絶賛夏季講習でしんどいため、今日は1000字程度でサクッと書く。
モチベーション維持は大人でも難儀する永遠のテーマだが、不思議なことにそれが超上手な生徒は割といる。
イキイキと勉強に取り組み、どん欲に知識を得ようと質問が激しい。おいおい、こんなの自分が子どもの頃は無かったぜ!
・・・僕はどちらかと言えばそれがヘタクソなので、『な~んでこやつらはここまでやる気に滾ってんねん』と、無茶苦茶不思議に捉えていた。
だから、彼ら彼女らの様子をぢっと観察してみた。秘密は一体、どこにある?
―すると、結構共通事項として、『アレ』を作るのが上手というのが分かったのだ。
何というか、言われてみれば確かにそうなのだが、これに無意識で気付けるってスゲェと思わされる、そんな『アレ』。
今日はそんなお話。
もったいぶらずに言っちゃうが、それは『成果』だ。
やる気に溢れる生徒は、目先の課題に中間目標を設定し、そこのクリアに心血を注いでいるケースが多い。
実はこれ、過去何度か書いたが、長期の目標を最終的に叶えるのに効果的な、コツの一つである。
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彼ら彼女らは、『よっしゃー、この単元8割あったぜー!』とか、『漢検6級受かったぞー!』という風に、自分の成長を確認できる場面を作るのが非常に上手い。
―一方、すぐにやる気が鎮火する生徒程、どんなに短期の目標でも『次回のテスト』みたいなのを設定し、成長を感じられずにポシャるのだ。
だからこそ、小さなことで喜んでいる生徒が居る場合は、間違っても『こんなん誰でも・・・』とか、『もっと先を見据えろ・・』という風に、水を差してはならない。
それは立派なモチベーションを維持し、管理する術なのだ。意識しているか、無意識なのかはさておき。
―逆に言えば、やる気に難儀する生徒が居る場合、まずは目先の課題にまで切り分けて、それに集中して取り組むという方法が、やはり優れていると言えそうだ。
ここは生徒に丸投げするには少々難しいタスクなので、さすがに大人のヘルプがあった方が良いとは感じる。
コロナ自粛の傷が冷めやらぬ昨今、モチベーションに難儀し、根性論も通じない子がいるのなら、是非伝えてみてはいかがだろうか。
それでは今日はこの辺で。