僕は『一石二鳥』という言葉が好きで、できれば一粒で二度美味しい状態で毎日生きたいと考えている程だ。
だからか、自分が『これはお得だった!』と思った本については、すごく色濃く覚えている。それこそ、人にむっちゃ推したいほどに。
ってことで今日は、『読書感想文』にも『五科目の勉強』にも適した名著を、ザザッとまとめてみようと思う。
古典:『はなとゆめ』
時代分析は緻密なのに、アッサリしたところは非常にアッサリしているため、ヘンにつまずくことも飽きることもなくザクザク読めた名著だ。
―これの嬉しいところは、『つかみどころがあるようでない古典常識』が、大変ナチュラルに吸収できるところだ。
当時の権力争い、地位に固執する貴族、仕える際の体制、当時存在した組織とその仕事内容等々・・。
古典というカテゴライズで紹介はしたが、日本史の勉強としても優れている。もちろん内容も非常に面白く、泣けるシーンもあるので、いの一番にオススメだ。
※山口県内某私立高校の入試に採用されたこともあるですよ。
理科:空想科学読本1
ある種、言わずと知れた有名作。文字式と、台車やバネがどうこうという図だけでは理解できない『物理』が、捧腹絶倒のケースと共によくわかる一冊。
『無味乾燥な勉強って、こう使えば面白いんだ!!』と、目から鱗の名著だと思う。僕も理科は苦手なのだが、それでも素直に面白い。
―なぜ1巻を推すかというと、僕にとってツボなネタが多いためだ。
ウルトラマンが上空から着地した末路や、一兆度の炎のヤバさなど・・。思い出すだけでニヤニヤしてしまう。
まぁつまりそういうヒーローが好きなだけなのだが、それを差し引いても十分面白いと思う。少し古いため安く手に入るのも、ポイントが高い。
英語:英語の勉強をはじめからていねいに
これは読書感想文にしていいかどうか議論が分かれるところだが・・・。僕は、書いてある教えの量と濃さを考えると、別に良いのではと思う。
正直、大学受験に関しての話がメインだが、勉強法そのものの考え方は、例え中学生が相手だろうが十分通じる内容である。
『何か一冊読んだ!』という経験も積めるし、絵も綺麗なのでありがたい。安く手に入るので、是非とも夏にどうだろうか。
終わりに。
―ってことで、自分で言うのもなんだが、僕はなかなか、18歳まででも読んで面白いだろうなぁ・・って本を読まないタチなのだ。
本当は宇宙創成とかフェルマーの最終定理とかサピエンス全史とかグローバル経済学入門とか、色々と推したい本は他にある。だが、多分響かない。
本は強制されたら途端にツマラないものだ。そこは念を押しておく。
では今日はこの辺で。