最近の楽しみは酒とYouTube。精神年齢、低いもん。中元です。
さてさて。今日はちょっと長いドライブがありますので、その間一体何を話そうかなと。
ってことで閃いたのですが、ここ最近、こんな僕も生徒からよく【お悩み相談】を受けます。
それら一つ一つについて、我ながら結構ちゃんと答えてますので、今回はどんな質問が出て、それについて僕がどう答えたかっていうのをもう1回喋ろうかなと。
つまり、 Q & A ですね。それのまとめで今日は記事を作成しまーす。なかなかボリューミーなので、時間のあるときに是非どうぞー。
- Q:学校の社会の定期テストは点が取れるのに、実力テストでは点が取れません!どうすれば克服できますか?
- Q:数学ができるようになりません。どう勉強すればいいですか?
- Q:周りにテストの点数をずっと比較してきてあのマウントを取ってくるやつがいます。どう対処するのがいいですか?
- Q:最強の勉強方法って何ですか?
- Q:どうやったら知識量って増やすことができるんですか?本をいっぱい読むことですか?
- 終わりに。
Q:学校の社会の定期テストは点が取れるのに、実力テストでは点が取れません!どうすれば克服できますか?
これはですね、語句の丸暗記はやめてですね、その語句が説明できるかどうかをちゃんとチェックした方がいいです。
例えば、「794年に都を平安京に遷都した天皇といえば誰?」という風にヒントを与えられればですね、結構誰でも答えられるんですよ。
しかし、「桓武天皇って誰で、何をした人ですか?」って聞いて答えられるかどうかって人は少数派ですが、こういう知識の方が遥かに大事です。
ただし、学校の定期テストはそういったとこまで深い理解が求められる事って稀で、大体はワークの答えを覚えておけば大丈夫だよって風に作ってくれているものです。
定期テストって極端に低い点になるように作っては確かダメなので、ある程度の配慮もあって難易度としてはそもそも低めに設定されているってのがありますね。
そういう意味でも実力テストとは別モノと考えた方が良いので、勉強法がそのまま通用しないのも納得かなと。ぜひ参考にされてみてください。
Q:数学ができるようになりません。どう勉強すればいいですか?
一番に言いたいのは人選をミスってるってことです。だって、僕は数学が苦手なのだから!
ただそれでも、最近高校数学の数列って単元を若干克服したので、そこで使ったメソッドを参考がてらお伝えしておきましょうかねー。
jukukoshinohibi.hatenadiary.com
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はい。とにかくそこで意識したのはですね、復習の期間を前もって計画することと、メインは演習で勉強することの2点です。
例えば期間は、最初にその単元に触れた2日後に2回目の復習を行って、その2回目の復習を行った一週間後にまたもう一回その同じとこを勉強するという具合です。
言葉にするとチンプンカンプンですが、ここまでやれば結構頭に残ってくれました。ちなみに4回以上やっても覚えられないのは、たぶんわかってないってことです。
それらは至急補強すべき自分の弱点ってことなので、そういう分野が出てきたら、逆に毎日触れましたね。
その場合も、同じ問題を解くのじゃなく、数値が違う別の例題を探してきてはそっちを解くことで経験値を得るということをやってました。
数学ってのは楽器の演奏とか将棋のルールを覚えるとかと同じもので、ルールを覚えながら使い方まで実際に確認しないと、なかなか伸びないんですよね。
マンネリ化しないように気をつけながら、いろんな問題をネットとかで探してきてでも、新鮮な復習に取り組んで頂ければなと思います。
要するに、コツは復習の期間を適切に取って、問題演習をいっぱい行い、頭の中にパターンを作ること!これに尽きるかな~と思います。
Q:周りにテストの点数をずっと比較してきてあのマウントを取ってくるやつがいます。どう対処するのがいいですか?
まあ、あしらえばいいんじゃないでしょうかね。笑って「お前すげえなあ!」とでも言っときゃそいつは満足するので。
なので、なんも考えず「すげえな!!」ってめっちゃ言ってあげればいいんじゃないでしょうか。
ただ、いよいよそれがうるさくて我慢できなくなってきたら、どうすればいいか。
大体そういうこと言ってくる奴って、もちろん例外もあるんですけど、クラスなり学年なりで一番を取ってるわけじゃないんですよね。だから、そこを突くと。
もし学校で1番できる奴がそんなこと言ってきてるとしたら、それはそれでどうかと思うんですけど・・・・。
さて。つまりそこを突けば脆いので、更に上の存在を引っ張ってきて、そいつの鼻をへし折るって言うのがいいんじゃないかなと思います。
「お前もすげーけど、A組のあいつはもっとすげー点だったらしいぜ!!」といった風に。まぁ、どうしてもやり返したいのであれば、ですけど。
ただしこれって普通に嫌われますので、嫌われてもいいくらいめんどくさいな時や相手に限定して使うようにしていただければと思います。
Q:最強の勉強方法って何ですか?
人に教えることです。
皮肉なんですけど、学校の先生や僕達が授業をしている時に一番頭が良くなってるのって誰かというと、実は僕ら側なんですよ。
【教える】という行為は、いわば”アクティブラーニング”の究極形態です。
知識を思い出すという想起と、それを相手に伝わるように言葉を変えて喋るという再言語化という要素が、リアルタイムで常に求められる状況。
そんな状況なので、教える側が賢くなるっていうのは至極当然なんですよね。
・・・であれば、【人に説明する】というやり方で日頃から勉強すればいいという思うかもしれないんですが、これはなかなか難しい。
例えば筋トレ初心者がいきなりバーベル100キロを使ってベンチプレスしようと思ったら、まず潰れて死にますよね?
それと同じで、効果が高い勉強法をするには、そもそもそのためにある程度の学力等が求められるっていう裏がありまして。
僕が言うのもなんですけど、無理して人に説明する必要ってのは無くて、それに近いことができればいいんですよ。
だからおすすめなのは、教科書をある程度まで読んだら、一旦手を止めて、目を閉じて内容を思い出したり書き出したりという【想起学習】です。
結構それって、【教える】という行為と近いので、手軽さも相まって非常にオススメだなと思います。
Q:どうやったら知識量って増やすことができるんですか?本をいっぱい読むことですか?
うーん、先に一応言っときますけど、僕は僕自身別に賢いとか微塵も思ってないんですよねー。
だって世の中には、僕が逆立ちしても足元にも及ばない化け物っていっぱいいるじゃないですか・・。
まぁただ、シンプルに「こいつよりも知識が下とかマジ思われたくねえな」っていう人はいるので、勉強そのものは今でも継続してますね。
その際によく使う方法なのですが、少し自分語り交えて紹介します。
そもそも実は人生において読書を習慣にしたのは割と最近で、確か21歳の時ですね。
21歳の時に本を読む意味を初めて理解させてくれる本に出会って、それ以来コツコツ読むようになったかなという具合です。
それまでの21年間で読んだ本は、覚えてる限りだと【へんないきもの】と読書感想文のために買わされた数冊しか思い出せないんですよね・・・。
特に高校の頃は、【人間失格】の最後まで読めなかったんですよね。もう、憂鬱になりすぎて。
下手すればセンター試験の現代文の問題と、進研模試って言う当時受けてた模擬試験の本文以外、ろくすっぽ読書してないと思います。
だから「読書最高!!」とか、口が裂けても言えないのが僕のリアルなんですね。
じゃあ、その代わりに何を心がけてるか?それは、分かんなかったら調べることですね。
そして調べるときも、できるだけ2種類以上の情報源を当たったり、どこにも裏付けとなる情報源が明記されていないサイトをめっちゃ疑ったりってのは意識してます。
例えばこないだも別のブログの記事を書くときに、「ジンベイザメは最大20mを超えるぜ!!」みたいな記述を見つけて、「本当かよ?」と思いまして。
その記述以外の情報源を探したのですが、これがまぁ、全然見つかんなかったんですよ。
それでもずっと調べ続けたら、論文の中で【18.8m】という数字は何とか見つけました。
しかし、確実な20m超の個体のジンベエザメの記録は、実際無いってのをそこで初めて知りましたね。
ーめんどくさい性格なのは承知してますけど、基本的に疑問に思ったことはなんかに控えておくなり、許されるならばその場で調べたりします。
この検索グセを心がけたら、ある程度までは結構ものが覚えられたんじゃないかなと思いますね。
・・ただその知識の基本やら核やらになるのは、中学までの義務教育の知識だと僕は思ってます。国語数学英語理科社会。
例えば社会の知識がポンコツだと、【サピエンス全史】という良著を読んでもさっぱり理解できないと思うんですよね。
そういう前提となる知識をほっぽり出して、賢くなるために雑学の知識とかをいっぱい頭に入れるのって、マジでズレてます。
だからこそ、まだ中学生とかなら、ただただシンプルに義務教育の勉強をしといた方がいいんじゃないかなー、と思いますね。
終わりに。
ってことで、真面目なのか不真面目なのかわからないけれど、こんな風に質問には答えたつもりである。
何かしらの参考になればウレシス。では今日はこの辺で。