最近階段を駆け上ると息が切れます。激しめに息が切れます。年齢はさておき、老いを感じる昨今、いかがお過ごしでしょうか。中元です。
さてさて。僕は昔言ったが数学が全くのポンコツであり、センター試験は結構ガッツリ勉強したのに40点台という志望校からみれば💩の成績であった。
そんな状態で経済学部に突っ込んだので正気じゃないような人生選択だが、その時は公式丸暗記で統計学等と戦い、きれいさっぱり頭から消してしまった☆
はい。そんなこんなで、数学ができる人間が年齢問わず非常に羨ましいのだが、この辺って勉強法でハックする方法はないもんかなと。
つまり、後天的に戦える余地ってどこまであるんだろう、ってそんなことを考えちゃうんですよね。
ってことで被検体は自分。数学について『効果があるよ!!』とされる学習法をしばらく試してみたので、それぞれの学習法の感想を書いてみようと思いましゅ。
実験の内容。
とはいえ闇雲に数学をかじっても仕方がない。実は今現在『経済学』のやり直し中であり、その説明の中で『数列』ができないと咀嚼しきれない部分があるのだ。
数列は2時間で解けるようになる - 外資系コンサルタントが主夫になったら
高校生の頃は『数列』が超嫌いだったなぁ・・。本番も、『ウ』くらいまでしか解けず、しかもそれで満足していた気さえする。
ってことで今回は『数列』の克服を目指して、色んな勉強法をぶち込んでみようと思いやす。
あ、僕のスペックについて伝えておこう。うろ覚えだが、センター試験のそれぞれの出来は以下の通り。
数IA・・43か6
数ⅡB・・53か6
志望校のボーダーは6割半ばなので、いいとこD判定だ。この凹みは国語と英語の点で埋め倒している。
で。特に偏っていたのは数ⅡBで、数列とベクトルは併せて10点とかだった気がする。(微積分は不思議とできたのでそっちで点を取った奇跡)
ベクトルは壊滅的にセンスが無いし、活用の仕方もまるでわからんので、大人しく数列に絞りたいと思います。
では、以下実践録でございますたい。
導入①:想起学習(解答復元練習)
まず取り掛かったのは、とにかく公式を覚えねば始まらないという冷厳な事実。数列の公式とか考えただけでゲヴォ吐きそうだが、吐いてたら始まらない。
校舎にある数ⅡBの参考書を集めて、わかり易いものでそれに取り組んでみた。ここで使ったテクニックは、『想起』である。
要するに、『思い出す時間を必ず設けること』って感じで、ぶっちゃけインプットの最も基本的な部分である。
その上で、『わからない問題があったら即答えを見て、理解したら何も見ずに解き直す』【解答復元練習】を行うことにした。
まずはこれで、最初の一歩を踏み出すことに決めたのだ。ちなみに復習のタイミングは2日後にまずは固定(科学的に理想のタイミングの1つなので)。
じゃ、その感想をまずは書いてみマンモス。
まー、初日一番ショックだったのは、きれいさっぱり頭から公式が消えていたことですな。等比と等差の違いさえうろ覚えで、総和とかはちょっと大変ですた。
10分で4ページしか進まなかったので、マジでトホホである。・・しかし、これは想起を合間合間に挟んだからであり、実質もう少しページ数は稼げたと思う。
でだ。2日空けて復習したが、確かに色々丁度良かった。サクサク行くわけじゃなく、かといって記憶がゼロなわけでもなく。
8割くらいは記憶が残っていたので、それがしっかりと補強されていく感覚が確かにあった。計算ミスして答えはしくったけど、プロセスは合っていたから良いんじゃね?
そういう優しさを持ちながら、参考書に書いてある『教え』はチマチマと吸収していった。日数を重ねるごとに、計算がちゃんと早くなってくので面白いし。
ちなみに3回目の復習タイミングは1週間後らしい。そっからはもう問題演習でこなしていこうと思うので、数列は何とか1週間で終わらせたいな。無理かな。どうかな。
導入②:HIIT式学習
2回目の復習から1週間後、つまり3回目の復習では、この超短時間の休憩を挟む勉強法を試すことにしてみた。
簡単に言えば、5分問題を解いたら1分休むってのを5セットくらいやる感じで、筋トレ法の1つHIITに似ているため、僕は勝手にそう呼んでいる。
それを序盤の方(つまり等差数列か等比数列かを見抜いて計算するだけレベル)でちょっと尋ねてみた。
しかし5分演習の5セットとか無理ゲーなので、3分→1分オフを3セットでやってみた。結果は・・・。
数列くらいちょっと難解だと、厳しいかも
というところである。3分だと、式を書いている途中で終わることもあり、自分の足りなさを突き付けられて萎えた。
そこで次に閃いた仮説は、『7→2→3』のリズム。7分演習して、2分休憩して、3分で間違えたところを頑張る。こんな感じ。
これでやってみると、確かに進む感じはあるが、ぶっちゃけ休憩を無理に入れない方が良い気がする。
1問1問が解くのに30秒程度もかかる問題は、この学習法に向いてなさそうだ。ただ、中学校レベルの数学だと使えそうなので、参考にしてほしい。
第一部・導入編感想。
ってことで導入編の感想を書いてみる。現在は、公式で言えば以下のところくらいまで何とかかじりついているところ。
特性方程式とは。より難しい漸化式の解き方【特殊解型】|アタリマエ!
単に他の知識がいっぱい増えたってのも大きいのだろうが、18歳の頃より遥かに早く数学の力量が高まっている自覚がある。
もちろんこれはまだまだ参考書の学習段階であり、こっからセンターレベルが安定して解けるようになるかどうかは、また別の話になる。
しかしその段階になれば別の手も用意してあるので、自分を実験台にまだまだ学習法とか成長とか、確認していきたいと思う。
では今日はこの辺で。