の仕掛けを作る。」

独立を考えているという話を伝えて、1年くらい経った。伝えてから気付いたが、僕はまだまだ、まだまだ、内省が不十分だ。想いの10%も、言葉にできていない。 もちろん目先の売り上げ、会社への貢献が一番大切だ。そこの優先順位は履き違えていない。しかし…

疲れたときに考えたい【一切皆苦】という考え方。

最近買ったこの本が大当たりだった。まだ中盤というところなのだが、既に何枚の鱗を目から落としたか知れないほどである。 ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考 [ 松波龍源 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon これを手に取った理由は、テーマが仏…

僕の理想の働き方は、「美術館の館長」なのかも。

昨日の記事を書くためにあれこれと考える中で、僕にとってある種理想的な働き方・生き方を具現化した場所は、多分美術館であるということに気付いた。 羽生善治氏の言い方を借りればこれはただの”閃き”だ。なぜそう思ったか、全然説明ができない。もしかした…

「お前は何がしたいんだ?」という超難問に、そろそろ答えられるようになりたい。

僕は何がしたいのだろうか。最近、このことをふと考える機会が増えた。僕は究極この世で何をしたくて、そして何を遺して、消えたいのだろうか。 生きることについて、究極的な目的など無いと言われる。それは僕も同意する。僕は勇者か何かの末裔ではない。大…

【英文読書ルーティン日記152】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ15 ~光・時・永遠~

フェルマーの最終定理のドキュメンタリー冒頭で、こんなナレーションがある。「辿り着いた数式は、彼に名声と、そして後悔を与えた」 その理由はドキュメンタリー後半で語られるのだが、追いかけ続けた謎や問題が消えることは、達成感以上に喪失感を生み出す…

カネと仕事を生まねば、どんな理想もただの画餅に過ぎない。そう反省中。

2023年が終わりに近い。校舎を預かる者を引き継いで8ヶ月が経つのだが、自分が思っていた仕事はこんなにもできないのかと、今はひたすらに焦っている。 もちろんこれ自体が視野狭窄、いわばバイアスに囚われた状態に過ぎないのかもしれないが、仮に僕が社長…

【英文読書ルーティン日記151】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ14 ~理論は証明されない。反証されていないだけ。~

あるポケモンの映画だったと記憶している。ネタバレになるので詳しく言えないが、地球を離れ、宇宙の果てにどんどん飛んでいく映像が流れるシーンがある。 地球が遠ざかり、火星が遠ざかり、地球が点になるまで遠ざかり・・という感じだ。子供の頃、それまでの…

コミュ障の僕だけど、コミュニケーションから逃げてたら、校舎が潰れることは理解している・・・つもりである。

僕は自他ともに認めるコミュ障だ。喋ろうと思えば多少は喋れるが、気の利いた冗談は言えないし、当意即妙という言葉から最も遠い人種だとも思う。 【Quiet】という洋書を最近読んだが、そこに登場する内向的な子どもたちの切実な胸の内は、ポジティブなもの…

【英文読書ルーティン日記150】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログ13 ~動的宇宙~

宇宙を考えるとき、その問いはほとんどが純粋で、それでいて確かめようがないことに気づかされる。 宇宙に果てはあるのか。宇宙の形はなんなのか。宇宙の始まりはなんなのか。すべて注1で習う英語の構文で表現ができてしまう。 jukukoshinohibi.hatenadiary.…

”お金”に纏わる後ろめたさを取り除くのは本当に時間が掛かる。 ―でも確実に、前進はしている。

どうでもいいが、僕は「就職先の幅が広い」という理由で、経済学部に進学している。単に適正云々であれば、人文学部も良かったとは思うが、当時はまだ浅かった。 4年間経済学部に籍を置いていたのだから、マネーリテラシーは他の人より高い。たまにそう思わ…

【英文読書ルーティン日記149】"THE GREAT UNKNOWN"読書感想ブログⅫ ~宇宙の形を問う~

神話を疑えば罰された。常識を疑えば嘲笑された。しかしその痛みを負いながらも止まらなかった人が、世界の見方を変えてしまう。そんな印象を僕は持つ。 他者からの攻撃を、人はなぜ恐れるのか。そうすると味方がゼロになるという恐怖があるからだ。しかし実…

白状します。塾の広報が、未だによくわかっていないです。

今日は、広報や広告の手応えが未だに得られていないという、今の自分の悩み、もとい課題として強く感じていることを記事にしてみる。 広報や広告が大事だというのは、正直誰に言われなくてもわかる話ではあるのだが、大事であるはずなのに、その輪郭を掴むの…