精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【ルーティン日記④】塾講師が冬季講習という嵐に備える時のBLOG

GoToトラベルが全国一斉に休止となった。拡散の度合いから見ても秒読みだとは思っていたが、日本で一気にとはちょっと驚いた。

goto.jata-net.or.jp

 

・・・正直、塾業界は誰がババを引くかという状態になってきている。生徒やスタッフ問わず、第一号が出ればその校舎が集中して顰蹙を買うのは見え透いた話だ。

 

だがそれさえ引かずに済めば、2号3号は安心して名乗り出ることができる。まさにスケープゴートであり、クラスターなんかが出れば、『風評』で多分潰れますよマジで。

 

・・・今のところ講師の罹患者数は僕が知る限りゼロなのだが、『ホントかよ』という疑念がゼロなわけではない。ま、これは考えるだけ無駄なので割愛。

 

ってことで、まだ自分がやってて面白いこと、ためになること、そしてコントロールできることに注力しよう。そうしよう。

 

・・・来週からいよいよ冬季講習が始まる。塾業界の書き入れ時であり、夏季程ではないが軽く死ねるハイボリュームな日々が連続する。

 

だからこの1週間は、あまりタフに仕事を詰め込み過ぎず、体調を整えながら、来る激動の日々に備えることに使うことに決めた。

 

そんな嵐の前の静けさ的なルーティン日記、今週も始めましょ。

 

 

12月15日(火) -分身-

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今日はスタッフの一人が有給であり、僕が留守を任される形になった。正直、授業が回っていたら途端に詰む詰むなのだが、たまたま模試の日なのでノー問題。

 

あっちで模試を配り、こっちで質問に答え・・・正直言って目が回るのだが、自分のマネジメント能力を強制的に高める好機と思い、敢えて手を一切抜かず頑張っている。

 

・・・だが、忙しいとジレンマを抱えるよなぁ。目先のことを自転車操業する感じなので、長期的なことの全てが吹っ飛ぶのだ。

 

僕が立てた目標は、確かに毎日進捗を確認しないと崩壊するような時間軸で作っては無いが、気付けば多忙の中に完全に消えそうなデリケートさも併せ持つ。

 

自分がコントロールしている感覚が薄くなればなるほど、僕は色々面白くなくなる。ちなみにこの気質、ついにこないだ公言しちゃった☆

 

他人の分身になりつつも、僕の分身も生みたい。なんかそんなことを考えました。

 

12月16日(水) -多忙を前にした今-

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冬季講習の動きを作っていると、自分で自分の墓穴を掘っているかのような気分になってしまった。

 

埋まっていく隙間、消えていく休み。ぶっちゃけ2週間くらいで終わるっちゃ終わるからまだマシなのだが、やっぱりコントロール感が消えていくためげんなりする。

 

断言するが、僕じゃなきゃできない授業って基本存在しないし、集団授業ができるバッファが社員だけという現状は、非常に不健康だなって常々思う。

 

もちろん授業要員として人を雇うのもバカバカしいが、多分この体制は長くはもたない。僕らはちゃんと老いていくのだ。

 

でもジレンマだよなぁ。授業してる時が一番仕事している感覚があるから、その時間を削ると講師という仕事にしがみつく理由さえなくなってしまう。

 

仕事にウェイトを置かざるを得ない時期なのは承知。だが、人生を乗っ取られないように気を付けないといけないとも感じる。

 

冬休みに突っ込んだら、この記事を読み返そう。そうしよう。

 

12月17日(木) -ケアレスミスは心掛けでは絶対消えない-

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ケアレスミスの指導って結構難しい。本人には悪気が無いため、『ちげーじゃん!!』とマウントを取ることに違和感を覚えることがあるためだ。

 

気を付けて消えるほどケアレスミスは甘くない。実際僕も未だに動詞の活用をミスるし、何千と使ったはずの釣り糸の結び方を、たまに間違える。

 

このための施策は、『ミスは前提なんだから、後から見直しで発見する』とか、『質問に当たる部分に線を引きながら読む』等のテクが大切になる。

 

いわば根性論に頼らない打開策であり、ここは日々の学習法の学習がモノを言う分野である。

 

ま、それは得意技なんで大丈夫でごわす。

 

ケアレスミスで悩むのはあるあるなのだが、それはゼロにはならない。発見する方法を探しましょう。そんな提案の方が健全だと思った今日でした。

 

12月18日(金) -僕はサイコパスになりたい-

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自分で言うのもなんだが、僕は他人の気持ちに対し非常に敏感だ。(だがHSP診断サイトをやっても、普通と言われる。HSPってじゃあ、どれくらい繊細なんだ?)

 

簡単に言えば、ポジティブな空気には全然染まらないのに、ネガティブな空気はビシビシに感じるという話だ。

 

ー正直、少し和を乱しがちな生徒がいる。そしてその生徒に対し、勉強に集中したいとある生徒が、少し苛立ちを示す場面が、今日はあった。

 

いや、正確には、苛立ちを示したという風に僕が解釈した、という方が正しい。本当のところは、正直わからない。

 

人の気持ちを、悪い方に捉えた上で受信する性格は、自分が抱えているものの中で唯一肯定しきらない要素である。つまり、捨て去っても困らない弱点だ。

 

僕はサイコパスになりたい。30歳の目標の1つに掲げてもいいくらいだ。よっしゃ、ずっと気になっていたあの本、年末に読み込もう。そうしよう。

 

12月19日(土) -頭から出すけど入れないという-

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今日は朝から何故か集中力が弱く、その日のルーティンの完遂さえダルい有様であった。原因はよくわからないが、もしかしたら寝不足なのかもしれない。

 

それは仕事が始まっても少し続いたが、授業準備をしたり、制限時間をタイトに設けた中で採点業務をしたりすることでエンジンがかかり、すぐにそれは脱せられた。

 

―が、今日のタスクをよくよく眺めてみると、アウトプットが95%くらいであり、バランスのバの字もない有様である。

 

「おいおい、普段生徒にタスクの性質と配分を考えろと言っときながら、お前が守れてなくてどうすんだよ~」と、僕のメタが僕をなじってくる。

 

うるせぇな。仕方ないので、ところどころ強制的に、仕事に関係なくてもインプットの時間を挟むことに決めた。

 

この記事のこの欄を書き終えたら、校舎の本棚にあるコラムを5分ほど読む。そしてまたアウトプットに臨む・・・。

 

頭から出すばかりではダメなんだ。たまにはやっぱ、取り込まなきゃな。

 

なんかそんな当たり前のことを、深く身に染みて実感した今日でした。

 

では皆様、良い週末を。

 

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