精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

圧倒的な知識量に触れたとき、人は勉強したくなるのかもしれない。

最近以下の動画シリーズにハマっており、毎日どれかを必ず視聴している。

www.youtube.com

 

世界史はぶっちゃけ同じ名前の人間だらけなのと、カタカナばっかりな語句が覚えづらいのとでめっちゃ嫌いだったのだが、それがかんなり和らいでいる程だ。

 

僕はやはり、『圧倒的な知識量』を持つ人が、楽しくそれを語っている・伝えているコンテンツが好きだ。今回またハマったことで、再認識した。

 

もしかしたらこれは、『講師』という伝える側のヒントになるかもしれない。今日はそんなことを短く書きます。

 

 

ただし専門用語を並べ倒しても全然面白くないという。

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書き始める前に、よくある勘違いに釘を刺しておく。実は、圧倒的な知識量を語っていると取られるか、ただ知識量をひけらかしたいのだと取られるかは、紙一重だ。

 

例えば以下の説明に、どういう印象を抱かれるだろうか。

 

『関係代名詞においては、修飾節を見抜くことが要。その修飾節におけるwhoやthatの用途に応じて、主格・目的格・所有格が問われるのだ』

 

・・・僕はこの説明、嫌いである。カタイ参考書を音読しただけのような説明になってない説明。本当に理解できてんのかよと不安にさえなってしまう。

 

大事なのはやはり、『相手にわかってもらおうという意識』である。ただ、それが過剰になると説明がダラダラと間延びし、それはそれで稚拙になる

 

一つの説明の中に多量の語句を並べる際は、かなり意識を払った方が良いのは間違いない。

 

理想的な配分とは?

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これまた主観的だが、以下のどれかのテンプレを使うことで、ある程度のクオリティは担保できると感じている。

 

①『語句』+説明or具体例

例)関係代名詞は、名詞を文で説明したいときに~

 

②説明or具体例→『語句』

例)名詞を文で説明したいときはどうするか?そういう時に使うのが関係代名詞だよ~

 

③理由→『語句』

例)承久の乱の結果、朝廷を監視する機関が必要になった。それが六波羅探題さ~

 

聞いてて納得できる説明は、この①~③が盛り込まれているし、かつ連続していないという特徴がある(気がする)。

 

聞いてすぐすぐ実践するのも難しいだろうが、参考程度に知っておいても損はないレシピだと思う。

 

終わりに。

 

本当はもっと書きたいが、持病の偏頭痛で右目の奥が痛むため、これ以上はきっつい。風邪症状は無いし、味覚も嗅覚もあるからそこは心配してないが・・。

 

仕方ないので、なるべく早く仕事を切り、休養を取りたいと思う。では今日はこの辺で。

 

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