精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

ADHD気味でも、話が聞きたい!! ―人の話が聞けない僕なりの工夫を、2つご紹介。

ついにゴーストオブツシマを買いました。壮大な映画を自分で動かしているかのように楽しい!面白い!お酒が美味しい!ダメな子供、中元です。

 

さて。以前から何度も記事にしていることなんですが、僕は診断こそ出ていないだけで、ADHDのどれかは持ってると思うんですよねー。

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ただし多動性は我ながらそんなに強くないんで、注意欠陥の方ですね、あるとしたら。特徴をすごく簡単にいうと、人の話が僕は聞けないんですよ。やっぱり今でも。

 

例えば、さっきまで会議があったんですけど、自分が何か議案を発表するという場面じゃない限り、集中力がほぼゼロになるんですよね。

 

意識を向け続けることが、どうしてもできない。それ加えて、会議の最後になってたまに出る、「何か意見はございますか」って言うやり取りが、本当に嫌いなんですよ。

 

矢継ぎ早に最後になって、「そういえばこれこれは~」とか、「これ忘れないでねー」ってのが出てくると、イラついちゃうんですよね。

 

僕は見通しが無い話に集中ができないんです。終わりが見えない話は、5分程度が意識を向け続ける限界です。

 

それくらい駄目なのですが、今言った弱点は僕自身重々承知してますので、どうしても話を聞かなきゃいけない場面が来たら、小技を使って頑張ってます

 

ってことで、今日のテーマはそれなのですが、ぶっちゃけ似た話は何度も喋ったので、この記事では学校でも使えるそれに絞って、2点お話ししたいと思います。

 

 

集中が必要な時間を削ろう!

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注意が苦手な人間でも、ちゃんと話を聞くためのコツ。まず挙げたいのは、予習です。

 

全く未知の話を集中しながら聞くということは、やはり見通しの一切がわからないのもあって、僕には非常に難しいです。

 

クソワガママなのですが、やはり自分に合ったペースで指導が進まないと、すぐ集中が切れるんですよねー。(本を読むのが一番頭に入りやすいのは、そういう理由です)

 

こういうワケで、ずっと集中することなんて無理ゲーだからこそ、集中が必要な個所を事前に絞っておくことは、非常に効果的です。

 

予め軽く予習をしておき、わからないところをつかんでおく。そして、そこの説明になった時だけは、絶対に聞こうという風に、意識を張っておく感じです。

 

予習をしておくことって、一見めんどくさいのですが、実は授業の負担を減らすという意味で、とても大事だと思うんですよね。

 

数学の公式でも、教科書本文の訳でも、わからないところまでは事前に知っておけば、本当に楽になります。(仮に全部わかったのなら、そもそも授業中に他のことをしててもいいのでは?)

 

ADHD気質があると、やはり見通しがないモノは超キツい。ならば、自分で勝手に見通しを作ればいいよねってことですね。シンプル!!

 

我流ノート術を舐めることなかれ。

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二つ目の心がけはですね、自分にとって最適なノートの取り方を、事前に開発・練習しておくということです。

 

大抵はキレイなノートを書けとあっちゃこっちゃで指導を食らうのですが、それを十把一絡げに押し付けることについては、僕は反対寄りです。

 

正直主観的要素が強い「キレイなノート」って、見た目キレイですがそれが全てじゃないよねって、すごく思うんですよねー。

 

いわば昼食で言うところのキャラ弁を作るようなものだってすごく思ってて、見た目の良さはあるにせよ、実用性はどれほどあるのかは別だと感じるからです。

 

特に人の話を聞くのが苦手ならば、実は聞いた端から人の話を文字に起こしていく作業がとても難しいっていうのも、特徴らしいんですよね。(僕はできません)

 

ついでにメモも非常に苦手なので大人として恥ずかしいんですけど、できないことはもうしゃーないと割り切ってます。

 

ってことで、昔記事で紹介しましたけど、僕のノートの取り方はかなり癖が強いです。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

モリーツリーという本来インプットに使う勉強法を、無理矢理転用しているという感じですね。ただ、他にも使う手段はあります。

 

例えば、単語だけは頑張っていくつか書いといて、その単語をもとに「どんな説明しながら授業やってたかな」っていうのを思い出すって方法も効きます。

 

他にも色んなオリジナルノート術はゴロゴロしてますので、テンプレなノートに限らず、情報を記録する方法は色々試して身につけた方がいいんじゃないかと思います。

 

終わりに。

 

―幸いに、って言ったらおかしいんですけど、僕は注意欠陥の症状を多分持ってるものの、読字障害の方は別に持ってないらしいので、本を読むのは苦労しないです。

 

要するに自分に合ったツールで勉強すればいいってことで、つまり僕は人の話を聞くことが合ってない、ただそれだけなんです。

 

同じ【情報】を得る際に、それを喋られたら全然覚えられないですが、テキストに起こした参考書を読めば、多分するする覚えます。

 

もちろん、本当に知りたい情報が授業でしか得られないのであれば、本当にそこだけを切り取って動画等で確認するようにはしますけど・・・。

 

本当に心底苦手なので、滅多にこの方法は使わないです。

 

さて。学校の先生って、システム上仕方ないのですが、話を聞かない生徒に対して当たりがかなり厳しいじゃないですか。

 

それを気合・根性だけで切り抜けるのは、マジで困難です。だからこそ、今言った話も活用しながら、苦手な子は取り組んでいただければなと思います。

 

・・・ぶっちゃけある程度割り切っちまえば、特に義務教育下の成績なんてのは、先生からいかにして好感度を稼いだのかを可視化したゲームという側面もあります。

 

成績優秀というのは日本の場合、【先生に好かれてる度合いが高い】っていうふうに僕は思ってますので、最悪ゲームとして割り切ればいいんじゃないかなと思います。

 

ま、最後は愚痴でしたが、今日はこの辺で 。

 

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