個人輸入で頼んだサプリが今日届くらしいっす。いやー、楽しみー!中元です。
今日もまた30分ちょっと運転する用事がありますので、色々答えて遊んで行こうかなと思います。
なんだかんだでやっぱ質問ってされるんで、ネタはまた溜まってきましたね。またそれらにお答えしながら、お話ししたいと思います。じゃあ、お願いします。
- Q:学校でやった職業適性テストで、自分が想像もしていなかった仕事に向いていると言われました。これはどう受け止めればいいですか?
- Q:やる気がでません。色んな人が前向きな言葉をかけてくれますが、どうしても響きません。こんな僕でもやる気を出す方法はありますか?
- Q:本を読むのが嫌いな子供を、少しでも本を読んでくれるようにするにはどうすればいいでしょうか?
Q:学校でやった職業適性テストで、自分が想像もしていなかった仕事に向いていると言われました。これはどう受け止めればいいですか?
実際にそれを軽くやってみてください。例えばあなたは漁師に向いていますと言われたら、魚釣りに行ってください。
農家さんに向いてますと言われたら、家庭菜園を始めてください。動物に関わる仕事が向いてると言われたら、動物園に遊びに行ってください。
正直、自分の好きなこと、嫌いなこと、向いてる・向いてないことって、頭でいくら考えても、ある程度から先は絶対わからないものです。
だから、どうだろう、どうなるんだろうって少ない知識量でイメトレを繰り返すってのは、結構不毛です。
とっとと小出しで夢をお試しで体験してみて、実際はどうなのか確かめたほうが、早くて確実だと思います。
Q:やる気がでません。色んな人が前向きな言葉をかけてくれますが、どうしても響きません。こんな僕でもやる気を出す方法はありますか?
やる気って2種類あるんですよ。手に入れたいものがあって、そのために頑張るっていうモチベーションがまず一つ。
もう一つはですね、やばい未来を回避するために頑張るっていうのも、実は立派なモチベーションなんですよ。
例えば今頑張っておけば、次のテストで平均9割取れてめちゃめちゃちやほやされるかなって思って、それで頑張るのであれば、何かを手に入れるために頑張れる人です。
一方、何かを失いたくないがために頑張れる人ってのは、絶望的な未来を想像して、それはマジで嫌だから今頑張ろうって思える人です。
「今回このテスト勉強サボったら次のテスト多分平均60点とかになっちゃうな、そしたら多分携帯とか解約されるな、これは勉強せんとアカンわ・・」という感じですね。
ちなみに、僕は個人的に生徒へちょこちょこアンケートとって、その二つのやる気の比率を調べているのですが、今んところ【前向き派】の方が多いです。
比率では7:3ぐらいで、「え、そんなに多いん?」ってのが僕の感想です。かくいう僕は、基本的にやべえ状況に自分を追い込まないと頑張らないタイプなので・・。
キラキラしたモチベってのは、昔から僕も性に合ってないです。やってて楽しいからできることはただの趣味。
しなきゃいけないことに対して、前向きな動機を使ったことって、マジで無いんじゃないかなと思います。
例えば、大学受験とかも、行きたいから頑張ったんじゃなくて、行けなかったらイヤだから頑張ったって方が近いです。
この違いっていうのは本当性格によるものなので、もしかしたら質問してくれた生徒は単にもともと前向きな方が響かないだけかもしれませんね。
だから逆にどん底を想像してみたら、またちょっと話は変わるんじゃないかなと思います。
Q:本を読むのが嫌いな子供を、少しでも本を読んでくれるようにするにはどうすればいいでしょうか?
強制しないことです。ディスレクシアぐらい極端なものじゃなくても、文字追っかけるのが嫌いな子ってやっぱ多いんですよ。
僕も本は読みますが、活字が大好きだから読んでいる・・ってわけじゃないんですよね。
僕にとっては、それが早く情報を吸収できる手段っていうただそんだけなので。
それに、子供が本を読むようにしたい目的って、多分国語のテストの点数を上げることとかだと思うのですが、結局好きって、強制することがマジできないんですよ。
それでも何か打てる手を考えると・・・まずは、あなたが本を楽しそうに読んでください。これが割とおすすめです。
「自分は本が嫌いだけど、子供であるお前は本を読め」と言っても、超空気が読める子でない限り、全く反応しないことが多いです。
「何言ってんだこいつ」っていう風に、大体はこっそり一蹴されてます。
しかし、本を読んでいる人が、「本っていいもんだよ」「本読んどくと得だよ」って言うと、そうかもなってちょっとは思うものです。一応、言行に矛盾が無いからです。
だからこそ、他人に薦める前に、自分が何かを手にとって読んでみるっていうのをやってみたらいいかなと思いますね。
後は、環境として色んなジャンルの本を揃えておくこともアリかなと。
僕の見てた生徒にも、いわゆる活字―小説とか説明文的なもの―は全く読まないのに、貪るように図鑑とか絵本とか雑誌とかは読むっていう子はいましたね。
そしてその子は、ちゃんとたくさんの言葉を知ってたんですよ。国語の点数も結構高かった印象があります。
だから、本さえ読めるようになってくれればいいのであれば、ぶっちゃけ図鑑とか絵本とか何でもいいので、色々な本を揃えておくといいんじゃないかなと思います。
ちなみに、個人的に絵本と活字の中間としてマジオススメなのは【へんな生き物】っていう本です。
僕が中1か中2の頃に出た本なので、もう10数年前の作品なんですけど、あれは非常に面白かったですねー。
文章も秀逸で、イラストも綺麗で、書いてある情報そのものも非常に面白くて。あれはすごくありだと思います。
今なら文庫にもなってて安く買えるので、家に一冊置いておかれたらいいんじゃないかなと思います。
ってところでしょうかね?とりあえず、この章はこの辺でー。