皆さんのモチベーションの源泉は何だろうか。というか、そこに思い巡らしたことはあるだろうか。
今でこそ僕は、『やる気』なんてあやふやなものに振り回されることに反対しているが、もし確固たる源泉があるのなら、それを利用しない手はないと思っている。
そしてこの源泉とは、なにも自己分析まで高尚なモノじゃなくても、自分の過去をチョイと振り返るだけで事足りる。
ってことで今日は、僕の『しょーもない源泉』を紹介し、その大切さとハードルの低さを伝えたいと思う。
僕が結果を出そうと頑張るとき。
めちゃ恥ずかしいが、僕の源泉とは、『かっこいい』とか『このままだとおもんない』といった、厨二的かっこよさに心がときめいた時である。
例を挙げる。僕が人生で初めて受けた英検が準1級なのは、2級は取れるという確信があったのもあるが・・・。
『いきなり準1級から取った方がカッコいい』
と思ったからだ。バカだ。バカだが、実際に勉強を開始出来たし、継続出来たし、結果一発合格したから良いよね。
で。
白状します。僕は結果、英検1級を取ったのだが、挑んだ理由は実にくだらない。
『準1級って、さらに上があるってことだよな。それってマジ、オモんないな』
―という。
これが源泉だ。マジで言うが、これが源泉だ。こんな小学2年生みたいな理由で頑張れるんだから、自分の純粋さにマジで呆れてしまう。
ちなみに今、非常に言葉遣いがカッコいい人のFacebook投稿を見て・・・。
『漢検2級を取ろうかな✨』
と心がときめいている最中である。精神年齢の成長が止まっている。でも、楽しいからいいや。
―『人生の勝算』という本に、自分の価値観を知るため、他人のモノサシをあててみるというくだりがある。
これは他人のモチベーションの源泉のことであり、これがハマれば自分も同様のそれを持っているとわかるし、違うなら違うで、自分のそれに近づくヒントにはなる。
例えば、僕は『厨二的カッコよさ』はやる気に繋がるのだが、『女子にモテる』といったモチベーションでは全く動く気にならない。
また、僕にとっては『金銭』もモチベーションとしては弱く、「お金あげるから頑張ってよ」という口説き文句は、全然やる気を見いだせない。
自分が頑張れた時、それはなぜか?何によるものか?見つめ直すと、それを意図的に使って自分をコントロールできるようになるため、非常に面白い。
そんなきっかけになっていれば嬉しい。では今日はこの辺で。