今日は久しぶりの翻訳シリーズ。
ざっくり訳せば、『イマイチな英作文を劇的に良くする5つのシンプルな方法』という感じ。
日本語の作文にはそれ相応の勉強法があるのだが、では『英語圏の人から見た英作』についてはどうなのだろうか。何か違いがあるのだろうか。
そこで今日は、この記事を掻い摘んで訳しつつ、それらを適度に解説してみよう。では以下続き。
『語彙力』を鍛えるべし!
言いたいことをきちんと言うために、適切に使える言葉のストックを意識して増やそう。
それは言葉をただ暗記するのではなく、適切に『使える』という意味だ。
単語をリストで覚えるのではなく、ちゃんと用法を身に着けるため例文で暗記し、同時に派生語まで覚えるのがコツだよ!
これはかなり同意。ただ、単語帳に載っている語句全てでそのレベルに達する必要は絶対にないのでご注意を。
日本語における作文も、成績上位者のそれには『漢語が多用され、短くシンプル』という特徴があるので、それは英語も同じという話なのだろう。
『スペル』をマスターしよう!
スペルを間違えてしまうと 、読み手に全然違う印象を与えてしまい、致命傷になることもある!
単語カードを作り定期的に読み返すなどして、自分から自分へのテストを密に重ねよう!
これは当然レベルのお話でもあるのだが、同時にかなり難度が高い。
確実に書ける単語を増やすのも大事だが、自分が間違えない単語を選ぶような心掛けもした方が吉。
日々何かを読もう。
読むことは最高の書く勉強の1つーそう言う人もいる。
多くのテーマに触れて、多くの文体を知ることは、自分の作文力を高めるのに大いに貢献するはずだ!
自分が退屈しないテーマを選び、『読むこと』もしっかりと意識しよう。
普段読んでいる本の影響は、思いのほか強く受けるものだ。例えば僕も、最近の文体は、今ハマっている↓の本にかなり寄ってきている。
一昔前は『決断力』にのめり込んでいた関係で、そっちに文体が寄っていた。
また、芸人のラジオを文字に起こした本を読んだ後は、柄にもなく笑いを取りに行くような言い回しに頭をひねることも多い。
意外とバカにできないコツである。
文法を鍛えよう!
文法を適切に用いることも、英作文の説得力を増す重要な方法だ!
句読点をきちんと使い文を適切に区切る。これだけできちんとした文体の完成だ!
※書き上げたら必ず2回はチェックするようにしよう。最初は誤字・脱字のチェック。二度目は文法をミスっていないかを確認!
文法をディスる人は多いが、適切な文法無くしてきちんとした文体を整えるのはかなり難しい。素直に使うべきだ。
例えば日本語の作文でも、『接続詞をきちんと使えている子は評価が高い!(特に逆接)』なんてデータも出ているので、やはり文法は軽く見れない。
『because,so,but,if,when』といった基本的な接続詞を上手く使い、文をチョキチョキと切ることからきちんと指導するのが大切だと言える。
いいからやれ!
結局は実際に書いてみて、人に見せるのが一番力を伸ばすんだ!
いいから書け!
最後はやや体育会系なアドバイスだが、結局『他者視点』であったり『新たなアイデア』であったりは、人から指摘されて気づけるものだ。
みみっちいプライドはかなぐり捨てて、とっとと誰かの目に触れるように意識すること。確かにこれは、文章をきちんと仕上げる最高の方法の1つである。
・・・ということで、案外『英語圏の人から見た英作文』のアドバイスも、『日本語を使った作文』のアドバイスにかなり似ていると分かった。
やはり、『接続詞をちゃんと使い』『短いフレーズでコンパクトに文を切っていく』のが要なのは世界共通なのだろう。
指導の際にお役立ていただければありがたし。
では今日はこの辺で。