精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

『やる気0の連鎖』をどう止める?即効性がありそうな方法をシェア。

『やる気』というのは扱いに困るものだ。これが無い生徒をその気にさせるのは、湿った薪に火をつけるようなもの。

 

時間と労力がとてもかかるし、ちゃんと火が付くかもわからない。

 

とはいえこれを放置すると、やる気が無いから勉強しない、勉強しないから成績が下がる、成績が下がると面白くないからもっとやる気がなくなる・・

 

という風に、誰も幸せにならないループが完成する。うーん、これはマズい話。

 

そこで今日は、なるべく即効性があり、かつこちらから手を打てるような方策を調べて試してみたので、ここにシェアしておこうと思う。

 

 

 

①目標をぼかす。

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すごく几帳面に計画を作る生徒がいるが、その計画こそが『モチベーション低下』の原因かもしれない。

 

実は目標はあいまいな方が達成されやすいという。これは僕も同意。理由は、時たま自分に楽なように解釈をし直せるからだ。

 

『ジョギングを15分!』と書くより、『何かしらの運動を5~15分』と書いた方が、気持ち的に楽なのはお分かりいただけると思う。

 

実際、目標とかノルマとかを設定する際、あえて『ふんわりと』したものを作るようアドバイスすると、少しは抵抗なく取り組むような手ごたえはある。

 

カッチリしたものを示したくなる気持ちをこらえて、ファジーな目標を作ってあげよう。

 

②『ペアプレッシャー』を使う。

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クラスに居る『やる気がある生徒』と、少しモチベーションが下がってる生徒の席次を、なるべく近づける。これだけでいい。

 

『頑張って!』と言われるより、『みんなできたから、頑張って!』と言われた方がなんか心に刺さる感じに似ている。それを利用するのだ。

 

攻撃的な生徒でない限り、黙々と取り組む人間の横に置くと、その生徒も必死に取り組むようになる。(これは実際にそうだった!)

 

一番使いやすい手の一つ。オススメである。

 

③目先の授業など、短時間のやる気復活で良いのなら・・

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この記事の内容が参考になる。

daigoblog.jp

 

内容はシンプル。

 

背筋を伸ばして全身に力を入れつつ腕組みしながら拳を握る

 

 -するとマジで気分が高揚するから不思議なものだ。手軽さならダントツ。一度試してみてほしい。

 

ということで難儀なテーマにしては記事があっさりまとまったが・・

 

科学的には、『やる気があるからやるんじゃなくて、やってる内にやる気は出てくるからいいからやれ!』という説もある。

 

意外とシンプルな論理でこの辺はまとまるのかもしれない。

 

何かしらの参考になればありがたし。