精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

【備忘録】現在考えている『新しい形の塾』について、整理を兼ねて喋りました。

今日もまた車を飛ばす用事がありますので、喋りで記事を作りたいと思います。

 

今実はですね、新しい事業と言ったら大げさなんですけど、それを立ち上げたいなと考えております。

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そして現在は、会社の上役の方々にプレゼンする資料を準備しているところですね。

 

ただ、このやりたいことを説明するにあたって、まだまだ自分の中でまとまり切ってない部分が非常に多いです。

 

なので、この運転時間を使いながら、自分がやりたいと思っているプランをですね、自分の中に落とし込めればなと思います。

 

僕がやろうと思っていることを一言で言うと、僕が勤めている塾の『オンラインサロン』を立ち上げることです。

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その前に、皆様は、オンラインサロンという言葉をご存知でしょうか?

 

そこだけ切り取ったり、言葉尻だけの説明を受けたりすれば、かなり胡散臭い感じのコミュニティに聞こえてしまうんですけれども・・。

 

『オンラインサロン』ってものは、事業としても、現在非常に重要視されている形態の一つでもあります。

 

例え話で説明します。

 

ある種サブスクリプション(定期購読)サービスも結構似たようなものでして、それにおいて一番に浮かぶのは、『Amazon プライム』ではないかなと思います。

 

これは、年会費を払えば、映画や番組が見放題になったり、配送方法を選べたりするサービスなんですけども。

 

オンラインサロンとは、そこの利用者同士がやり取りできたり、直接管理者に要望を送れたりする仕組みが存在する状態と言えばイメージし易いかと思います。

 

例えば、Amazonプライム上で特定の番組の感想を言い合う掲示板であったり、この番組を入れてほしいという要望フォーラムを作ったりすれば、それに近づきます。

 

では、なぜオンラインサロンの簡単な説明を差し上げたかというと、これをうまく立ち上げることができれば、次のカタチの成功が見えるからです。

 

具体的にどういうことか、今からお話ししていきます。

 

オンラインサロンの代表例として名前が挙がる方々としては、例えば西野亮廣氏、堀江貴文氏、そして箕輪康介氏といった風な方々が浮かぶかと思います。

 

そのお三方は巨大な規模の自分のコミュニティを持っておりまして、年会費だけでものすごい額を集めています。

 

しかも、恩恵はそれだけじゃありません。

 

同じ志を持つ者同士の集まりが前提ですので、そのグループの中だけで企画を作るなど、非常に有機的なネットワークがそこに存在するわけなんですね。

 

僕が目指してるのは、まずそのネットワークを作ることです。それにプラスして、そのグループ内で、非常にスピーディーな企画立案と実行を繰り返すことです。

 

以前ここで記事にした『職業体験2.0』の話も、ここにちょっと繋がります。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

新しい形の職業体験をする!!・・なんて喋るのは簡単なんですが、やはり集客や同意者探しは、まだまだ難度が高いです。

 

しかし、コミュニティさえ持っていれば、そこに計画内容を投下し、参加者を募れば、結構な確率でイベントが形になってくるわけです。

 

これは別に、授業関係ないイベント限定でもありません

 

例えば、『この日に英語の講師の○○先生が都合がつくから、そこで次回のテスト対策の集団授業を単発で行います』と言った授業の提供の仕方もできるわけですね。

 

理想としているイメージは、サイトか何かに一覧で企画を並べて、コミュニティに参加している人がそれを選ぶという感じです。(イメージ例↓)

camp-fire.jp

 

そして同時に、コミュニティに参加している人からもこういうものがあったらいいのになというプランを上げてもらう・・なんてのも良いと思うんですよね。

 

『やれますよ!』という講師がいれば、それに名乗りを上げて実現すればいいわけです。

 

この相互作用によって、コミュニティとして、強い絆と言っちゃ大げさなんですけど、強いフィードバックパイプを作ることができる。

 

これが大事だな、と。

 

―ここまで喋れば、結構具体的なプランに聞こえはするんですが、やはり生まれたてのアイデアは脆いもの。まだまだ、実現に向けてはボトルネックが多いです。

 

次は、それについてお話しします。

 

まず一番のそれは、オンラインサロンとは本当に最近登場した形態なので、上役に対するプレゼンが非常に難しいんですね。

 

例えば、表面上は宗教っぽさが出たり、そもそも理解できないと言われたりすることなど、容易に想像がつくわけです。

 

まぁ、そう言われても、『これはそういうもんです』って言うしかないんですけども・・・。

 

もう一個浮かぶのは、プラットフォームは何にせよ、手数料がかかってくることですね。どうにもここのコストをゼロにはできないです。

 

この辺のリスクは背負い、また自分をヒリつかせるためにも、こういうランニングコストは額にもよりますが給料から天引きしてもらおうと思ってますね。

 

―次にネックになのは、概念として馴染みが無いのは生徒・ご家庭も同じなので、どうやって売っていくかの戦略が難しいことですね。

 

説明会を開くのか?それとも、ブログやSNSを通じて何度も何度も発信していくのか?

 

―だからこのサービスは、2ヶ月・3ヶ月で立ち上がるようなものでもないと思うんですよね。

 

しかし、やはり、と言うかですね、儲かってたり生徒数が多かったりする塾ほど、独自のイベントが多い気がしています。

 

塾は勉強教える場所のは当たり前なんです。そこにどんな価値を乗せていくか?

 

例えば僕は、授業の上手さ、合格実績の高さは、オンラインで観れる一流講師の授業には絶対に敵いません

 

だから、その土俵に立って切磋琢磨というのは、ある程度で見切りをつけないとレッドオーシャンになるとしか思えないのです。

 

では、鍵は何か?僕は、顧客と強いパイプを作り、フィードバックやニーズを頂き、それらをズバズバ反映させていくスピード感だと考えています。

 

そしてそれらをフルに活用し、要望に応えることに特化した授業をすぐに作り、ローンチする。こういうことを僕はしたいのです。

 

だからこそ、要望さえあれば、例えば英検2級のライティングに特化した集団をやるのでもいいわけです。

 

また、やはりテスト対策というのは結構人気がありますので、『数学の対策授業をするからおいで』という呼びかけが、オンラインで完結したらいいですよね。

 

あるいは、校舎に来ることはできないけども、オンラインで提供しますよと言うのも面白そうですね。

 

ただやはり、まずは『授業』に特化して、知見とブランドを稼ぐようにしなければならないと思っています。

 

もちろん、ゆくゆくは幅広いラインナップにもしていきたいんですが、それは本当においおいです。まずは一点突破しなければなりません。

 

―これに専念できれば響きは良いですが、やはり僕は一会社員。そちらの業務も同時に消化せねばなりません。

 

だから、本気でローンチが決まった瞬間から、本気で休みがなくなる気しかしません

 

でも、このぐらいの痛みってのは予め覚悟しないと、末端の人間に新しいことはできない、好きなことはできないってのは、いい加減悟りましたね。

 

はい。

 

ってことで20分ぐらい喋ったんですが・・・。おかげ様で、結構頭がすっきりしました。

 

なので後は、これを事業計画書に起こして、さてどうなる・・・という感じですね。

 

とりあえずどの程度の集客ができ、どういうレスポンスが得られるかは、10月にかけて試作品を発表してみて、それも企画書に入れ込む予定です。

 

ぶっちゃけ、上のポストに空きはありませんし、誰かが引退していくのを待つ気も、もっとありません。

 

となれば、自分で自分の戦う場所を作らなければならない、と。うーん、綺麗な論理です。

 

ってことで3000字程度の備忘録でしたが、今日はこの辺で。

 

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