精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

教えてやる、高校の定期テストの【英表】で点を取るのは簡単だ!

ススキを間違えてササキと呼んだ生徒に、何か可能性を感じた中元です。

 

さて。某ドラゴンみたいなタイトルをぶち上げてみた。だが、ある種本心として考えていることでもある。

 

これは、新しい事業の立ち上げに向けて、新人の頃並みに『授業作成』と『教材研究』に勤しんでいる中で、そう思うようになったという話だ

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試作品の実践投入は近いし、ここで結果を出せれば、一気に上役を説き伏せる材料ができる。ただ、しくじれば色々と振出しに戻る。良い感じにヒリついている状態である。

 

そんな最中、今日はその研究の副産物として出てきたアレコレを、せっかくなのでここに書きたいと思う。

 

では以下、項を変えてまとめていく。

 

 

【英表】攻略のためには、ワークを条件反射で解くレベルに刷り込むこと。

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多くの学校の場合、実は英語表現のテストの【難度そのもの】はそこまで高くはない。よく見ればワークまんまとか、参考書の章末問題の引用とかが大半だからだ。

 

だがどうしても、悲惨な点数を叩き出す生徒はかなり多い。思うに、その原因は怠慢とか、地頭の能力不足とかでは、断じて無い。

 

ほぼ全員が口を揃えて言うセリフにヒントがある。それは、『時間不足』である。これは、実は中学の時だとほぼ味わうことのない感覚だろう。

 

例えば、某高校のテストは、リスニングを除いて42問の文法問題と、短めの英文が1つでできている。

 

気を付けねばならないのが、文法問題の過半数は、並び替え・自由英作文であることだ。使える時間は、なんと1問たった1分ちょいなのに

 

これらはほぼ全てワークの問題の焼き増しとはいえ、『なんだっけ』と思い出す時間が入ってしまう時点で致命傷である。

 

英語表現攻略のコツは、答えを瞬時に閃くまで反復を繰り返しておくことに尽きるのだが、そのための勉強方法は全く浸透していない印象がある。

 

逆に言えば、そこがある種のブルーオーシャン。鉱脈はここに眠っていると、僕は感じている。

 

書くな!読め!言え!

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―つまり、書くことを主にした勉強法に固執する限り、英表の点の伸びは鈍化すると見て間違いない。中学英語の勉強法は、通じないと考えていい。

 

書くことの弱点は、割とある。例えば、時間が掛かって反復練習に向いてないし、時間が掛かるということは思い出すゆとりがあるわけで、負荷がやや弱くなるからだ。

 

こういうと、『スペルを覚えないと・・』と言って譲らない生徒がいるが、ハッキリ言って順番が逆だ。意味が分かり、パッと言えて、初めてすらすら書けるのだ。

 

『refridgerator 』のことを『れ・ふりどげ・らとー』と覚えようとする生徒の未来は暗い。手放すべきは時間ばかりかかる勉強法だと感じて仕方がない。

 

答えが埋まってしまったワークにどう立ち向かうか?

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答えの埋まったワークをしげしげと眺めて、勉強した気になっていないだろうか。断言する。時間の無駄だ、速攻止めろ。

 

目で見る学習とは、非常に受動的であり、頭への負荷はほぼ無いとみていい。これがないということは、記憶にも知識にも能力にもならないということだ。

 

500gしかないダンベルをひょいひょい持ち上げたところで、時間の無駄なのは想像できるだろう。それと実は同じ話なのだが。

 

・・試しに、今日1日テレビで観たことを、いくつ思い出せるかやってみてほしい。その薄さと少なさが、言い逃れできない現実である。

 

だからこそ、書くことは最後まで封印しつつも、頭に負担をかけた状態での反復練習をする必要が生じるのだ。とはいえ、「じゃあ何をしろと?」と思われることだろう。

 

ということで僕から、具体的に以下の学習法を提案したい。

 

①答えを隠しての『和文英訳』

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提出物システムのせいで、テスト範囲になるワークは既に答えが埋まっていることがほとんどだ。

 

それをいちいち消して赤ペンで書き直したり、ノートに書き写したり・・なんて徒労は捨てないと、赤点にどんどん近づいていく

 

だが、大抵の場合、問題文(日本語)は無事ではなかろうか。だから、それを上手に使うのだ。

 

僕は生徒に、紙かなんかを置いて、『日本語訳だけ見える状態で、それを英文にする練習をしろ』と伝えるようにしている

 

これだけで頭に無茶苦茶負荷をかけることができ、かつワークでは穴埋めだったのにテストでは全文英訳だった!というアドリブにも対応ができるという優れもの。

 

大体1ページの学習は5分程度で終わるので、時間的にも効率が良い。主に据えてほしい勉強法である。

 

②限定的単語カードの作成

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僕は片っ端から単語カードを作る暴挙に大反対だが、3~4回繰り返して間違えてしまう文法・単語はその限りではないと考えている。

 

僕にだって、なぜか覚えきれない弱点たる部分は少なからず存在するのだが、それは別途単語カードにチマチマとまとめるようにしている。

 

それらが長文や問題文にたまたま登場するのを期待していても、克服のチャンスは極めて少ないためである。だからピックアップして、接する頻度を増やす。

 

スポーツでも、苦手な技術はそこだけ取り出して練習することなんて普通のことだと思う。勉強も、それくらいの回り道は大いにありなのである。

 

番外編:塾の先生を利用する。

 

そういったあれこれを駆使しても、どうにも答えが見えてしまうとか、勉強しづらいといった不満が拭えない際は、塾の先生を利用するのも一手だ。

 

具体的には、「この教材から対策プリントを作ってほしい!」と依頼すればいい。色々なツールに詳しい先生であれば、空き時間にサクッとやってくれることだろう。

 

実際僕も、例えばコミュ英の本文をデータ化することくらいなら、見開きで10分もかからずできる。それくらい最近は、手にできる技術の進化がすごいということだ。

 

試しに教科書の問題を写真に撮って、LINEのkeepメモに送り、文字認識という機能を使ってみてほしい。結構な精度で抽出することが可能だ。

 

尚、手書きの読み取り率はまだまだ悲惨なので、印刷された文字に限定されるという弱点はあるが、さほど気にならないと思う。

 

勉強し辛いなら、ガンガン塾の先生を利用しちゃおう。月謝の中には、それくらいの手間賃は含まれている。

 

そしてあなたが講師なら、ガンガン利用されてあげてほしい。例えばそのプリントは結構使いまわせるので、時間帯効果的には、割とオイシイ作業時間でもあるのだから。

 

というかこれくらいのツールを扱えないとなると、色々時代に置いていかれ過ぎなので、危機感を持った方がいいかもしれない。(僕も疎い側なのだが)

 

 まとめ。

 

ということでまとめる。

 

①基本の学習法は、解答を反射レベルで言えるようになるまで『答えを隠しての音読』がオススメ!

 

②特に自分が覚えづらいところは暗記カードを別途作り、狙い撃ちする!

 

③『書く勉強』は最後の最後までやらない!

 

 ―少なくともこれらを守れば、欠点回避は確実だと思う。もちろん、各単元を『理解していること』は前提になるのだが・・・。

 

そこは、講師のコーチング・観察がものをいうところですな。そこさえクリアしていたら、後は練習量をバリバリ確保すれば、仕上がってくるだろう。

 

頑張ってください。応援しています。

 

では、今日はこの辺で。

 

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