こないだ部屋に15㎝くらいありそうな超特大ムカデが張り付いていました。そのすぐ側には5㎝くらいのそれも。頭の中はドラクエの戦闘曲。中元です。
はい。ブームにしっかりと乗って、切り抜き動画にハマっている。(最近は武井壮さんのそれがお気に入り)
何故かというと、スポーツ理論と勉強法とはかなり類似点が多いと考えているためである。すなわち前者において有益な心がけは、勉強にも応用が必ずできる。
だから一応スポーツをしていた経験があるのもチョイと活かし、この辺の動画を観ては、生徒に出来そうな声掛けとか作戦を、時たまじっくり考えている。
そしてやっぱり思うのだが、勉強をサボる講師ってマジで未来が無いよな、と。そこから目を反らしたら終わりだなと。
さらに、そうしちゃってる人って割と多いよなと。今日は自分への戒めも少し含めながら、それについて記事を書いてみる。
つくづく思うのだが、講師って勉強を教えるのが仕事で、成績を伸ばすことに対して責任を負う職業である。
スポーツで例えればコーチのような存在だ。選手の能力を高め、実績を作ることに対してコミットする。
さて。もし仮にそのコーチが、スポーツに対する造士を特に深めず、メニューも変えず、自分も鍛えずだったら、どう思われるだろうか。
「練習中は水を飲むな」といった何十年の前の指導法で、誰かがミスをすれば連帯責任でダッシュを強制する。恐怖と暴力で統制するあの感じ。
こんなのを好意的に解釈をする人はまずいないのではなかろうか。そんな環境で野球をしていた僕も、絶対にそれを肯定する気にはなれない程である。
しかし、こと学習となると、それをやってる人は多い。しかもそれは、当人から見ても外から見ても、無自覚なことが事が大半だ。
つまり、勉強法の勉強も、自分がそれをすることもサボっている状態だ。そして生徒には、全然アップデートされていないそれを落とし込むだけ。
もしそうなら、かなり危険である。実際、今は学習のメカニズムについて結構多くのことがわかってきており、しかもそれらは無料で調べることが可能である。
例えば、上記の記事で紹介されている、「効果が無いとされている学習法」は、十数年前なら勉強法の王道、スタンダードである。
だから、それを知らないままだと、その方法を生徒に言ったり、自分が使ったりすることが容易に想像できる。更新しないことはやはり罪深い。
・・敢えて尋ねてみるが、最近【学習法の学習】を皆さんはされただろうか?例えば、以下の類の本を、いくつ読んだことがあるだろうか?
そして、そこで紹介されている勉強法を、いくつ試したことがあるだろうか?例えば、実際にメモリーツリーを作ってみたことはあるだろうか?
その上で、自分事をチョチョイとお話する。
僕は学習法を調べたら、それはしばらく自分で使い、そして結果や効果が出たら初めて、生徒に伝えるようにしている。
そのために、業務時間の合間を縫って数列の問題を解いたり、日頃の読書に時間に読み方を変えたり、結構色んなことを試して遊んでいるほどだ。
元々新しいことが好きで、短い時間で効果が出ることの方がクールだと思う人間だから、抵抗なくこの辺を実践できているが・・。一般的にはどうなのだろう。
効率が悪いとハッキリ思う学習法が蔓延しているのも、それがなかなか無くならないのも、両方承知している。闇は思った以上に、かなり深いとみて良さげだ。
せめて僕がコーチとして携われる生徒には、この辺の情報や経験をきちんと伝え続けてあげたいなと思う。
では今日はこの辺で。