精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【小ネタ】モチベーション維持が上手なヤツは、『アレ』を作るのが上手い。

絶賛夏季講習でしんどいため、今日は1000字程度でサクッと書く。

 

モチベーション維持は大人でも難儀する永遠のテーマだが、不思議なことにそれが超上手な生徒は割といる

 

イキイキと勉強に取り組み、どん欲に知識を得ようと質問が激しい。おいおい、こんなの自分が子どもの頃は無かったぜ!

 

・・・僕はどちらかと言えばそれがヘタクソなので、『な~んでこやつらはここまでやる気に滾ってんねん』と、無茶苦茶不思議に捉えていた。

 

だから、彼ら彼女らの様子をぢっと観察してみた。秘密は一体、どこにある?

 

―すると、結構共通事項として、『アレ』を作るのが上手というのが分かったのだ。

 

何というか、言われてみれば確かにそうなのだが、これに無意識で気付けるってスゲェと思わされる、そんな『アレ』

 

今日はそんなお話。

 

 

もったいぶらずに言っちゃうが、それは『成果』だ。

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やる気に溢れる生徒は、目先の課題に中間目標を設定し、そこのクリアに心血を注いでいるケースが多い。

 

実はこれ、過去何度か書いたが、長期の目標を最終的に叶えるのに効果的な、コツの一つである。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

彼ら彼女らは、『よっしゃー、この単元8割あったぜー!』とか、『漢検6級受かったぞー!』という風に、自分の成長を確認できる場面を作るのが非常に上手い

 

―一方、すぐにやる気が鎮火する生徒程、どんなに短期の目標でも『次回のテスト』みたいなのを設定し、成長を感じられずにポシャるのだ。

 

だからこそ、小さなことで喜んでいる生徒が居る場合は、間違っても『こんなん誰でも・・・』とか、『もっと先を見据えろ・・』という風に、水を差してはならない

 

それは立派なモチベーションを維持し、管理する術なのだ。意識しているか、無意識なのかはさておき。

 

―逆に言えば、やる気に難儀する生徒が居る場合、まずは目先の課題にまで切り分けて、それに集中して取り組むという方法が、やはり優れていると言えそうだ。

 

ここは生徒に丸投げするには少々難しいタスクなので、さすがに大人のヘルプがあった方が良いとは感じる。

 

コロナ自粛の傷が冷めやらぬ昨今、モチベーションに難儀し、根性論も通じない子がいるのなら、是非伝えてみてはいかがだろうか。

 

それでは今日はこの辺で。

 

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