最近学校が不規則な動きをするのもあって、授業が実施できず振替がガチャガチャ溜まって吐きそうな中元です🤤夏季講習延長フラグ、死にたい❤
さて。政府が色んなものをバシバシ出すのもあって、混乱した生徒からそれ絡みの質問が多くなってきた。
その最たるものは、【まん防(まん延防止等重点措置)と緊急事態宣言の違い】である。
実はこの2つ、多分なんかが違うんだろうなってことは承知しつつも、めんどくさくて勉強を放置していたテーマでもある。ちょうどいいや。
てことで生徒から待ってもらうよう了承を頂き、その間にゴリゴリっと調べてみようと決めた次第である。つまりこれは、ただのメモ書き。
それでもよければお読みください。
まん延防止等重点措置って、何?
通称【まんぼう】と呼ばれるこの語句、つまり一体どういうものなのかは、なかなか意外とわからない。
こういう時は「わかり易く」教えていることをウリにしている記事を読むのが手っ取り早いだろう。
ってことで、こちらの中身をざっくりと読んでわかったことを書いてみる。
まず、この【まん防】が出ることによって一番影響があるのは「飲食店」らしい。事業所に求められるガイドラインを引用する。
・飲食店は営業時間を20時までに短縮
・知事より飲食店で酒類を提供しないよう要請があった場合、酒類提供の停止
・昼間に営業しているスナック店などでのカラオケの自粛
・定められた人数上限や規模要件等に沿ったイベント実施
・「出勤者数の7割削減」を目指した、在宅勤務やローテーション勤務の徹底
・在宅勤務などの実施状況の積極的な公表
といった感じで、赤字にしたのは僕だが、飲食店に対する強い要請が特徴だと思えてならない。(マンボウという名の飲食店いじめ、なんて何度読んだことか)
まぁツッコミどころはあるんだけれど、飲食店で客はマスクを外すし、同じ場所と時間を結構長い時間共有するわけなので、そこに対策の重きを置くのはわかる。
―ちなみに、自粛とか要請とか命令とか、読んでいくと類語が次々並んでてめんどくさいのだが、それにはどういう違いがあるのか。まとめると、こんな感じ。
自粛
→空気読んで、外出とかしないよう頑張ろう
要請
→時短とか酒類提供禁止とか、ちゃんとやってよ。公表するよ?(イエローカード)
命令
→時短とか酒類提供禁止とか、ちゃんとやれや。今度こそ公表するし、罰金も課すからな(レッドカード)
要するに、言葉の意味がどんどん強くなっていくってハナシなのだろう。ちなみに罰金は20万円以下。
そして、正当な理由なくガイドラインを無視すると、要請されたり命令されたりするらしいのだが、その”正当な理由”というのの線引きが難しい。
具体例は以下の通りだ。
・近隣に食料品店がないなど、地域住民が生活を維持することが困難になる場合
・新型コロナウイルス対策に関する重要な研究会等を施設で実施する場合
・エッセンシャルワーカーの勤務地周辺にコンビニや食料品店などがなく、併設の飲食店が休業することで業務の継続が困難になる場合
―ということで、「営業せんと潰れる!!」といった悲痛な叫びは、「お前の経営手腕が悪いからだ^^」とでも言いたいのだろうか、正当な理由にならないのだという。
―まぁ、営業しなければ潰れるというのを正当な理由に認めちゃうと、絶対に要請にすら応じないことは容易に想像できるから、やむ無しってことだろうな・・・。
ちなみに、こちらはステージ3からの発動が可能で、知事が指定した特定の区域を対象にできるというのが特徴であった。
意味合いとしては、局所的に感染者数が増えた場所で食い止めるのが狙いってことだろうなと。僕はとりあえず、納得した。
緊急事態宣言って、何?
まん防のことをきちんと調べれば、緊急事態宣言の理解は非常に楽であった。つまり、まん防の規模拡大版が緊急事態宣言だからである。
しかし、その力は格段に強い。まず、事業所に要請できるレベルが違う。まん防は休業まではできなかったのだが、緊急事態宣言下では、そこまで言えるのだ。
罰金も30万円以下にまで増えることが明記されており、規模も都道府県レベルになる。(つまり例えば、広島市で緊急事態宣言などは無い)
ちなみにその分発動条件も厳しめになり、ステージ4になっていることが一つの目安となっている。
全くもって名前が違うのだが、大体同じ内容のことを言っているってことだろうなーと。
僕はスッキリしておりやす。
つまり両者の違いって、何?
その違いはこの表をみたら一撃だ。(最初から紹介しておくべきだったなぁ・・)
東京都などに緊急事態宣言出さず、まん延防止措置適用へ 政府の思惑と本音は:東京新聞 TOKYO Web
まん防の方は【局所で封じ込め】が狙い。緊急事態宣言は、【都道府県内で対策】という意味合いだと思った。
ぶっちゃけ都市ごとに差異が多すぎて、ここから知識は無限に広まっていく予感がしている。だから敢えて、この辺にしておこうかなと。
今度生徒に喋ってみようと思いまーす。
では今日はこの辺で。