精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

『健全なサイコパス』とRPGの戦闘は似ている!・・と思った。

30歳の目標として、僕は『健全なサイコパス性の獲得』を考えている。

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『課題の分離』とか『自分にコントロールできないことを考えないこと』などがその能力であり、多数の生徒を相手取る講師や教師に必須の要素とさえ僕は考えている。

 

もっと簡単に言えば、『情に流されない』という性格だ。例えば生徒が泣いて訴えようと、『いや、このままじゃ落ちるけ志望校変えんさい』とさらっと言えたりする。

 

この仕事で結果を出すためには、時にはこういう冷酷なセリフを吐く場面も必ずある。この踏み絵を踏み抜けなければ、いずれどこかでしっぺ返しを食らう。

 

一度譲歩すれば、必ず二歩目が来るのだ。社会に出て約10年、一番学びとしてデカいのはこれかもしれない。

 

・・・閑話休題

 

この後天的なサイコパス性について結構あれこれ勉強しているのだが、今のところ『習得そのものはどうやら可能らしい』というのは判明。

 

そして最近それにプラスして、ふと『もしかしてあの感覚・やり取りと似てるかも?』という仮説を閃いた。

 

多分、多分だが、『健全なサイコパス性とは、RPGの戦闘みたいなもの』である。

 

まったくもって意味不明だと思うので、以下それについて書いていく。

 

 

情に棹させば流される。

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ここから少し頭がおかしいことを言う。

 

RPGゲームの戦闘における面白い駆け引きは、敵の弱点を見破り、効率的にダメージを与えるにはどうするかを考えて試行錯誤することにある。

 

ぷよぷよの敵には物理より魔法、ひょろひょろだけど魔力が高い敵には逆に物理攻撃で攻める、等々・・・。

 

―当然だがここに、感情は一切付きまとわない。あるのは、『最適解で早く敵を倒し、経験値とカネを得ること』、ただそれだけだ。

 

「こいつ草だから火に弱いだろうな・・可哀そうだから水で戦おう」みたいなヴァカなことは、ゲーム中は一切思わないことだろう。思うとしたら、向いてないです。

 

・・・僕が思うに、『感情を抜きにして最適解を考え、使ってみる』という思考プロセスは、まさにサイコパス性だと感じて仕方がないのだ。

 

例えば、状況と生徒の個性によっては、思い切り鼻をへし折ったり、逆に泣き落としたり、面前で思い切り叱り飛ばしたりといったことが最適解なことがある。

 

しかし、それらを行動に起こすのは至難の業だ。感情が付いて回るからだ。

 

鼻をへし折れば落ち込む"だろう"とか、泣き落とせばナメられる"だろう"とか、叱り飛ばせば泣く"だろう"とか、そういう思いやり的な何かが邪魔をする。

 

これこそが『共感』であり、相手の辛さを慮り、それが想定できた気になってしまうからこそ、最適解であるのにその手が打てず、じり貧になるということだ。

 

・・・だが、サイコパス性さえ習得できれば、『だって効果的なんだもん』というただそれだけで、合法でさえあればあらゆる手を打てるようになる

 

泣かせることが有効打なら絶対に泣かせる。突き放すことがよさそうならそうする。極論、止めさせた方が全体の益になるなら、退塾させる。

 

当然敵は増えるが、例えば僕らがドラクエの敵サイドに恨まれても心底どうでもいいように、サイコパス性を獲得できればどこ吹く風、という論理になる。

 

思えば僕は、『気の弱さ』を『優しさ』と解釈し、あらゆる要求を呑んできたが、このままではいずれ使い潰されて終わるという危惧も感じていた

 

つまり、イエスマンは誰かの側近としてしか、上に上がれないのだ。では、自分はそういう生き方で我慢ができるのか?

 

少し考えたら答えは出たが、ハッキリと『ノー』である。

 

僕はそろそろ誰かと『衝突』しなければならない。虎児がじゃれ合いの中で殺す・殺さないの力加減を学ぶように、僕もまた試行錯誤のステージに立たねばな、と。

 

僕は今の僕に足りない最たる部分は、サイコパス性』だと考えている。少なくとも2021年前半は、この仮説を確認するため、その習得に力を入れる。

 

とはいえだからと言って、積極的に人を傷つけて回るようなサディズムに振れることは無いと思うので、そこは生まれ持ったヘタレ気質を完全に信頼することにする。

 

はい。とりとめがない記事でしたが、今日はこの辺で。

 

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