コロナの裏で、このニュースが話題になっている。
色んなインフルエンサーがこれについてNoを突き付けているため、『なんかよくわからんけどヤバイ』という認識の方も非常に多いと思う。(僕もですが)
しかし、今日はこの内容について解説・・などという何百番煎じかわからないことを述べる気はない。
むしろ、こういうホットな話題を自分で調べる際の注意点を述べようと思う。
特に教師・講師等、人に説明をするのが仕事という方は、参考にされたし。では以下続き。
おびただしい感情論とポジショントークに気を付けること。
少し考えれば気付けるかと思うのだが、Twitterで大盛り上がりの意見を何百と読んでも、物事の本質には多分近づけない。むしろ遠ざかる気がしている。
理由は簡単で、その9割以上は感情論やポジショントークだからだ。
クソ!バカ!死ね!ふざけるな!何考えてる!安倍の私物化!という言葉が先に立つなら、それに染まらないよう気を付けてほしい。
疑問を持つなら、とことんテーマについて掘り下げた先がオススメだ。今回ならそもそも、『検察って何?』というのがスタートかな、と。
ヘンなプライドを掲げて知ったかぶると、超簡単にミスリードを食らう。(黒歴史だから隠してたが、僕は10代末にそれが拗れて貴重な友人を何人も失いかけた)
白状するが、僕は社会の授業を受け持ちながら、検察については教科書に書いてあること以上はわかっていなかった。
だからそれについて、今一度色々と調べてみたところだ。
―しかしその先々で、上記のニュース絡みの感情論がたっぷりの記事が、邪魔をする。客観的な書き方のページに行くまで、少し苦労したほどである。
一応参考がてら載せておくので、『検察』そのものについて興味のある方は、是非どうぞ。(個人的には検察庁は行政機関の一部というのが意外だった)
では、どういう情報源を当たるべきか?
これまた実は僕のポジショントークなのだが、『世論と逆のことを言っている方』を、情報源として調べるのがオススメだ。
今回であれば、『改正案反対に疑問を投げかける人』ということになる。(もっともこの中には、みんなと違うことを深い考えもなく言ってるだけの天邪鬼もいるのだが)
更に言うと、それに対する反論が『ウィークリンク』を付くヤツしかない場合、その情報源はかなり強力だとみていい。
※ちなみに『ウィークリンク』とは、議論に関係ない弱みである。例えば、活舌とか、その人のキャラとか、過去の汚点を引っ張り出す、とか。
その観点から行くと、非常に目から鱗だったのは以下の記事と動画である。なんかよくわからないけどエキサイトしているのなら、是非みてみてほしい。
・・・ということで、今日はホットな話題との接し方について、私見を書いてみた。
生徒に対し、不満や不安、苛立ちでしか物事を説明できなくなったら終わりだと常々考えているため、この時世だからこそ気を付けたいテーマである。
もちろん、調べるのは良いことだし、むしろそのスキルは常日頃から磨いておくべきだろう。だが、それで色々踊らされたら面白くないではないか。
別に特定の誰に向けたわけでもないが、お役立ちいただければありがたし。では今日はこの辺で。