精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

【小ネタ】『今日は10時間勉強だ!』はなぜできない?どうすればできる?

冬季講習が始まった影響でバカ忙しくなるので、短めの記事にスイッチ。

 

基本長期休暇か何かで変なエンジンが掛かろうが、『10時間頑張るぞぉおおお!』という熱は1時間も持たずに鎮火する。

 

そもそも長時間勉強し続けることは、人間の脳の特性をガン無視した行為なので、今日はそれについて軽く書いておこう。

 

 

 

僕らの脳は同じ刺激に弱い。

f:id:pochihiko_inunosuke:20191224221002p:plain

 

昔も記事にまとめたが、人間の脳は同じ刺激にさらされ続けるのに超弱いのだ。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

例えば、同じタスクに集中して連続で向き合えるのは、ゾーンに入ったりよほど好きだったりしない限り、15~45分がアベレージである。

 

10時間集中することとか、もはや絵空事のレベルである。人が人のまま空を飛ぶと夢想するくらい、実はかけ離れている。

 

ではそれを踏まえ、長時間の集中を達成するには、どういった手を打てばいいのか?

 

次項はそれについて書いてみる。

 

レッツ、タスクシフト。

f:id:pochihiko_inunosuke:20191217174342p:plain

 

手前味噌だが、それについてもここにまとめている。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

ざっくり言えば、以下の具合。

 

『インプット』『アウトプット』『運動』のどれかを、飽きが来たタイミングでスイッチし続ける!

 

という感じ。

 

例えば、25分英単語の暗記に使ったなら、5分休み、次の25分は数学の文章題に挑む・・という具合だ。

 

インプットばかり、アウトプットばかりを繰り返すから飽きるというのなら、こまめに入れ替えれば話は別、ということだ。

 

実際これは試してみたところ、確かに1つ1つの生産性は増えたと感じる。

 

やはり必要なのは根性より戦略。つくづくそう思う。

 

終わりに。

 

ケツに火がついた受験生なんかは、非現実的な学習時間を打ち出しがちだ。

 

だがそこを諭すよりも、達成させるための戦略を提供してあげた方が、お互いにWin-Winだと僕は思うので、生徒にはよくこの話をしている。

 

10時間息も絶え絶え勉強する(フリの)ヤツと、戦略を持って2~3時間集中できたヤツとでは、後者の方が遥かに鍛錬を積めているはず。

 

ある意味逆転の発想だが、是非とも伝えてあげてほしい。

 

では今日はこの辺で。