友人から『酒の飲み方教えてやるから今度付き合え』と言われた中元です。その友達は同級生なんですけどね。
はい。今日は完全なる思い付き企画。まだ全然検証とかしてないんだけど、ふと閃いたアイデアを置いておくシリーズです。
こないだ本当に何の気なしに思ったけど、数学と将棋って結構似てるよなと。
将棋とは、様々な働きを持った駒を使い、色々な作戦を使ったり修正したりしながら、相手を詰ませるゲームである。
一方数学の合同とか相似を始めとする文章問題も、これに結構似ている。
色んな公式を使ったり使わなかったりしながら、それを組み合わせて答えをガチャガチャ探し、時に閃きを求められながらも最後は『解く』のを目指す。
・・・やはり似ている。僕がトチ狂っているのかもしれないが、その求められるスキルはそっくりだ。
となれば、将棋で有効とされるトレーニング方法は、そのまま数学の勉強に応用できるのでは?という疑問が湧いてくるわけで。
今日はその提案と、とりあえず自分が試してみた感想を書いておく。
棋譜と解答、詰め将棋と詰め演習。
僕が最弱のCPUに勝てるようになるまで繰り返したのは、以下の3つ。
① 基本戦略の勉強。
② 棋譜を読む。
③ 詰め将棋を解く。
てな感じ。これも上2つの言葉を少し変えれば、『数学の学習法』に様変わりするから面白い。試しにやってみよう。
① 公式の勉強。
② 解答を読む。
まずそもそも『公式』という武器を集めねば始まらない。しかし、武器ばかり集めても使い方がわからなければ、それは無用の長物である。
その使い方こそが『解答例』であり、これがトレースできるようになれば、ある程度するすると問題を解くことが可能になるわけで。
しかし、数学の問題演習には1個弱点がある気がする。例えば『補助線を引く』とか『円周角を利用する』といったテクニックを習ったとしよう。
僕だけかもしれないが、それを使う場面になかなか出会わないので、すぐに忘れてしまうのだ。
ぶっちゃけそこだけ取り出した問題集とかがあればいいのにとか、本当にそう思う。いわば詰め将棋の数学版だ。あと1ステップで解ける状態に、難問を加工したヤツ。
これについては僕は完全にチンプンカンプンなので、数学の力量がある講師に話を振って、実際にいくつかプロトタイプを作ってみようかなと考えている。
もちろんゼロから積み上げていくプロセスを重視する子もいると思うが、そうじゃない子ももちろんいるはず。
プロの棋士だって、パソコンとかで色んな場面を再現して『ここでこの手はどうだろう』とか、つまりそこだけ取り出して検証する人は多いという。
似てるからこそ使えるとは思うんですがね。ま、実験してから考えようかな。
では今日はこの辺で。