ざっくり英検1級を取得して1年が経ったのだが、学習そのものは継続している。
ただ、取得を目指していた頃の熱量はさすがにキープできてないし、何より時間的余裕も相当減ってしまった。
だからこそ、僕は学習方法を見直し、今はほぼ【音読】をメインに据えている。(僕自身が音読で偏差値をめちゃ上げたから、ってのもある)
その中で自分なりに色々試し、削り、また試し・・といった具合で、最近ようやく10分程度で終わるけど勉強した充足感のある音読法にたどり着いた。
今日はその【中元流・音読学習】を紹介する。(恥)
この音読学習法は、ざっくり2ステップで出来ている。
①2~5分、Youtubeでも何でもいいのでリスニングをする。
まず、準備運動を兼ねて、自分が好きな音源で『リスニング』をする。これは別に、市販のちゃんとした教材でなくても構わない。
例えば僕は、トレーニング系の動画が好きで、特に以下のビルダーの発音がすごく聴き取りやすいと感じている。
また、時間が5分以上取れるときは、都市伝説とかホラーとか未解明の謎を紹介するナレーション動画を観ることもある。
―要するに、何でもいいのだ。ただし、洋楽は発音が違いすぎるのでNG。そしてこれが終わったら、次のステップに行こう。
②5分程度、実際に音読する。
一度リスニングを挟んでから音読をすることで、自分の発音や抑揚がかなり英語に寄っているという感覚があると思う。
僕自身はこの効果はかなり高いと感じており、机上で発音記号がアーダとか、オーバーラッピングがコーダでアレルギーな人は、こういう力業が良いと思う。
さて。何でもかんでも音読すればいい・・・とはさすがにならないのだが、では何を読めば良いのか?というのも難しい話だ。
ということで以下、僕がメインで使っている音読教材を参考がてら紹介しておく。
1.英語版Wikipedia
最近これを読み始めたが、これは結構優れている。
音読してみると分かるが、非常に内容を追いかけやすく、また単語レベルも極端には高くない。2級レベルの方なら超スラスラいけると思う。
しかも強みはそのテーマの多さだ。なんなら、『日本の横綱』についての記事さえあった。
無料で使えるツールとしては最強のものの1つ。色々お悩みなら、まずはコレを読んでみるのが吉。
2.英会話フレーズ集
同時に語彙も増やしたいならこちらを使おう。といっても、ただ読んで終わりだと、まるで頭に入らないのでご注意を。
海外旅行に出る前等は、僕は以下のやり方で音読し、頭に叩き込んだ。
①日本語訳を見てから、英語を確認。
↓
②日本語訳だけみて、英語を暗唱。(少々のミスは許す)
この『思い出し』を挟むだけでも、話は全然違ってくる。ぜひ試していただきたし。
3.オススメの参考書
ただ、上記の教材のレベルが高く感じるなら、音読学習に特化した参考書を素直に使う方が吉。
僕はあまり参考書を買わない人間だが、『安河内哲也』氏のそれは、音読学習がし易いように、レイアウトが非常に工夫されている。
終わりに。
という具合に、【中元流】とか大層なことを言ってみたが、結局は
リスニングをしてから音読をするべし!
という一言に尽きる。意外とこの順番はバカにできない。マジで発音や抑揚が英語っぽくなるから驚きだ。
時間が無いのは気のせいと言う話もあるが、10分程度で英語の学習を収めたいのなら、この音読法を試してみてほしい。
では今日はこの辺で。