どうもおはようございます。
今この記事はですね、パソコンの前に座ってカタカタと打ち込んだものではなく、実家に帰省する車の運転の途中で携帯に吹き込み、アプリで文字に起こしたものです。
昔からずっとですね、同乗者がいない限りはドライブって不毛だなと感じていたわけですよ。
英語の勉強とかができるかもしれないんですけども、そんなもんじゃ時間がもったいなくてですね・・・。
だから無料のアプリを入れてみたんですけども、これを使うことで、運転時間によっては記事の1つや2つは書けますので、ぜひぜひ使っていただければと思います。
さて。ドライブ中にですね、何をテーマに語ろうかという話ですが・・・。
最近相談が増えてきた、『作文』にしようと思います。
作文について、真面目に悩んでいらっしゃるお子さんや生徒さんに伝えてあげてほしいなーっていう話を、今日はここでしゃべろうと思います。
良い作文って何なんだ?
まず、良い作文についてお話ししていくんですけども、実はですね、良い作文だと評価されるかされないかは、ある程度の傾向があります。
そこで、できるレベルで守ってほしいポイントが3つほどあるんですよ。
まず一つは自分の立場が明確であることです。こんなもの当然なんですけど・・・。
例えば一つの質問に対して、いいかもしれないし悪いかもしれませんと答えたり、自分の体験談を書くことに終始して、賛成か反対かを書かないまま終わる。
これが無いと作文として致命傷なので、気を付けていただければと思います。
次は少し意外な話になってくるのですが、接続詞を使うと、評価が高くなりやすいです。
【つまり】【しかし】といった基本的なものから、【たしかに~けれど】どみたいな譲歩構文を使いこなせていれば、めちゃくちゃ良い作文だと評価されやすいです。
そんなデータもございますので、接続詞を使いこなす、少なくともそういう意識を持たせるような指導ってのは、絶対に必要だと思います。
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―最後のポイントはですね、漢語を使っていることです。
ひらがなでダラダラと書くんじゃなくて、漢字2文字ぐらいで簡潔に終わらせるみたいな感じですね。
例えば、「目標に向かって一生懸命頑張ること」を、【努力】とまとめる感じに近いですね。
まとめれば、伝えたいことを明確に、接続詞と漢語を使ってシンプルに伝えるというのが大事になるわけです。
―それを踏まえて、次は作文の力を高める勉強について触れたいと思います。
『作文力』の鍛え方。
前提として触れておきたいことがですね、間違った勉強法についてですね。
それは、作文の知識が全く無い状態で書く勉強をしても、書けるようにならない、ということです。
作文は書けば書くほど上手になるって言われますが、それは半分正解、半分間違っていると言えます。
作文の型を習得した状態ならば、確かに書けば書くほど伸びます。
ただそれは、ある程度の基礎ができた段階で書く練習を重ねることによって、経験則ができ、それによって点数が伸びるというのが正確なところです。
つまり、まず最初にするべき勉強というのは、高評価高得点とされる作文の回答をいっぱい読むことです。
そして得てして、この勉強をしてる人はまずいません。
原因は多分、そういうのをまとめた本とか記事の数が少ないことと、「答えを見てはいけません」という謎の洗脳のせいでしょうね。
だからこそ、効果的な勉強法として僕らができることはですね、とにかく例題と模範解答を搔き集めてくることだと思います。
作文のテーマはある程度のジャンルがあり、実は各年度、大抵その中の使い回しなんです。
なので、10~15パターンくらい用意しておけばですね、事足ります。というより、事足りました。
テーマをたくさん与えれば与えるほど、作文そのものに難儀する程度は減っていきましたね。
そして、次に効果的な勉強法は、やはり漢検ですね。
使い勝手が良い汎用性の高い漢字の熟語は、大体3~4級にまとまっています。受ける受けない関係なく、語彙量を高める方法としてオススメです。
そして、さらに高いレベルを目指すなら、もう一個いい学習法があるんですよ。それは、例題に即答するというやつです。書く必要はありません。
例えば、英検1級二次試験の対策として、僕はCDの質問に即答するという練習をずっと重ねてきました。
結果驚きですが、一次試験のライティングですね、これの答えそのものが本当に一瞬で閃くようになりました。
これを中高生の学習に応用するなら、例えば頻出テーマだけをまとめたプリントか何かを用意してあげて、即答できるよう覚えてくる・・という課題でもいいと思います。
何より、圧倒的に攻めの学習なので、頭に残る率や刺激の高さも違います。悩める人を減らす最高の学習法の1つなので、是非とも教えてあげればと思います。
ケアレスミスについて。
そして最後に、ケアレスミスをどうやって撲滅するかが気がかりだと思うんですよ。
断言しますが、ケアレスミスは0にはなりません。僕も後で自分のブログを見返してて、誤字あるじゃんとか気付くことは山ほどあります。
では、それにどう立ち向かうのが正解か?僕は、ケアレスミスについて、気付くことと減らすことが大切だと考えています。
では、どうすればいいかって言うと、例えば自分自身がどこで間違えるかを把握しておきましょうとか言ってもいいんですけども・・・。
そもそも自分が間違えてることに気づけていない人が多いので、気付くとはどういうことかっていう経験をですね、まずは積ませた方がいいと思います。
論理トレーニング101題っていう素晴らしい本があるんですが、そこでも紹介されてたトレーニングで間違い探しというものがあります。これがオススメです。
こちらで何かしらの模範解答ぽい文を用意して、あらかじめ生徒が間違えやすいポイントを、忍ばせておきます。
そして、「この中にはミスが7つあるから、探して正しく直せ」と言う練習をさせてみたことがあるんですよ。これ、反応上々でした。結構良かったです。
そうするとですね、「なるほど、ここを見ればいいのか」っていう経験則ができますので、自分のそれの間違いに気付くやすくなることができるでしょう。
―尚、正答率が悪かったのは、序論と結論で食い違っているという矛盾、それに対するツッコミですね。
例えば、文の最初では挨拶はした方がいいと言いながら、最終段落でいきなり挨拶はするものではないのに変えてみるとか。
面白いことに、「何かおかしいこと」には気づけてるんですが、どう直せばいいかには気づけないってのが多いです。
これが何を意味するかと言うとですね、1回本番で矛盾をやらかしたら終了ってことです。早めに矯正しないと、ワンアウトで0点にもなり得ます。
ある程度基礎が固まってきて、漢字も覚えたという段階までいけば、例えばフローチャート方とか教えてあげてもいいんですけども・・。
それは10月、11月じゃないかなと思います。
ちょっと余談なんですが。
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『ディスグラフィア』という症状がありまして。
簡単に言えばですね、字が汚いとかそういうレベルじゃなく、判読できる字を書くことができないっていう症状があります。
どこの学校か忘れたんですけども、ディスグラフィアのせいで圧倒的なハンデを背負っている生徒に対し、試験でタブレット等の使用を認めたというケースがあります。
この動きが広まると、何が起きるか?もはや、作文はパソコンに打ち込み、なんて未来も想像できてしまいますね。
そうなってくると、原稿用紙の使い方とかそういうのはそんなに遠くない未来滅ぶと思いますので、あそこまでガッツリやる意味はどうかなと思うんですよ。
白状しますけど、僕も原稿用紙の使い方って適当に捉えてて、授業直前10分前の予習で済ませることも多いです。
作文なんて、文体と内容がキモであり、原稿用紙の使い方を徹底指導するのは本末転倒だと思うのですが・・・。皆さんはどう思われるでしょうか?
終わりに。
ここまで喋ってて、大体3500字ぐらいです。これをパソコンで打つと、絶対に2時間ぐらいかかるんですよ。
それが運転中にできてしまうので、ポケモンじゃないですが科学の力ってすごいですね。
では、ここまでお読みいただきありがとうございました。
―やはり『書き』と『話し』の言葉って、自分が語るソレでも違うのだとひしひし感じている。なんというか、面白い。
たまには、徹底して話し言葉チックな記事も、これを使って書こうっと。