精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【小ネタ】『ネットワーク読書』が結構面白い件について。

今日は僕の私見について。タイトルの『ネットワーク読書』とは完全に僕の造語である。

 

ここ1年近くは多読のスタイルを変えて、ひたすら蔵書を再読するようにしており、新しい本も全くと言っていいほど買っていない。

 

そういう読み方をしていると、時折『おや?』という気付きを得ることがある。それは、

 

『この辺の説明、あの本と似てるなぁ』

 

というものだ。そして、『ネットワーク読書』とは、この『無意識下で類似点を覚えた本を、連続して読む』という行為を指す

 

よく分からない。ということで、続きにてより詳しく述べていく。

 

 

知識の繋がりに喜びを覚えよう。

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この読み方の利点は、『あるテーマ』を複数の解釈で頭に入れられるため、定着度と応用のし易さが段違いになる、という点にある。

 

別々の主張をしている本の一節がある一点でつながれば、それはその他の知識もネットワーク化できたことに等しい

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簡単に言えば、世界史をテーマにした本を読んでいるとき、ふと経済学の考え方が閃くような感じである。(簡単に言えなかった)

 

しかしそのデメリットとしては、着想を得る最初の段階が難しいというのが挙げられる。僕自身、この『ネットワーク化』ができた組み合わせは、実際ほとんどない。

 

ということで、何かの参考になればということで、皆様に僕が類似点を見つけた組み合わせを紹介してみようと思う。

 

組み合わせ例。

 

サピエンス全史

 

言わずと知れた名著にして大作。

 

最近3度目の再読を終了したが、世界史にとどまらず、宗教史、経済学等の考え方を網羅しているため、あらゆる本がここに書かれたテーマに繋がっていく

 

例えば、ここに書かれていることを下地にすれば、以下のちょっと難しい(けど面白い)本の内容が、一層スムーズに入ってくる。

 

また、『科学』についてもサピエンス全史で深く扱われているため、下記のシリーズもまた違った観点から楽しむことができる。

 

あらゆる知識の幹となり得る名著なので、コロナで外出が制限される昨今、是非とも読了してほしい一冊である。

 

お金2.0

 

新しい『経済』や『お金』について、非常にわかりやすく書かれた一冊

 

言葉は分かりやすいのだが概念が難しく、3~4回読んでやっと実感を持ちながら理解することができた。

 

この本の知識を持っていると、『個人個人の価値』について解いた本が、精神論ではない論理立てで理解できるようになる。

 

特に以下の本を、より深く腑に落とすことができた。

 

これからの『お金』について、或いは『豊かさ』について理解したい人は、この名著を推す。

 

―ということで、言いたいことの5割も言葉に出来なかった気しかしないが、まぁこんな考え方もあるんだと思っていただければありがたし。

 

知識はネットワーク化することで使い物になる・・と言うのは、ここ数年で実感できていることだ。もっと早く知りたかった。

 

それでは今日は、この辺で。

 

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