冬季講習が始まった影響でバカ忙しくなるので、短めの記事にスイッチ。
基本長期休暇か何かで変なエンジンが掛かろうが、『10時間頑張るぞぉおおお!』という熱は1時間も持たずに鎮火する。
そもそも長時間勉強し続けることは、人間の脳の特性をガン無視した行為なので、今日はそれについて軽く書いておこう。
僕らの脳は同じ刺激に弱い。
昔も記事にまとめたが、人間の脳は同じ刺激にさらされ続けるのに超弱いのだ。
jukukoshinohibi.hatenadiary.com
例えば、同じタスクに集中して連続で向き合えるのは、ゾーンに入ったりよほど好きだったりしない限り、15~45分がアベレージである。
10時間集中することとか、もはや絵空事のレベルである。人が人のまま空を飛ぶと夢想するくらい、実はかけ離れている。
ではそれを踏まえ、長時間の集中を達成するには、どういった手を打てばいいのか?
次項はそれについて書いてみる。
レッツ、タスクシフト。
手前味噌だが、それについてもここにまとめている。
jukukoshinohibi.hatenadiary.com
ざっくり言えば、以下の具合。
『インプット』『アウトプット』『運動』のどれかを、飽きが来たタイミングでスイッチし続ける!
という感じ。
例えば、25分英単語の暗記に使ったなら、5分休み、次の25分は数学の文章題に挑む・・という具合だ。
インプットばかり、アウトプットばかりを繰り返すから飽きるというのなら、こまめに入れ替えれば話は別、ということだ。
実際これは試してみたところ、確かに1つ1つの生産性は増えたと感じる。
やはり必要なのは根性より戦略。つくづくそう思う。
終わりに。
ケツに火がついた受験生なんかは、非現実的な学習時間を打ち出しがちだ。
だがそこを諭すよりも、達成させるための戦略を提供してあげた方が、お互いにWin-Winだと僕は思うので、生徒にはよくこの話をしている。
10時間息も絶え絶え勉強する(フリの)ヤツと、戦略を持って2~3時間集中できたヤツとでは、後者の方が遥かに鍛錬を積めているはず。
ある意味逆転の発想だが、是非とも伝えてあげてほしい。
では今日はこの辺で。