精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【小ネタ】イジりの範疇とか関係ない。学校の先生は絶対敵にしてはならない。

最近揚げ物の美味しさが大激減しつつある中元です。

 

今日はちょっと胃袋酸っぱくなる系のお話をば。

 

・・・すごくたまになのだが、学校の先生をディスって笑いを取るタイプの話を展開する人がいる。

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例えば、「この分野教えてないの?ダメだね~」といった感じ。それでそこそこ笑いは取れるので、そういう意味に限定すれば有用なのかもしれない。

 

だが断言するが、こういうことって絶対にしてはならないことだと思う。仮にその先生が本当に悪人まがいなことをしているとしても、だ。

 

ということで今日は、こういう安直な方法で生徒のリアクションを集めてしまうと起こるダークサイドストーリーを、延々と書き連ねようと思う。

 

 

ぶっちゃけ、自分の発言がどこまで広まるかというのは、軽視しない方が良い。生徒は意外とスピーカーであり、特にゴシップ系となると嬉々として拡散する

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『あの先生の授業は良いよ』って噂はとんと流れないのに、『あの塾の先生、担任の先生のことディスってたよ』というのは、下手すれば数十人単位で広まるほどだ。

 

まず一番厄介なケースは、その当人の耳に曲解して伝わり、塾VS学校の泥沼バトルに発展してしまうことだ。

 

「あの塾は絶対にいくな!!」というネガティブキャンペーンが学校全体で発生することも、最悪のケースとして考えられる。しかも十分に、だ。

 

・・・また、学校の先生に対してマウントを取ることってのは、そもそも何のメリットも無いことに気付いた方が良い。

 

説得力をプラスしたいのなら、例えば定期テストや入試の過去問で出題例があることを示すなど、他にも材料があるわけで。

 

それすらせずに足の引っ張りで有利に立とうとするのは、同じ講師から見てもマジで恥ずかしいからやめてくれと懇願したくなるくらい、見てて浅ましいと思う。

 

そしてまだデメリットはある。こちらが先生方の権威を落とすような真似をすると、下手すれば生徒が学校の授業を聞かなくなっていく

 

『結果、こちらの仕事が増えるから万々歳じゃん!』と思うのは、ちょっと早合点が過ぎる。こっちの仕事がバカ増えするためだ。

 

学校である程度を仕込んできた生徒と、完全にゼロベースで教える生徒。後者の方が圧倒的に難度が高く、そして満足度を生むのが難しい。

 

そうなれば、『あの塾、授業がつまんね』という評価になりやすくなってしまうのだ。ここまで考えると、マジで百害あって一利なし、である。

 

もちろん僕が非常にネガティブなだけってのもあるが、どこまで考えても、全然プラスに作用するケースが浮かんでこない。

 

ことさらに学校の先生を持ち上げろというつもりもまたさらさらないが、無理やりその足を引っ張るような真似だけはオススメしかねますよ、というのは念押ししておく。

 

―ちなみに、逆に学校側が塾をディスってきたらどうするか?ここの対応の仕方は分かれるが、同じ土俵に乗り込んで罵倒合戦なんてことはしない方が吉

 

例えば敢えて寝かせてから、『劣等コンプレックス』の解説か何かを余談で放り込めば、理解力が高い生徒の中では勝負が速攻つくのでそっちのが良いと思う。

 

殴られたら殴り返すのは子どもの論理だ。殴られたら裁判にかければいいと思うのは僕ぐらいなものだろうか。

 

ってことで短めの記事だったけど、今日はこの辺で。

 

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