かつてセンター試験を受けたとき然り、英検を受けたとき然り、そして謎に、受けもしないTOEICを勉強している現在然り・・・
『英単語暗記』は基本にして一番重たい部分だよなあ、という意を強くしている。
単純作業が多くて飽きるし、何より量が膨大だ。前進している感じも乏しく、僕自身も無茶苦茶難儀した記憶がある。
ただ、最近は『とりあえず現時点はこれがベストかもなー』という勉強法にたどり着いている。
それは、実は昔記事にしたこともある『セルフイマジネーション』である。
jukukoshinohibi.hatenadiary.com
今日は英語の学習におけるそれを、実践例を添えて紹介してみる。
実践方法とそのイメージ。
ざっくり言えば、単語を『日本語訳』ではなく『イメージ』で覚えるというものだ。
例を挙げる。
『apple』という単語を見て、『リンゴ』という訳を唱えるのも1つの手だが、『セルフイマジネーション』だとこうなる。
『apple』=
要は、『apple』という単語を見て、『リンゴ』のイメージを浮かべるように記憶する・・・というものだ。
ただし、ぶっちゃけこれは『名詞』ではなく、イメージしづらい『形容詞や副詞、動詞』で効果を発揮する。
急にレベルが上がるが、『deduct』という動詞がある。意味は、
『差し引く、控除する、演繹する』
である。これを日本語で覚えるのは無茶苦茶しんどい。(演繹[えんえき]ってなんだ、と)
しかしこれも、セルフイマジネーションを使えば、ざっくこうなる。
『deduct』 =
僕はこっちの方が、すごく頭に残る感覚がある。尚、もし和訳する必要があるのなら、
『deduct』 =
→ 『なんか値段を下げる的な意味!』
→ ”差し引く”
という具合に、自分がイメージで覚えたイラストを説明する形で、僕は頭から引っ張り出すようにしている。
―ちなみに、『演繹する』という意味は、どうこじつけるか。
『演繹する』を乱暴に言えば、『絶対に正しいものを重ねて論を導く』的な意味なので、例えば僕なら、
『値引き』するには『コストもろもろの内訳を見直したり、担当を口説いたり、まぁ論を色々積むよねー』
みたいに無理やりくっつける。
正直、動作をする自分のイメージや、具体的な画像を用いて、アバウトな単語に輪郭を与えるのが目的なので、定義を与えたもの勝ちである。
慣れるまで時間は掛かるし、あまりにも簡単な単語だと逆に手間が増えるかもしれないが、長い目で見れば使い物になる単語量が増える学習法なので、超オススメである。
単語学習がマンネリ化しているなら、是非ともどうぞー。