精神年齢9歳講師のブログ

精神年齢が低いまま塾講師になっちゃったからこそ見える教育とか勉強とかをつらつらと。

【同業者向け】数字ばかり追うと、マジで講師という仕事が”つまらなく”なります。 with 現在取り組んでいる戦略

僕自身が極端にヒリつくような環境に身を置いたことが無いから言えるのかもしれないが、『どんな手を使ってでも』数字を追いに行くことに強い抵抗がある

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例えば退塾話の時のリアクション。僕はこれについて、『辞めたいといった時点で決心ついてんだから、話は聞けど無理には止めない』という立場である。

 

他にも色んな状況が入り混じって判断が難しいケースもあるが、僕は基本感情ガン無視で『一人でも止める!少しでも売る!』なんてことは考えていない。

 

ーこういう考え方は年代が上がるほどレアで、『なんで止めないんだ!バカか!お前!』といった温度で、報告する度に八つ当たりされる。まぁ、もう慣れてるが。

 

ーただ数年前、あまりにも組織全体がこういう数値にピリピリしていたので、僕もいっちょ前にそれを強く意識しまくったことがある。

 

数値目標を壁紙にして、毎日それとにらめっこ。

 

・・・すると、ある不思議な現象が2つ起きた。今日は、完全に同業者向けだが、そんなお話を考察添えて書いておく。

 

 

What happened?

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まずはタイトルの通り。『講師という仕事がつまらなくなった』のだ。

 

いわゆる営業職とは少し違い、足を使って個人的努力を重ねれば、その分数値が伸びる・・という風に、塾はならない。

 

どちらかといえば、成績アップや相互のやり取りを通じ、太いパイプを築き、長期的な関係を作ってWin-Winになる。塾はこういうモデルのビジネスだと思うのだ。

 

何が言いたいかと言うと、今日頑張っても明日の数値が伸びないため、モチベの維持ができないというハナシ。

 

しかも標数値とは年度末のそれのため、364日くらいは『未達成のそれ』と日々向き合うことになる。頭の中が黒いもので埋まっていく。

 

そうやって心に余裕が無くなれば、授業という根幹に回すエネルギーが減るし、難しい顔をした僕らに生徒も寄ってこなくなる

 

すると数値が下がってくるので、悪循環。名ばかりだと思うが肩書がちょっとついた1年目は、ひたすらに面白くなかったのを記憶している。

 

そしてもう1つは、完全にこれに付随する形になるのだが、『そこまで業績が向上しなかった』のだ。

 

あんだけ向き合ったのに・・・という風に、空しかったなぁ。自分の能力が欠落していると、言い逃れできない形で突き付けられる感じ。しんどいぜ。

 

もちろんこの辺は性格上の向き不向きだと思うので、僕個人のケースだとは思う。だが僕は、数値を見続けたのに、数値が振るわなかったのだ。マジ空しい。

 

ただ、コレにへこたれていたら始まらない。だから僕は、『数値』をそこまでシビアに見るのを止めてみた。その代わりあることに徹底して向き合ったところ・・。

 

とりあえず今年度は、前年比120~140%にはなる見込みである。泣きそう。いい意味で。

 

ってことでもっかい念押しすると、今日のは完全に同業者向け。それでも、何か役立ちそうな気がするので、ごりっとまとめておきますね。

 

基本に立ち返れ!!

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2020年度は、徹底して個人と向き合った。いわば、生徒とご家庭だ。『え?じゃあお前、今まで向き合ってなかったのかよ!カス!』・・と思った方、言い訳します。

 

まず、会社の新たな試みとして、生徒・ご家庭と直で繋がるシステムを導入した。LINE的なものだと思っていただければいい。

 

直接話ができるいい機会だと思ったので、僕はこれをなるべく『即レスと付加情報』を意識して返信するようにしていた。

 

悩みを伝えてくれれば、それに共感してアイデアをお教えしたり、要望が出れば『こうこうこういう形で反映させます』と受け止めたり。

 

【血の通った人間がここにいるよ】というメッセージを心掛けながら、泥臭くご家庭とのやり取りを行ったのだ。

 

またそれは、生徒も同じ。『講師・生徒』という関係を時には逸脱して、時には遊び、時には諭し、時には面白いYouTube動画を教えたり、色々やった

 

全生徒の苦手科目・単元は把握したし、性格ももう掴んでいる。このタイミングで色々モデル化をしたので、新規生のそれを知るのも随分と早くなった自負がある。

 

その上でテスト前には、『ここやった方が良いんじゃね?』とアドバイスの形で色々と提案。結果今回、休日全返上レベルで申し込みがありヒィヒィ言っている

 

・・・ってとこまで語ると、『お前は数値をどうでもいいって言うのか!?』と憤慨されそうな気がしてきた。ご安心を。そうではない。

 

『こういう施策をすれば数値は多分上がるよね』という具体的行動に置き換えて、それの実践に集中しただけである。

 

例えば、『1ヶ月で300ページの教科書を読む』という目標は、『1日10P前後読めば勝手に到達できる』というのはご納得のハズ。

 

それに近い話の一環で、『売上を取るため、毎日〇人とくだけた話をしよう、ご家庭とやり取りしよう』といった風にルーティンを決めて、それに取り組んだだけである。

 

だから数値に対してどれくらい乖離があるかってのは、見ても月イチくらいの頻度になった。

 

・・・ちなみにそのタイミングは、各種定期考査や長期休暇前など、自分の意識と心がけで売り上げをアップにかかれるときがオススメ。

 

挽回ができるという余裕があると、それだけでアイデアを思いつくスペースができるからだ。精神衛生上もすごくいい。

 

・・ということで、これが一般論かは知らないが、徹底して生徒とご家庭とパイプ作りに奔走したこの1年は、調子がかなりよかったぞ!ってのは書いておく。

 

おまけ:今現在検証中の仮説。

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今のネックは、強いて言えば『完全新規の問い合わせが手薄』というところだ。

 

その原因は多分超複雑なのだが、一因はある。僕が勤めるエリアの教育熱は非常に高いのだが、それと同時に『老舗』が多いのだ。

 

つまり、『長年そこにあるというブランドが強い』と言うことであり、まだまだ新参である僕のいる校舎は、どうしてもそこに後れを取っている。

 

であれば、老舗とその土壌で戦うのは無謀だ。別のところに土俵を作り、外から倒しにかからねばならない。

 

ってことで現在挑んでいるのは、『塾情報の透明化』『生徒のインフルエンサー化』の2点である。ちょっと長くなるが説明します。

 

『ブランド』とは何かというと、つまり『安心の担保』だと僕は考えている。『長いこと存在するから、いいとこなん”だろう”』という『だろう』を保証する感じ。

 

であれば、戦い方はある。『安心の担保』は別の方法でも可能だ。それが『可視化・透明化』である。

 

『ウチではこんなことやってま~す!!』というのをあけっぴろげに全部ネタバレする。時には説明を書き倒した黒板の画像だってアップしちゃう。

 

こうすれば、年月というブランドに外から挑むことが可能だと考えており、今はひたすら検証の最中である。

 

しかしそれと同時に、やはり『ブランド』も作らねばならない。

 

強烈にそれを示すには、『成績アップしたぞ!』『どうよこの嬉しそうな顔!』という確固たる材料が要る

 

そのカギを握るのは絶対に『生徒』だ。だから僕は、今回対策授業を実施した生徒に対し、アップした暁には記念撮影しようぜ!と説きまくっている。

 

今のところ、手応え的には悪くないと上々であり、近くいい写真を投下できるのではとワクテカしている。

 

・・・細かいところは他にも考えているのだが、これ以上書くと文字数が爆裂する。ま、検証の結果は後日また書きますんでお待ちくだしゃい。

 

ってことで若干取り留めが無くなったけど、今日はこの辺で。

 

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