精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【同業者向け】局所戦で勝つ塾にしたいなと、最近頭を絞り上げていますという報告。

最近授業以外の仕事が多すぎて、一体自分の本業は何なのかを見失いかけている中元です。キッパリと指導から引退するのもありかなぁ・・・。

 

さて。今日は小ネタでございます。僕が務める校舎の付近は、実は大手塾の影響が強い。だからこそ、同じ土俵で戦っても勝ち目に乏しいというのがある。

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例えば、講師力をウリにしても、代々木サテライトや東進衛星予備校にはやはり及ばない。価格競争なんてウリにしたら、それこそ規模がでかいところに敵うワケないのだ。

 

だからそこに対して真っ向から挑むのは、勇ましいがつまり玉砕なので、違うところに土俵を作って外から倒すような発想をずっと頑張っている。

 

今日は僕がぼんやりと考えていることを、備忘録としてただただ言葉にしていく、そんな記事である。

 

ってことで、以下続き。

 

 

【ファン】を生むにはどうするか?

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「規模」で勝つのは圧倒的に難しいので、「局所戦」で勝つしかない。それは個人塾規模であれば、真っ先に考えることだと思う。

 

それはどういうことかというと、例えば生徒の入れ替わりが激しい塾ではなく、生徒が長く続けてくれる塾を目指すことではなかろうかと。

 

Amazon Primeのようなサブスクリプションサービスと同じで、長くそれを使ってくれる【ファン】を作り、維持することに力を注ぐ感じである。

 

そうすれば、ランニングコストだけ極端に高くならないよう気を付ければ、局所戦で勝ち、飯を食っていくことはできる。僕はそう考えている。

 

では、その一環として何をやっているのか。実はまだ仮説段階でその効果の程は検証できていないが、いずれ紹介しますよーということで、列挙しておく。

 

現時点で取り組んでいることと、その仮説。

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①生徒を取り込んだミニイベントの実施。

 

塾生同士のつながりを作り、またコミュニティ外の層へ向けた広報の材料を作るためにも、時折イベントを実施することは大切だと思う。

 

ただし今はコロナ禍の最中であり、表立って生徒を一か所に集めるのも憚られる。ではどうするか?

 

―今行っているのは、【広報】に生徒を関わらせることである。

 

例えば、許可を取ったうえで校舎独自で作ったパンフ。そこに載っているキャラを考えてくれたのは生徒だ。

 

またこないだ遂に、いい成績を納めたってことで、集団生を集めた記念撮影もできた。了承を貰って、ブログに投下したところである。(今んとこアクセス数がよい!)

 

これらによって僕が期待しているのは、生徒一人一人が持つコミュニティごとの獲得だ。例えば自分が広報に関わっていれば、普段とは違う声掛けになるかもしれない。

 

あるいは、色々と可視化することで、入塾に対する抵抗が和らぐかもしれない。極論だが、実は別の塾で、面白い好例がある。

 

とある中学校のマドンナ的存在が、ある塾に通っているという情報がどこからか漏れた瞬間、数名の入塾(全員男)があったのだという。

 

「誰が通っているか?」というのは、かなり集客や広報に寄与するらしい。

 

―のだが。噂によれば、そのマドンナは結局そこを退塾したという噂がある。可視化しすぎるのも考え物だ。そこは慎重に考えたい。

 

②他塾がやっていないことを浮き彫りにする。

 

他塾の情報は、意外と拾えないことが多い。地域柄なのか、特に古い塾ほど、中で何をやっているかが不透明な印象だ。ただ、合格実績はちゃんと見えているけど。

 

そういうところのリサーチは困難だが、それ以外のHPを構えているところは、こないだ何をやっているかの情報を一通り調べたところだ。

 

すると、【何をやっていて】、【何が手を出されていないか】というのが不思議とわかるようになってきた

 

別に隠すことでもないので書くが、僕が塾を構えるエリアは不思議と各種検定の対策が手薄という傾向が掴めている。

 

そして僕は英検1級保持者だ。もっとこれを発信したら、アプローチはあるだろうか?というか、発信のために実績が欲しいから、5月を休みゼロで駆け抜けたのだ。

 

ただし、これには【そもそも売れないから誰もやらない】という罠が潜んでいる可能性も高いので、なるべくコストを掛けないなどの保険はマストとなる。

 

後期、僕は僕をもっと売り物として活用しないとなと、色々作戦を考えているところである。

 

終わりに。

 

【ファンを作れ!】【コミュニティを構築しろ!】というのは声高にずっと喧伝されていることではあるが、これらは勉強すればするほど、答えがないとつくづく感じる。

 

成功事例はあるっちゃあるが、それがそのままどこにでも作用するわけではないのだ。つまり、ある程度から先は、とっとと実戦投入して検証しないとわからない

 

でだ。ニッチを探っているのは別にでかいマーケットだけではない。断言するが、ここに目をがっちり向けている人は、社内にもほぼいない

 

僕自身が抜きんでる好機、その可能性もあるので、おざなりにはやっぱできないのだ。失敗しても、記事のネタにして昇華すればいいんだよ。

 

はい。ということで残業明けの変なテンションで書いたから無茶苦茶な構成だけど、たまにはいっか。

 

ってことで今日はこの辺で。

 

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