精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【成績】ってつまり【大人から好かれている度合いを数値化したもの】だってこと、中学生の頃から気づいてましたよ、というハナシ。

右手の痺れが治らないので、今日はこれから病院です。眼科から整形外科へのハシゴ。なんやねん。中元です。

 

さて。今回は、もともとQ&Aの質問の一部だったんですが、なんと1つの質問というかテーマに対して、込み上げる何かがあったのか2300字程度も喋ってたんですね。

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そのテーマとは、元々は【学校での忘れられない思い出】みたいな感じで、つまり中学とか高校の頃のロクでもない記憶、といったところです。

 

これについて、僕はタイトル通りのことを実感する、結構な出来事に遭遇してきまして。

 

【成績】ってつまり【大人から好かれている度合いを数値化したもの】だってこと、中学生の頃から気づいてました。

 

今日はそれに関する、僕の思い出を書いておきます。

 

 

個人の努力なのか、先生の評価なのか。

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勉強に関して忘れられない思い出。これは中学のときつくづく実感した、内申点ってシステム、本当にクソだな」っていう悟りですね。まぁ、僕にとっては、ですが。

 

決定打となったのは、中1の3学期のことです。3学期って、学年末テスト一発しかないじゃないですか?

 

つまりそこさえ頑張っておけば、それだけで【4】とか【5】がつくわけですよ。その時点で僕は【4】すらつけたことが一回もなかったので、これはオイシイ。

 

なぜ僕はそれすら取れなかったのか?理由は簡単で、1学期も2学期も、ほんの数ヶ月とは言え、その期間全部は努力することができなかったからです。

 

例えば中間テストで80点取るのって、そこそこの努力がいるじゃないですか?結果、首尾よくそれでいいスコアが取れたとしましょう。

 

しかし、もう1回期末テストで80点とるには、また別の努力をさらにもう一度積む必要がありますよね?僕にはそれができなかったんですよ。二連続ではいい点が取れない。

 

だって、勉強が嫌いだったから。しかし、今回の学年末テストってのは、一回しかないからそこに色々一点集中すればいい。これはもう、チャンスじゃねーか、と。

 

そう思って、ちょっと頑張ってみたんですよ。得意科目だけでも、ってことで、英語と美術を選び、そこに力を注ぎました。

 

その結果はどうだったか?英語なんですけど、なんとクラスで1位を取ったんですよ。今でも点数覚えてますよ。94点です。

 

まぁ、そのテスト、超簡単だったんですけどね。実は現在進行形と助動詞のCanだけが試験範囲だったので、それなら割と誰でも点取れるって感じです。

 

さて。ずっと勉強をサボり倒していたヤツが94点を取ったんだから、先生も驚いたんでしょうね。名指しで授業中、僕褒められたんですよ。ヒーローですよね。

 

・・・しかし。その後に、「でもこの子はノートを出していないので、【5】をつけてあげることができません」という爆弾を落とされました

 

周りはドッカンとウケていたんですが、正直ふざけんなって思っちゃいますよね。クラスで1番を取っても、ノートという謎のせいで【5】は付かないと。

 

まぁ、出さない僕が絶対的な悪なので、言い訳とかしようがないですね。でも後学(笑)のために、理由を言っておきます。

 

そもそもノートなんかまったく取ってないので、提出に値するノートなど存在してないからです。

 

未だに不思議な話、英語の授業でノートとる意味ってよくわかってないんですね。僕の場合多分先天的な何かなんだと思うんですが、マジでノートとか取れないんですよ。

 

例えば、ノート取りながら人の話って絶対聞けないじゃないですか?でもノート取らずに話をずっと聞くと、書かずともぶっちゃけある程度わかるじゃないですか?

 

つまり、どちらに転んでもノートに頼る意味が、僕の場合は当時から無かったんですよね。成績が悪かろうが、結局無視し続けたツケ。

 

思い返しても、ノートなるものを人生で提出したことって、あったかな?たまたま数学の問題解くときに使ったノートをなんとなく提出したのが唯一かも。

 

・・・ただ、実はそれがかすむくらい、もう一発重たいものがあるんですよ。

 

自分で言うのもなんですが、【美術】って結構好きなんすよ。もちろんすべての芸術がそうというワケではないですけど、昔からとりあえず絵を描くことが好きです。

 

ただ彫刻刀とか使う物ってなんかそんな好きじゃなかったので、成績は序盤、微妙だったんですが・・。

 

しかし、3学期のテーマが切り絵だったんですよ。そして、不思議と結構これ、自分の中で面白くて。先生にも、「いい作品ができたね」って褒められて。

 

「よし、こらもらった!」って思うじゃないすか?だからテストも頑張って、そんときもクラス1位出したんすよ。これも覚えてます。91点です。

 

この点をたたき出して、作品もちゃんと出して、しかも評価されてんだから、【5】に決まってるじゃないかと、普通思うじゃないですか?

 

【3】でしたからね。

 

「91点あっても【3】なんだ!!!」と、逆にびっくりしちゃいまして。確かそんときの成績見ると、【関心・意欲・態度】が 「C」 だったんですね。

 

「いやいや、美術めっちゃ意欲的に取り組んでましたやん」と本気で思ったんですが、心当たりが本当に強いて言えば一個あったんですよね。

 

その先生って部活の顧問だったんですけど、当時僕、部活サボってたんですよ。基礎練習ばかりでマジ面白くなかったんで・・。それが原因じゃねーかな、と。

 

78点とかだった同級生が【4】を貰ってて、わけわかんないじゃないですか?だからその時にはっきりと、内申点ってやつはクソだなって、身に染みて実感しました

 

ってことで以降、美術について勉強を頑張るの、中学校の間は一切やめました。3年の時はろくすっぽ、作品も提出してないです。そこ、偏屈なので(*^-^*)

 

―自分にコントロールできる部分は、正直テストの点数くらいです。しかし、そこをどんな頑張っても、先生からの評価で4が3になり、3が2になる。

 

今思えばそんなの当然で、集団生活になじめない僕が悪く、規律を乱すものとして見せしめになってしかるべきだろうと理解できるのですが・・・。

 

でもやる気なくしますよね。元々僕は”いい子で居続けるってことができない”ので、それを自覚し諦めることができたって意味じゃ、大事な時期だったのではと思います。

 

では今日はこの辺で。

 

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