僕の住む県で、あるトピックが話題になっている。簡単に言えば、某Youtuberがコロナ感染状態でパリピしていたと発覚した、というものだ。
瞬く間にそういうニュースは拡散するので、生徒が通う学校もその話題で持ち切りだという。
―やはりというかなんというか、ぶっちゃけ誰もかれもが謎にテンパっている。その雰囲気は伝染するので、僕も謎に浮足立ってしまった。
・・こういう時に大切なのが、【調べる】という作業だ。つくづくそう思う。
ヘンに心が動揺したときは、僕はこのステップをオススメしたい。今回は理由も添えて、お伝えする。
利点①:わからないから不安、が減る。
ある事柄が不安でたまらないときは、実はそれのことをよく知らないという、ただそれだけが原因のことも多い。
となれば、その物事を徹底して調べれば、それだけで不安等が霧散するのも至極当然である。
だから僕も早速調べてみた。それは、わかるようでよくわからない【濃厚接触】の定義だ。
ぶっちゃけそのガイドラインに抵触していなければ、どこで何をしてようが、確率としてリスクが超低いのはわかる。
すると、以下の情報がヒットした。
丸ごと引用してみよう。
新型コロナウイルス感染症 濃厚接触者の定義が更新されました。
新しい定義は、患者(確定例)の感染可能期間に接触した者のうち、次の範囲に該当する者です。
*感染可能期間とは、コロナウイルス感染症を疑う症状を呈した2日前から隔離開始までの期間
・患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等)があった者
・適切な感染防護無しに患者(確定例)を診察、看護もしくは介護していた者
・患者(確定例)の気道分泌物もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
・その他:手で触れることのできる距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策無しで、患者(確定例)と15分以上の接触があった者
(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)
という感じ。まず当然だが、僕はその人と同じ空間にいたわけじゃないので、そもそも定義に全然当てはまらない。
また、これだけ情報が広まってきているので、心当たりがある人はどんどん申し出るだろう。(それかオフ会の動画も残っていることから、多分Twitter民に突き止められる)
それに、発症者がいたところに近づいた人さえ、僕の周りには現状いない。
そして何より、その人が訪れた場所は基本開けた空間か、換気・空調などで空気の流れがあるところなので、施設丸ごとがマズいという話もバカげていると分かる。
―論理としては穴だらけの理屈だが、冷静に考えれば考えるほど、むやみにテンパって意味もなく慌てるのはナンセンスだと思えてくる。
やはり知ることは、不安や動揺を鎮めてくれる最高のツールの1つである。
利点②:目先のネガティブから自分を切り離せる。
過去何度もお伝えしたことだが、ネガティブに囚われたときはそこから自分を切り離すのが最善手だ。(ちなみにその能力の究極体が仏教徒である)
ネガティブにハマっている自分を認識し、その悩みを外から眺める感覚・・・・。これは非常に難しく、修行レベルの努力が必要である。
―だが、それに近い精神状態に持っていく術はある。それは【没頭】だ。
あれやこれやと情報を集め、精査し、組み合わせるとき、僕らはその作業に没頭する。簡単に言えば、深く集中しているのだ。
目の前の対象にハマっているとき、僕らはネガティブの外にいる。【知ること】は、その状態に入ることも容易にするツールなのだ。
―余談だが、僕はそもそも読むことから軽く負担が掛かるソースを参照すると、その状態に入り易いと感じている。
参考になるかはわからないが、最近はコロナについてを英語で書いてある記事を読んでいると、15分くらい読みふけることができた。
人を選ぶが、よろしければ真似してみて欲しい。
終わりに。
―ということで、こういう経験をすればするほど、勉強嫌いを放置してるとマズいなぁというのをつくづく感じてしまう。
僕は主要五科目が嫌いなのはまぁ止む無しとは思うが、それ以外のトピックの検索全てを怠る姿勢は、巡り巡って損しかないと考えている。
ただしここは、大人がいかに楽しそうに、イキイキと勉強している姿を見せるかだとも感じている。勉強を苦学と捉えると、一歩踏み出す勇気が全て挫かれる。
・・・最後はちょっとしたボヤキになってしまったが、なぜか無駄にテンパることがあるのであれば、一度調べることに没頭してみてはどうだろうか。
では今日はこの辺で。