以前、こんな記事を書いた。
jukukoshinohibi.hatenadiary.com
実はこれと時を同じくして、【速読の練習】も授業の頭に課すようにし始めていたのだ。
その結果は毎回毎回チマチマと記録しており、大体今日でその折り返し地点になってきている。すると、面白い結果が出ているのに気付いた。
今日は【小ネタ】と称して、その途中経過を述べることとする。
再掲:速読のルール
速読と言っても、設定したルールは以下の通りだ。
使用教材
対象学年より1~2年下のレベル(例えば高2なら高校入試問題という具合)
目的
WPMを上げつつ、内容もきちんととれるようになること(速くなっても読めなければ意味がない)
※WPM・・1分間に読める単語数。長文の語数÷掛かった秒数×60で求める。
調査方法
読めたら挙手させ、秒数を書き残す。そしてWPMを毎回記録する。
―という感じ。英文さえ用意できれば、導入の10分も要らないので、継続もそんなに難儀しない。
それを二人の生徒に実践してみたという次第。ちなみに学年は高2。
では、結果はどうなったか?次の項にまとめる。
中間報告。
第一回・・WPM 81
第二回・・WPM 106
第三回・・WPM 125
第四回・・WPM 120
生徒B
第一回・・WPM 81
第二回・・WPM 91
第三回・・WPM 93
第四回・・WPM 99
―ということで乱暴にまとめれば、
開始当初より、1分あたりに読める単語数が確実に増えている!!
という状態だ。母数が少なすぎて一概には言えないし、これを続けるとどこまで行くかという話も不透明なので、油断せず継続していく。
とりあえず『9回』繰り返せば顕著に数値が上昇するということも参照にした論文に書いてあったのだが、この時点で結果が出るのは色々と嬉しい。
皆様も『速読力』を高める際の参考にされてはいかがだろうか。
では短文ですが、今日はこの辺で。