精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

『教育』のせいで心が潰れないために。 ―即実践可能なストレスへの対処をお伝えする。

そういうニュースがやたらと心に残るだけなのもあるだろうが、Twitter等のSNSで、不安や怒りにまみれた発信が増えていると感じさせられる。

 

特にこの自粛・休校ムードに絡み、学校側の対応に苦言を呈する方々も激増していることから、僕は本気で教育現場のメンタル面が気掛かりである。

 

とはいえ、僕には心を軽くする言葉とかそういうのを言えるほど弁は立たないので、もっと実践的なお話をここに書いておこうと思う。

 

それは、『具体的』で『効果的』なストレスへの対処法についてだ。今日はそれらについて、即実践可能なものに絞り、ご紹介する。

 

 

筆記開示

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もう何度となく紹介しているテクニック。やることは簡単で、『頭の中に浮かぶ不安やストレスを、紙上に言語化していくだけ』だ。

 

僕はこれのストレス改善効果はトップクラスに優れていると感じているが、それを更に高めるには、以下のことを意識してみてほしい。

 

① 書き出した悩みについて、今ならどういう手を考えるか?

 

② その当時のメンタル(つまり心情)を、丁寧に描写したらどうなるか?

 

―ここまで具体的に考えれば、もはやストレスではなく、今後の人生に大切な『糧』に変わる

 

どうせやるなら、ここまでとことん活かすのがオススメである。

 

名言セラピー

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『名言』とされる言葉が持つ力は、殊の外大きい。何というか、自分のもやもやや悩み、痛みを大変冷静に見つめ直すきっかけになるからだ。

 

『あぁ』という感覚を得たとき、それは『名言』によって自分の中のネガティブが言語化できたということであり、その瞬間結構大きな安心を覚えるものである。

 

ということで詳しくは各々探してみてほしいのだが、今日は特に『あぁ』と思った名言のみご紹介する。

 

①相手の言葉に傷ついてしまうのは、あなたが相手と同じレベルだからです。怒ってしまうのは、あなたが相手と同じレベルだからです

 

②行いは己のもの。批判は他人のもの。知ったことではない

 

③やたらと批判する人は攻撃欲求が強い、とよく言われる。だがたいていの場合は、批判することで自分の存在をアピールしたいだけなのだ

 

―こんな風に、是非はさておき相手にしたくない人や言動は、『皮肉をこめていなす』と精神衛生上優れているのだという。

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さて。意見に真摯に耳を傾け、自分の責任として受け止めるべし!みたいな精神論はあるが、それが書かれた時代はここまで『意見』の洪水は起きていなかったはずだ。

 

そんな状態で全てを背負えば、壊れない方が極めて稀。そんな責任感などかなぐり捨てて、面倒なものは面倒だと、普通にスルーできるよう練習しよう。

 

常に広いネットワークづくりに注力する

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最終的に心を潰す人は、大体問題を抱えている状況に対し、そここそが【世界の全て】という考え方を持っている。

 

例えば、超ブラックな会社に行くのが嫌だとしても、そこに行くしかないと思い込んでいると、最悪その辛さが死の恐怖を超える。

 

だからこそ、そんな凝り固まった視点にならないため、別世界の存在を認識するため、そして何なら逃亡先として、関係性は広く作っておきたいところだ。

 

これは難しく考える必要はなく、例えば僕も、職場の繋がり、元バイト先の繋がり、学生時代の繋がり、趣味の繋がりなどをまだ持ってるし、大事にしている。

 

今はSNSの発達のおかげで、それを維持するために東西奔走する必要は無くなった。時折テキストメッセージを発信し、たまにオンライン飲みを企画すればいい。

 

自分が属する世界を、一つに絞らないことを僕は絶対にオススメする。

 

推薦図書

 

さて。ここからは少々、より深くストレスの対処法を知りたい方、そして何なら少し疲れている方に向けて、推薦図書を2つ載せておく。

 

まず何より、【超ストレス解消法】である。心を軽くする言葉とかじゃなく、超実践的で、科学的に効果が確かめられたメソッドが網羅された一冊だ。

 

ストレスを徹底して滅したい方は、いわば参考書的な意味合いで持っておくのをオススメする。

 

次に、過去別のブログでオススメしたこともある、【がんばることに疲れてしまったとき読む本】だ。

 

コチラは、メンタル管理のプロによる、さっきのとはまた別のメソッドや、鬱のメカニズムが解説された本。

 

文体が優しく、こちらを駆り立てるようなセリフは全くと言っていいほど無く工夫されているため、無理なく【頑張らない】方法が学べる良著である。

 

多大なストレスは、もはや精神論でどうこうするものではない。その習得と勉強には、時間やお金をある程度投資しておいた方が絶対に良い。

 

終わりに。

 

僕はもともと、ストレスを受けたらイライラするというタイプではなく、どちらかと言えばお叱りに大ダメージを受けるタイプのネガティブである。

 

ちなみにこっちの方が対処としては厄介であり、僕は今の仕事に就く前、ちょっと思い出したくない思い出があり、精神をぶっ壊しかけた経験がある。

 

そういうのもあるからこそ、特に風当たりが強い業界の方には、本当にご自愛されてほしいと心の底から考えている。

 

ここに書いたのが参考になればありがたし。では今日はこの辺で。

 

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