精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

【小ネタ】普通に仕事しながら『英検準1級と1級』を取った僕の学習習慣を、手前味噌だが書いておく。

印象とはよくわからないもので、僕は生徒から『人生を仕事に捧げた男』みたいに見られることがある。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200222212012p:plain

もちろんそんなことはなく、僕は普通に趣味の時間も取っているし、必要と思ったら勉強だってしている。その時間は確保しているのだ。

すると、今度は別の疑問が出るらしい。最近、改めて生徒からも保護者からも言われることがある。

 

『英検準1級も1級も、めちゃ時間と手間がかかるでしょ?いつ勉強してたんですか?』

 

というものだ。正直、僕はそれに対し、苦笑するしかない。

 

実際は、別に二宮金次郎的な身を削る努力はしていないからだ。ちゃんと睡眠時間は取ったし、仕事もきちんとこなした。

 

むしろ僕が取り組んできたことは、本当に『工夫』の一言に尽きる。

 

そこで今日は、手前味噌だが、僕が使っている学習法と、それを達成するための日々のルーティンを、ここでご紹介する。

 

多忙な方の参考になればありがたし。では行こう。

 

 

しなければならないことを考えて、『If-thenプランニング』で実行。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200125184752p:plain

当たり前だが、ゴールがどこかも分からないのに、レースをするのは嫌だろう。それは僕も同じ。

 

だから何かの勉強に取り組む際は、必ずゴールを意識し、そこからやることを逆算するのを心掛けている。勝手に目指す地点を決めるのだ。

 

英検1級も準1級も、もちろんゴールは『完全合格』であった。しかし、ここで止めれば、実際は何も決めてないのに等しい。

 

そこで、さらに考えを深めてみた。

 

『完全合格するためには』→『一次と二次を突破しなければならない』→『が、まずは一次に通らないと始まらない、そのためには』→・・・

 

という具合で、最終的には『毎日単語と熟語を覚えて、リスニングと長文を大問1つずつは解こう!』と決めた。

 

さて。これだけで行動を継続できるほど、実は人間は甘くない。だから、心理学的に効果のある方法も取り入れてみた。

 

それは、『If-thenプランニング』である。

yuchrszk.blogspot.com

 

かんたんに言えば、『もしAしたらBする』というルールを先回りして自分に用意しておき、後はそれに従うだけというものだ。

 

では、僕はどんなそれを用意したか?実際は、たった3つだけだ。

 

『もしベッドから出たら、とりあえず単語帳を開く』

 

『もし朝に出来なければ、退社後の時間で演習ルーティンを行う』

 

『もし睡眠時間が削れてしまいそうなら、5単語程に削ってでも寝る』

 

さて。この3つだけなのだが、絶対に死守すると決めた。そして結果『習慣』そのものは早い段階で固められたので、この効果は大きいと思う。

 

参考書は本棚に仕舞わない!

f:id:pochihiko_inunosuke:20200222225410p:plain

片付けていないとよく親に怒られたものだが、現在僕の家では、参考書が割と散らばって置かれている。

理由は、本棚から出す手間も、仕舞う労力も、とことんカットし即勉強に移れるようにするためだ。

 

意外と出したり仕舞ったりは重労働だ。大きくやる気が削がれてしまう。ならば始めから、外に出しておけばいい話。

 

見てくれなど気にせず、その辺に参考書を置いて、どこでも勉強ができる環境にしてしまおう。

 

隙間時間に『勉強』をねじ込む意識を持つ。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200222225642p:plain

まとまった時間を取らないと、『勉強』ができないと考える人がいる。ぶっちゃけ、そんなのは勘違いだ。できる。ハッキリと、できる。

例えば、5分あれば単語帳を数ページ確認できるだろう。10分あれば、遅くとも長文一段落くらいの問題は解けるだろう。

 

通勤中、車移動ならリスニング音源を流すこともできるだろう。要は工夫の問題だ。

 

『隙間時間はある』のを前提に、『ではどうすれば学習を挟めるか』を考える。そうやって建設的な学習習慣を作ってほしい。

 

椅子に座らない!書かない!

f:id:pochihiko_inunosuke:20200222225918p:plain

誓って言うが、僕は英検準1級と1級の勉強時間の内、8割は椅子に座っていない

二次試験に至っては、100%座っていない。では、どうやって勉強していたのかというと、音読学習を中心にしていただけだ。

 

さっきも書いたが、席に着いて、ノートを開いて・・・・なんて手間が掛かり過ぎなのだ。さすがに長文読解や英作は無理だったが、それ以外は音読で何とかなった。

 

学習習慣を仕事をしながら維持するには、時間が潤沢にあった頃の方法では確実に無理だ。頭を使い、カスタマイズせねば、絶対に入らない。

 

椅子に座って席に着くなんて、ただの固定観念だ。そんなのはかなぐり捨てて、最低限にとどめよう。

 

終わりに。

 

ということで完全な手前味噌であり、『方法』ばかりで『内容』に触れていない浅い記事だったが、なんかの役に立てば幸いだ。

 

基本、勉強が続けられないという人は、学生の頃の固定観念が強いだけだ。要するに意識の話である。

 

そこに一石を投じるつもりでもある記事なので、ご留意いただければありがたし。

 

では今日はこの辺で。

 

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村