最近、リスニング力向上、趣味である筋トレ知識の吸収、そして暇潰しを兼ねて、以下のシリーズをよく見ている。
乱暴に言えば、『プロのボディビルダーは、毎日どんな食生活で暮らしているか?』という具合。
そもそもの目的はもちろん、違う文化での生活や、飲食店の雰囲気など、見ていてこっそり学びになる点は極めて多い。
―さて。別にここは筋トレブログではないので、その話はこの辺で。ただ、こういう風に、誰かの1日の使い方がざっくり分かる何かも珍しいよな、と。
ということで今日は、『お前がやりたかっただけだろ』と言われればそれまでだが、僕が日々の仕事の中でいつ、どう勉強していたかをまとめてみる。
社畜寸前まで働く僕タイプの人でも、何かの勉強をしたいと考えている方は多いと思うためだ。何かのヒントは、多分書ける。
一応せっかくなので、一番キツキツだった英検1級受検生だった頃のスケジュールを語ってみよう。では、以下続き。
家を出る3時間半前。
ざっくりこのタイミングで起床。
起きてすぐは、ベッド側に常備してあるお茶を飲み、カーテンを開けて目を覚ましつつ、タイマーで10分計りながらの読書が日課である。
朝は頭が回るので、書いてあることが難しい本を中心に選んでいる。(最近までは↓の本を読んでいた)
さて。その後はベッドから起き上がり、単語の確認から勉強開始。使っていたのは、旺文社の以下のシリーズ。
方法は、まず『単語と意味』だけとりあえず覚えて、赤シートで隠して確認。そして、言えたらさっさと次のページに行くというモノ。
正直一周目で覚えようなんて気はさらさらないので、さっさと単語帳は終わらせるに限る。繰り返しやればいいし、やらねばダメなのだ。
そして単語暗記終了後は、リスニング問題をPCの前で3~4問だけ解く。使っていたのはこの本とこの本。
一応間違えた問題にチェックをし、その場でオーバーラッピングくらいはしたが・・・正直それ以上は、この段階ではしなかった。
理由は、めんどくさいから。僕はリスニングが、解くのも学ぶのも苦手なのだ。だからメインの勉強は、ここではない。(後述)
で、リスニングまで終えたら、自分がスラスラ読めるレベルの長文を音読し、午前中の勉強はいっちょ上がりである。(ちなみに、↓のレベルが僕に丁度良かった)
ちなみに、ここまでの所要時間は、45分程度だ。
尚、勉強以外の時間は、運動や身支度、他の趣味、或いは寝坊時のバッファとして使っていた。(今もだけど)
出勤中。
僕は職場まで、車で少なくとも10分程度は掛かるため、ここも勉強の場に変えた。
具体的には、車内BGMを1級リスニングの問題音声のみにしたのだ。最初は上記の問題集のCDだったが、飽きたら過去問にチェンジ。
もちろん、ただ聞くだけで聞けるようになる甘い話はないので、事故らない程度に『シャドウイング』形式で学習を行った。
ぶっちゃけ、『シャドウイング』はリスニング力を高める最強の学習法だと感じる。純正日本人の僕が何とか合格点に乗ったのは、多分この学習法のおかげ。
隙間時間に皆さんも実践してみてはいかがだろうか。
退勤直後。
さて。退勤直後は、長文を大問1つ分、毎日解いていた。使っていたテキストは上記のモノと変更なし。
あくまで、毎日大問1つ分だ。間違っても1年分ではないことに注意。そんなことをすれば、ネタは無くなるし、心も折れる。
多分試験本番も、疲れてくるタイミングで解くのが長文だ。だから、疲労状態で解くという体験を積むため、あえて長文は一日の最後に回していた。
―ここからはただの持論だが、試験前の1ヶ月は、予想問題はしない方がいい。解くと分かるが、予想問題と過去問は、ちょっとに見えてかなり違う。
うまく言えないが、間違った選択肢の特徴とか、尋ね方のヒネリとかが、予想はあくまで予想なので、若干違ってくるのだ。
例えるなら、野球の練習を硬式テニスボールでしているかのような違和感を覚える。これは経験則なので、多分分かる人にしか分からない。
就寝前。
そして寝る前は寝る前で、することがあった。それは、『単語・熟語の復習』である。
少し複雑なのだが、今日(3月8日)であれば、前日(3月7日)の朝に覚えたヤツをチェックする、という内容だ。
つまり、一日前に覚えたもののメンテナンスだと言える。この時は、例文の訳を赤シートで隠し、文脈もヒントに思い出せるか頑張るという具合。
こっちはただの復習なので、時間は10分ほどでOK。この作業をするかしないかで、単語・熟語の残りは全く違ってくる。このひと手間は欲しい。
―余談だが、寝る前にも僕はほとんど必ず本を読む。ただし、頭が冴えたら嫌なので、昔読んだ本を15分程度読むようにしている。
終わりに。
ということで、やはり何度かここに書いてきたことと大差はない。
スケジュールに合わせて学習法を工夫する
ただそんだけだ。仮に僕が自転車通勤とかなら、夜風呂に入りながらリスニングをするなど、別の手を考える。
よほどの重労働や超ブラック労働でない限り、得てして時間が無いのは気のせいである。そんなヒントになっていれば嬉しい。
それでは今日はこの辺で。