精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【小ネタ】国語が解けないヤツは、『アレ』ができない気がしてならない。

今日は完全なる独り言。

 

『国語が苦手』という生徒はどうしても一定数居るのだが、先天的なハンデを感じるのは、ほとんどいない。

 

この差は何かというと、『読んで楽しむ』のとは違い、『解いて答える』にはある種の型が存在するので、単純にそれの習熟度の違いだと考えている。

 

―そしてその『型』が習得できているかどうか、そのセンスがあるかどうかは、『ある作業』をさせれば一発で分かると、僕は独り言ちている。

 

今日はそれを論じてみよう。

 

 

読解にマストの基本ルールと、超似ているアレ。

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どの参考書にも載っているため真新しさは無いが、基本ルールは以下の通り。

 

① 書いてある情報を素直に読み取る。

 

② 主観で読まない。ヘンなアレンジを加えない。

 

③ 一度に全部読むのではなく、その都度問題に取り組む。

 

―これがどのくらいの精度で出来るかが、国語の点数に直結すると僕は考えている。

 

さて。

 

よくよく考えれば、このプロセスに無茶苦茶そっくりな『ある作業』、ふと思い浮かばないだろうか?

 

それは『料理』である。

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どういうことか、一応述べよう。

 

まず『料理』を作る際は、ほぼ例外なく『レシピ』を読むと思う。そしてそれを読み進め、『料理』を完成させていく。

 

まさにこのプロセス、現代文の読解と不思議な程同じである。

 

筆者が筋道を立てて、『主張(≒美味しい料理)』に読者を導く点。

 

工程ごとに作業を進めねば、途中で脱線したり、大事な情報を忘れたりする点。

 

そして、自分勝手な解釈やアレンジをすれば、途端に本来の姿からズレる点。

 

全てが読解にマジで似ているのだ。

 

その生徒に、その子に国語のセンスがあるかないかは、案外『料理』や『お菓子』を作らせてみれば、ハッキリするかもしれない。

 

自分勝手なことをしたり、書いてある情報が読み取れなかったりすれば、それは訓練が絶対に必要だ。

 

逆に、レシピから料理を再現するのが上手なら、それはそれでセンスがあることの表れともいえる。

 

―ということで『何言ってんだお前』色が非常に強い問題だったが、何かしらの観点のヒントになっていればありがたし。

 

それでは今日はこの辺で。

 

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