精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

【ルーティン日記33】塾講師が知らないことを調べる週のBLOG

LINEの返信が遅いことにいら立っていた際、「ま、僕も遅いしな」と思うと一気に何かが穏やかになった中元です。寛容な国、インドの教えに万歳。

indiasantana.net

 

さて。これを白状しても「またか」という話なのだが、ここ2週間くらい休んでない。ただし休息は取れているので、まだ精神は平和だ。

 

しかし、ここ最近取り組んでいることの性質的に、脳みそはフルパワーで出力を重ねているので、そっちの疲労が溜まっていることを危惧している。

 

【心の疲れをとる技術】にも書いてあるが、この精神疲労というヤツは、自覚がないまま蓄積し、そして爆発する性質があるためだ。

だから勝手に僕はそれが溜まっているという設定にして、今週を過ごそうと思う。では、その精神疲労を取り除くのに必要なことは何か?

 

面白そうと思ったのはこの記事だ。この中では、自分が全く知らない世界に触れ続けることが、そのコツと紹介されていた。

r25.jp

 

じゃあ、仕事柄丁度いいじゃないか。ちょうど【静】のストレス解消法を探していたのもあるので、今週のテーマはこれに決まり。

 

僕が知らないことで、かつ知っておきたいなと思うことをリサーチし、この記事にまとめていく。そういう軽いノリで、以下4649!

 

 

7月13日(火) ―新型コロナウィルスワクチンってつまり何?―

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地元の友達とコロナウィルスのワクチン接種情報についての話になった。(LINEグループの話ね)

 

医療関係者っちゃ関係者の友人は一足お先に2発の接種が完了したらしく、副作用とか予後とか、根掘り葉掘り質問をしてみたところ・・。

 

出てくる言葉がわからない、わからない🤤

 

mRNAとか言われても、さっぱりだぜ。ってことで悔しいので、簡単に調べてみた。

 

何となくだが、「弱らせたウィルスを打ち込むのが生ワクチン」ってこと、そして「ウィルスをばらばらにしたヤツを打ち込むのが不活化ワクチン」てのはわかった。

 

そしてメッセンジャーワクチンとは、【コロナウィルスの設計図】を接種するようなものってのが出てきた。なんじゃそら。

 

聞けば、ウィルスのたんぱく質の一部(≒mRNA)を接種すると、それをリボソームなるものが複製し、完全無害なコロナぽいヤツが体内にできるのだという。

kujira-zaitaku.clinic

 

そしてそれにより、身体は免疫を獲得する・・ってところまでは何とか理解できた。ただし、ここまでだ。僕の頭はあることでいっぱいだ。

 

リボソームって何?」

 

・・・高校生物の知識は、流石に卒業して10年も経てば頭からきれいさっぱり消えているようだ。

 

明日、ここについて勉強することにしよう。そうしよう。

 

7月14日(水) ―僕がのぞこうとした世界―

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昨日に引き続きワクチンの話を色々調べていくと、ある水準以下に難易度が下がらないことに気付いてきた。

 

説明の中に専門用語が登場し、その専門用語を説明する文言にも専門用語が出てくるありさま。これはちょっと、沼にハマったような気分だ。

 

そこで、理系の学部に進学した友人に質問をぶん投げてみた。mRNAとか、tRNAとか、リボソームとか塩基とかその辺をポンポンと。

 

すると、一瞬で真実が判明。

 

これらは大学レベルの生物の知識が無いと理解不可能らしいのだ。

 

ギャフン。僕は高校生物を、しかもセンター試験レベルで平均点くらいしか取れない状態で、専門に突っ込もうとしていたのだ!こりゃ流石に、きついです。

 

流石にそこまで無理してかじりつく気はないし、メッセンジャーワクチンがどういうものかはわかったので、とりあえず満足することにシマショ。

 

明日は何を調べようかなー。今からテーマ、考えときモス。

 

7月15日(木) ―家庭科「5」―

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ズボン(正確にはポケットの内側)に穴が空いてしまった。歩いていたら車のカギがズボンの内側から落ちてきて、それで気づいた。ワオ。

 

幸い、僕は家庭科が得意だった。高校の頃は5を取ったこともある。友達から「主夫」という渾名を頂くレベルに、家事は好きだし得意だし、習得も早い自負がある。

 

なぜか校舎に裁縫セットがあったので、自分で直すことにした。その際思い出したが、僕は昔から「玉止め」だけが苦手だった。丁度いい長さに、確率でしかならないのだ。

 

つーことで今日の調べ物はこれに決めた。すると、やっぱりヒットした。

handmade-senka.com

 

ここに書いてあるコツを守ると、あら不思議。人生イチレベルにきれいな玉止めをすることができたのだ!30手前なのに、この成長に興奮した。

 

手縫いすることは今後そうそうないだろうけど、忘れたら調べればいいだけの話。集合知のありがたみをひしひしと感じる今日この頃であった。

 

7月16日(金) ―読解とは―

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 今日は仕事に関係することをチマチマと調べていた。それは、【読解問題】ができない原因について、である。

 

もちろん生徒の国語力が低いというので片付ければ即終了だが、それは何の回答にもなってないわけで。他の解釈が欲しいではないか。

 

すると、色々と研究した論文がヒットして、その中でも「やはり」という印象を抱いたものがある。*1

 

それは、読解問題の正答率が低い生徒は、【ワーキングメモリー】が弱め、というものである。

 

簡単に言えば、短期間だけ物事を記憶する能力のことで、これが強ければ、問題文の条件(字数・書き抜き・言い換え等)を意識したまま解けるため、有利となる。

 

しかしこれが弱いと、答えを探し始めた瞬間に頭から条件の全てが消えていくため、当てずっぽうとほぼ同じになってしまうのだ。

 

ちなみに、それに対して一定の効果を上げた方法も、論文では紹介されていた。それはまさに、大学受験で使うテクニックであった。

 

そう、段落ごとに解答するというものだ。要するに、段落1つ分を読んだら、すぐに問題に移るというやり方だ。

 

解答を探したり、条件を求めたりする箇所を少なくすれば、ミスも減るという至極当然な論理だが、これが効果的だったのだという。

 

ミスする確率も大幅に(30%近く)減った例もあったので、これは試してみたい施策NO.1である。

 

ーしかし、例えば解答を埋めた後で、本当に合っているかチェックをするといった作業の定着は見られなかったという。

 

これはもっと長期でやれば段々と身についていくのか、それとももう諦めた方が良さげなのかは、流石に考察が添えられていなかったので不明。うーむ。

 

とりあえず国語でも英語でも、読解が苦手な生徒に対しては、「段落ごとに解きなさい」という声掛け、もっと徹底してみようと思う。

 

7月17日(土) ―かたづけ―

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白状すると、僕の勤める校舎の人は、掃除が大の苦手であり、する意義など無いとさえ感じている気さえしている。

 

だから掃除は全て僕の仕事だ。だが、その人の仕事スペースを勝手に片付けると怒られるので、それ以外を清掃することになる。

 

しかし、そこが散らかっていることで、他の場所も多少汚くて良いじゃんというヘンな雰囲気が生まれるため、10掃除すると次の日には12くらい汚れている有様だ。

 

ぶっちゃけイライラしてくるので、どうにかして冷静になれるよう、こういう方々の脳内について調べてみることにした。

 

すると残念ながら、発達障害の1つ】とか、【他者の創造という目線が無い】といった、病気説という帰結がポコポコと出てきてしまった

 

子供で片付けができないのは、色々未熟だから納得はできる。しかし大人で顕著に苦手な人に関しては・・・・。

 

僕は寛容の気持ちを持った方が精神的には平穏だとわかった。

 

だから明後日も、僕は「あぁ(察し)」と思いながら、校舎を綺麗に掃除する。

 

では今週はこの辺で。

 

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