今日はクッッッソ体調が悪い。
コロナ?いえいえ、二日酔いです。貴重な脳細胞、いくつ死んじゃったかなぁ・・・。
―ってことで、新しい内容を考えるにはあまりにもグロッキーなので、今日も別ブログに書いたけど、テーマ的にこっちだよなという記事を転載する。
ただ、丸コピは流石に・・ということで、内容に微調整は加えることとする。
では、以下本文。
これの続き。
hitomishiriteki-jinseikun.hatenablog.com
今回は、市販の参考書に書いてあることは極力省くというスタンスで書こうと思うので、ご留意をば。(もっと丁寧な記事は検索したらゴロゴロありました)
では、まず何より一次試験突破のためにやったことをつらつらと。
今日のテーマはリーディングである。
合格率はエグい!
一次試験の合格率を検索してみると、15%そこそこで安定しているそうだ。100人受けたら15人しか受からない計算である。
20人収容する試験会場なら、二次試験で再び会えるのは3人。実際、1次試験で見た人のほっとんどは、確かに二次試験の会場で見なかった。
その理由は何故だろうか?というところからスタート。
単語・熟語のレベルがエグい。
これに尽きる。日本語に訳してもチンプンカンプンな単語は山ほどある。
「捧腹絶倒な~」とか、「国際色豊かな~」とかいう意味の単語を、読めてそして書ける人は一体どれくらい居るのだろう・・・。(僕は無理です)
又は、weed out を見て、無知の状態から即座に閃く人はどれくらい居るのだろうか。(ちなみに「雑草をout」から転じて、一掃する、排除するという意味です)
では、そういう単語・熟語はどう攻略するか。
僕は、割り切った。こういったヤツらは、読解に使うもので、別に書けなくてもいいや、と。
実際ライティングに上記のゲ○ムズ語は一切使わなかったが、合格点は取れた。(合格者平均は下回っちゃったけど)
ということで、まずは出てきたら訳せるレベルになればいいという認識で暗記に入るのが吉だと感じる。
以下、僕の覚え方。
①
初日、15分程で語句の意味を確認、例文を音読。(大体40くらい?)
②
2日目朝、初日と同じように新しい語句をこなす。
③
2日目夜、初日にやった語句の意味を思い出せるか、例文で確認。
(例文の和訳の内、単語・熟語の意味となる部分が赤文字になっているハズなので、そこを赤下敷きで隠しつつ確認するという具合)
ここで、覚えられていなかったものに正の字でチェックを付けることをお忘れなく。
④
3日目朝、初日と同じように新しいのをこなす。
⑤
3日目夜、①、②でやったものの意味を思い出せるか、例文でざっと確認。
但し、①の語句については、自分が前回忘れていたところだけで良い。
そして覚えられていなかった単語に正の字でチェックを付けておく。
⑥
4日目朝、初日と同じように新しいのをこなす。
⑦
4日目夜、②、④でやったのを確認。②については前回間違えたところのみ・・。
以下繰り返し。
図で表すとこんな感じ。↓
複雑な行程なので、じっくり読んでいただけると有難し。
・・といった感じで、3日連続で同じ語句に触れることを意識した。反復練習をするかしないかは、実際問題記憶の定着が全然違う。
人によっては暗記の時間帯も大事で、僕自身は『夜に新しい単語は頭に入らない!』と感じた。
―では何故例文で確認するのが大切なのか?
無茶苦茶大事なことなのだが、語句には相性の良い前置詞だとか、文の雰囲気というのが必ずある。そこごと暗記しないと、実は点数に結び付かないのである。
例えば、国際色豊かな~ときたら、街とかそういうのが来るよね、といった具合である。
また、例文でしれっと過去形過去分詞形に変形しており、不規則変化やんけコレ!という発見も多い。
語句だけ見て意味を取る訓練は、上記の流れを続けていれば、試験2~3週間前で充分間に合った。
ただし、その訓練は必須なので、対策しないと危険だ。
本番の問題は、単語ないし熟語”だけ”を見て、最も適するものを選べというものが25問も出る。
満点は無理ゲーなので、長文は1,2問しか落とさないくらい得意だぴょんという方は、ここで8問くらい落としても実は大丈夫である。
また、英語の勉強に音読は必須である。声を出さずに覚えられるとしたら、超天才か勘違いだとさえ思っている。
この中で日本語を幼少期より参考書で勉強した人は居るだろうか?
※2020年現在は以下の方法を使ってマス。↓
jukukoshinohibi.hatenadiary.com
長文について。
長文全体に言えることだが、センター試験とか大学二次とかTOEICの感覚で準1級も解けると思っている人は、実は危険である。(過去の僕もそうだった)
上記のことに求められるのは速読だが、英検準一級の長文に必要なのは精読である。
丁寧に読み飛ばし無く、きちんと意味を追えば、正解に結び付く。しかしどっか飛ばすと、簡単にミスリードを食らう。そういう印象である。
理由は、関係代名詞や分詞がこれでもかと文に捻じ込まれていて、主語を見失うわ、代名詞の指す内容が飛ぶわでメンドクサイからである。
ということで上記の文法がそもそも苦手な人は、高校参考書等で用法・訳を確認するのが先決。ちなみに、倒置法だとか感嘆文とか、そもそも小説は出てこない。
さて。
実際ストップウォッチ等で時間を計ってみると、案外それに余裕があるハズである。(文法を15分で終えて、ライティングに30分残すにしても、45分まるっと使える)
その時間いっぱいを使って、丁寧に。これが僕の場合高得点に繋がった。
空所補充について
参考書の方が死ぬほど詳しいので、僕が特別やったことだけ。
問題にはやはりクセがある。「こういう流れで来て、空所のあとがこうなら、ここにはこういう感じの文ないし語句が入るのね」という勘を養うのが大切かなと。
余談だが、because,For one reason,In additionといったバリバリ出る繋ぎ言葉は、滅茶苦茶出る上に大体参考書に纏めてあるので、絶対に暗記しなければならない。
知らなきゃ解けないし、知っていたら解けるのである。
話を戻すと、解いた後に何故そうなるのか納得するまで考えることと、長文丸ごとの音読はずっとやってきた。
ここの感覚は上手く伝達できないが、例えば、ただの良い雰囲気の説明が2つ3つ続いた後は、大体howeverとかが来て、話が変わるなぁ、といった類である。
テーマは医学とか国際問題、土地の特徴からプロレス団体まで幅が広すぎるため、日頃から如何に色んなニュースを読んどくかに掛かっているのではないだろうか。
空所補充は6問なので、10~15分で切り抜けて長文にたっぷり時間を残したいところである。
長文読解について
パターン化するのも恐縮だが、以下僕のイメージである。
正解とは、「違わなくもないなぁ」程度にふわっとしていることが多い。
「そうとも読めるけどサァ・・」みたく、ズバリ正解!なことはあまり多くない。分かりにくい言い換えとかがほとんどで、自信を持って正解を選ぶのは結構ムズイ。
ということで、選択肢全てを吟味する作業はあった方が良い。
不正解の選択肢は、逆に結構堂々と間違っていることが多い。
「こんな記述、本文にねぇなぁ(一般常識ならそうかもだけど)」→まず×
「指している内容があべこべだぁ」→絶対×
「前半部分はあってるけど後半は違う・・」→絶対×
みたいな判断基準があるだけで全く違う。間違いを省いた方が、速くて安全かもしれない。
尚、よく意味が分からないときは、問題を簡単なイラストに起こすのも一手である。
さて。ここからは精神論だが、長文は大体2~30問解いた頃から、カンというか何というかが養われてくるものだ。
結果、この書き方はアヤシイだとかが、もはや無意識の部分で分かってくる。
しかし、大抵その後にスランプが来て、必ず毎回1,2問落とす時期も来る。そういう時に如何に腐らないかも大事である。
ひたすら、読解・復習・音読・単語熟語の暗記!に尽きる。淡々とやったもの勝ちである。
ちなみに、僕はメインで以下のテキストを使っていた。
ここの問題は、いつ出されても全部正解くらいにやった。といっても3~5回繰り返せば勝手に覚えるので大丈夫である。
で、上記の問題集を終えた後から、いよいよ過去問に入っていく。
文法はまだ良いが、参考書の物はあくまで予想問題である。
クセとか傾向とかは、やはり過去問じゃないとつかめない。メイン教材は、ある程度まで行ったら過去問一択くらいで考えて良い。
尚、僕の本番のリーディングの成績は、神が舞い降りたのか38/41であった。落としたのは単語3つ。
てめぇだから言えるんじゃんという感想は放置して言うが、長文はハッキリいって点を取りやすい。難問奇問○問といった類は、過去問を8~10回解いた中でも0である。
(予想問題集には、絶対こうはならねぇだろF○ckってのがあった)
目安としては、
・単語熟語を選ぶヤツ→単語帳1冊と予想問題集と過去問のみと割り切る
・長文 →とにかく丁寧に数をこなす
という具合。優先順位は長文に置くべきである。単語はハッキリ言って底が無い。時間対効果が極めて悪い。深追いは禁物だ。
必要なのは満点ではなく、7割程度の正答率であることをお忘れなく。
雑多になってきたので・・・。
乱暴にまとめる。
・英単語、熟語は例文で、3日連続で確認。単独で意味を取る訓練も行う。
・長文は、何故正解なのか、何故不正解なのかをしっかり納得するまで復習。
・空欄選択(単語熟語)<<長文 の比重で対策。
といったところだろうか。
これはあくまで一例かつ主観的かつ個人的なことなので、自分に合わないと感じた方は別の方法を採用した方が絶対に良い。
では、今日はこの辺で。