精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

1級で8割を取るくらい『英語』の『リーディング』が得意になった心当たりをまとめマス。

手前味噌だが、僕は英語の試験の内、『長文読解』を含むリーディングが一番得意である。

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※他2つがやや劣りなのはしゃーない

 

中学校の頃はザ・真ん中の成績であり、公立高校入試本番も、まだ覚えているが22点だった僕だ。一体何が起爆剤となり、ここまで点が伸びたのか?

 

結構これって大事な情報かもしれないナァ。ってことでむっちゃ恥ずかしいけど、僕なりの心当たりをひたすらに列挙したいと思う。

 

 

確実な心当たり①:単語を大量に覚えたこと

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まず最初の小爆発は、英単語を嫌というほど頭に叩き込んだ後に起きた。

 

高3の頃、僕は東進衛星予備校に通い始めたのだが、そこでフラッシュ暗算みたいに英単語を覚えるシステム』にハマったのだ。

 

モニターにパッと表示される英単語の意味を、クリックやテンキーの入力で選ぶ。もちろん最初は『点を上げるため』に行っていたのだが・・・。

 

気付けば日々伸びていく英単語のストックとスピードに夢中になり、単に面白いのでそれを毎日やるようになった

 

気付けば(当時)1500単語はあっさりと習得できた。だがそれに飽き足らず、今度は如何に速く解くかに日々挑み続けた。

 

結果、3か月後には500単語を10分掛からずチェックするくらいの速度に至った気がする。熱狂のパワー、いとすさまじ。

 

―ここまで行けば、成績は変わる。英語の長文の意味が分かるようになったのだ。

 

・・・・だが不思議なことに、最初は点がピクリとも動かなかった。何故か?なまじ読めるばかりに読み取りに時間を掛けすぎて、時間不足になったためだ。

 

ってことで、最初の大爆発は、次の勉強法に因るところが大きいのです。

 

確実な心当たり②:音読学習を中心に据えたこと

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高2の頃から音読学習は続けてきたが、使用していた教材の難度は低いため、センターレベルになると色々引っ掛かってスピードが出ないという弱点があった。

 

ということで僕は賭けに出た。テキストに使用されていた、有名私立大レベルの英文を使って音読するように変えたのだ。

 

最初は当然歯が立たない。単語・文法・訳を何度も確認して、10回くらい読めば、何とかスラスラレベルに変わる。それを日々愚直に繰り返した。

 

―そんな日々を4ヶ月くらい過ごしたあたりだろうか。100点くらいをうろちょろしていたセンター模試の点が、突然160点くらいに伸びたのだ。

 

 当時の感想とかもう思い出せないが、時間が10分くらい余り始めたときと、それはほぼ同時だったのは覚えている。

 

つまり、『内容を理解しながら読み取る速度そのものが上がった』ということであり、これは音読学習で負荷をかけたことが多分大きい。

 

誓って言うが、当時も音読は1日10分前後しかやっていない。最初の数週間を乗り切れば、後は習慣として勝手に継続できる。

 

これは間違いない心当たりの一つです。

 

多分そうだレベルの心当たり①:違う選択肢を探し始めたこと

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東進衛星予備校に通っていた時は現代文の授業も取っていたのだが、その際『正解をズバリ探すより、間違った選択肢を弾くべし』という教えを何度も説かれた。

 

その際ふと、『これって同じ読解の問題なんだから、英語の長文でも使えるよね』というのを閃いて、試しに模試で使ってみることにした。

 

―実はこのタイミングと、160点フィーバーのタイミングは、全くもって同じだった。長文がほぼ当たるという神がかりを起こしたというワケだ。

 

今では間違いを弾き、正解の根拠を探し・・・というのは自動化されているので難なくできるが、音読等で地力を高めていない限りは、逆に時間が掛かって詰む

 

正解を探すのではなく、間違いを消す。これは点が上がった理由の一つと思うくらい、大事な考え方ではなかろうか。

 

多分そうだレベルの心当たり②:この仕事を始めたこと

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僕の売り物は説明だ。そして、聞くに値する説明を創るには、生徒に何を伝えねばならないか、生徒は何に悩んでいるか、相当に頭をひねる必要がある。
 

始めたての頃は、生徒が何に躓き、そしてそれをどう取り除けるか、まるで見当がつかず苦戦ばかりであった。怒られたことも数知れない。

 

―が、それがある程度マシになったくらいで、ある変化が起きた。僕の学力が上がったのだ。具体的には、センター試験のアベレージが190点くらいになったのだ。

 

これは不思議だったが、実は人にモノを教えるつもりでインプットをすると、その学習効果が爆上がりするとは今ならよくわかっているので、納得ではある。

 

大学生以上が英語の『読解』スキルアップを狙うなら、塾講師のバイトをするのはアリかもしれない。

 

多分そうだレベルの心当たり③:雑多の知識を入れるのが好きなこと

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これは我ながら得な性格だと思うのだが、僕は色んな知識を調べては眺めるのが大好きである。Wikipediaを見てたら1時間経つとかザラなのだ。

 

すると何が起きるか?大体どんな長文を読んでも、『アレのことか』と、何かしらの取っ掛かりを持った状態で読めるのだ。

 

つまり、イメージがすぐにできるため、内容理解がずいぶん楽なのである。

 

準1級で出たセリアック病も、プロレスの話も、拒食症の分類の話も、全て実は軽~く知っていた。だから、読みやすさが全然違ったのを覚えている。

 

1級もそうだ。

 

ちょうど『サピエンス全史』を読み切った後だったので、『宗教史の陰謀』とか、『先進国と先住民部族の抗争』も、ずいぶんスッと腑に落ちたのを覚えている。 

 

人は元来知らないことを知ることが好きとはよく言った話だ。今日から携帯のお気に入りフォルダにWikipediaと以下のサイトを入れてみてはどうだろうか。↓

karapaia.com

 

終わりに。

 

―あとはよく生徒に話すことを伝えて終わりにしよう。

 

ぶったちゃけどんな優れた教えもアドバイスも、聞いただけで賢くなるなんて幻想は無い

 

やはり、合う合わないがあるのと、方法論を自己流に変える必要があるのとで、自分で一度試さねば始まらないのだ。

 

ってことで、ここはあくまで『僕には通用した話』なので、そこはご了承いただきたし。

 

では今日はこの辺で。

 

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