ふと指折り数えたら、今日で13連勤目でした。ちなみにこのままGWまで、17か8まではいく予定。仕事が日常、日常が仕事。中元です。
・・・もはや高校生あるあるなのだが、この時期いきなり英語で死んでいく生徒が多い。その原因は簡単で、【五文型】と【自動詞・他動詞】である。
五文型はさておき、このブログにも書いてあるのだが、自動詞と他動詞を7割くらい見抜く方法ってのは存在する。
そこで文を止めたら「何を?何が?誰を?」と聞きたくなるものが他動詞
そこで文を止めたら「いつ?どこで?誰と?」と聞きたくなるものが自動詞
例えば、
I know. 「俺、知ってるぜ」→「何を?」→だから"know"は他動詞
I go. 「俺、行くわ」→「どこに?」→だから"go"は自動詞
・・・という具合。これだけで腑に落とすことはなんとかできるのだが、問題は区別が厄介な奴だ。
例えば、
I marry. 「俺、結婚するわ」→「誰と?」→だから”marry”はwithが要る自動詞!!
・・・ではなく、相手を直接置いていい他動詞なのである。
うぅーむ、わけわかめ。
他にもlieとかlayとか、涙が出そうな敵は山積している。心底同情する。
・・・だから、日本人が日本語の概念で考えるのも限界があると思うので、英語圏の人はこれらをどういう感覚で使い分けているのか、ちょっと考えたいと思う。
例えば日本語でも、「上がる」と「上げる」が何か違うのには気づけるはずだ。そういう取っ掛かり、あるんじゃねーかな、と。(ちなみに前者はrise、後者はraise)
てなわけで今日は、そういう調査の記録を書いておく所存である。
基本的考えは同じらしい。
それについて英語圏の人の考え方を調べたところ、実は結構基本的なところは似ている(というか同じ)感じであった。
・【何を?誰を?】といった目的語(Object)が無いと文が完成しない
例) Please bring.【持ってきてください】 → What's?【何を?】 という感じ。
これが基本的な原則だとみて間違いはなさげ。確かに【marry】は、withが必要そうだが、「俺、結婚した!」ってだけだと、具体的な【名前】を直で知りたくなる。
・・・しかしそれにも限界があり、例えば何故【approach】にtoが要らないのかといった説明ができないのだ。
これについてさらに調べたところ、仮説もいいとこだが、自分なりに「もしかして?」と思えることに気づいたので、次はそれについて書いてみる。
群動詞(句動詞)で考えたらわかりやすい・・かも。
その仮説は、【approach】の意味を英英辞書で調べていて閃いた。
come near or nearer to (someone or something) in distance or time.
訳を簡単に言えば、【距離や時間的な意味で、近づいてくる、あるいは近づくこと】てな話なのだが、気になるのは下線部の箇所。come nearである。
ここの部分は【自動詞+前置詞】になっており、これを使えば【approach】と書き換えが可能ということになる。やってみよう。
The train approached the station.
= The train came near the station.
・・ってのに気づいてから確認したのだが、自動詞と紛らわしい他動詞は、基本【自動詞+前置詞】との置き換えが可能なのだ。
ということで語呂合わせが感動的だったものをいくつか引用しながら確認する。(marryは先述したので省略)
ゴロ合わせで楽々。自動詞と間違えやすい10個の他動詞の覚え方
enter = go into
reach = get to
obey = submit to
discuss = talk about
oppose = disagree with
resemble = look like
attend = present at
mention = refer to
approach = come near
多少無理したものもあるが、英英辞書で引いたら出てきた語句を使ってるので、完全に間違っているというワケでもないと思う。
・・・ぶっちゃけ、これで覚えやすさが変わるわけでもなく、単にめんどくさくなっただけにも感じるが、ちょっと新しい発見のため個人的にはウキウキしている。
てなわけで、自動詞と紛らわしい他動詞は、
【自動詞+前置詞の意味をすでに持っているからいらねーんだよっ】
という考え方が根底にあるからなのかも・・という報告ですた。
では今日はこの辺で。