昼寝合わせて1日に12時間くらい寝たら、身体だるいしメンタル後ろ向きだしで、良いことがまるでない中元です。だるい・・・。
はい。今日もまた吹き込みでの記事です。テーマとして、タイトルと若干関係ないように聞こえるのですが、「マルチモーダル法」について喋りたいと思います。
では詳細は、続きに書いておきますー。
色んな方法を使うことは大事。邪道でもなんでもないよ。
このマルチモーダル法って何かと言うと、過去何度か紹介したのですが、色々な感覚や異なった観点から同じテーマを学ぶという勉強法です。
例えば同じ英語の学習でも、音声を聴いて、音読して、書き取ってと、色々な方法で取り組めますよね。それをひっくるめてマルチモーダルと呼ぶ感じです。
これは至極基本的な考え方なのに、意外とみんな知らないし、なんなら邪道とさえする空気さえ、ちょっと感じます。
例えば参考書を何冊もやるヤツは馬鹿っていう風潮がありますけど、僕は半分そうで半分違うよなって考えてます。
もちろん、ほとんど全く同じ事が書いてある参考書を二つ持って、全ページ・全単元を逐一見比べるんだったら、効率悪すぎて何やってんだろって思うんですけど・・。
メインの参考書は一つにしつつも、時折図書館とか、学校の資料室とか、塾に保管してある参考書と読み比べをするっていうのは、僕は賛成ですね。
ぶっちゃけ、どの参考書がわかりやすいかどうかって、その人の個性や現時点の力量によることが大半です。つまり、個人差がすごいんですよ。
それは参考書の中でも発生します。それによる説明の全てが、その人にとってのベストって、冷静に考えたらなかなかあり得ないですよね。
それを踏まえると、1つの参考書しか使わないという信念にこだわって、わからんとこも無理してかじりつき続けると、本質と違うんじゃないのって思いますね。
かくいう僕も、数ヶ月前まで高校数列を勉強し直してたときに、マルチモーダルなことを何回か行いました。
例えば、メインの参考書の説明では特性方程式とかよく分かんなくて、そこだけはいろんな人のブログ記事見たり、動画授業観たりして理解しましたからねー。
そして結果、最終的に共通テストレベルでも5~6割ぐらい取れるようにはなりましたね。これ実は、現役の頃よりも正答率が良いです。
当時はそもそも理解することを諦めてたので、よくて5割って感じやったんすよね。でも今は、色んな考え方を試したら、点が伸びたという。
だからいろんな参考書を読む事って、一概に悪いとは絶対に言えないと感じますね。その延長で、生徒にもやらせたいなって、常々思うんですよね。
家庭の方針なのかわからないですけど、子どもにネットを触らせない家って、地方はまだまだ多いように感じます。
ちょいとアクセスすれば膨大な知識の海が広がってる状態に、あまりピンと来ていないこともしばしば。
正直言って、ネットとかを積極的に利用する子の方が、やっぱ【総合的な知識の量】とか、それらの使いこなし方では、やっぱ上なんですよね。
どうしても、学校の勉強を完璧に極めた子よりも、大体のことに5割ぐらい精通してる子の方が、話が通じますからねー。不思議なものです。
さて。実際、ちょうど中学1年生がボチボチ三人称単数現在形というマジめんどくさい単元に入ったのもあり、そこでこのマルチモーダルを使ってみようかなと。
結構めんどくさい単元なので、僕の指導がハマらない生徒も、当然目立ってくるんですよ。
ってことで次回授業時、いろんな人の三人称単数の考え方をまとめたブログなりなんなりをプリントアウトして、資料として配ろうかなと。
そして自分なりに【三人称単数現在形とは何か】をノートにまとめるといった時間を監督する。まぁ、授業と言うか、ただの紹介なんですけども、ね。
―ということで、ある単元に行き詰まったら、色んな人の説明とか情報とかを読み比べてみることで、思いがけない突破口が開けるかもしれませんよ、というお話でした。
では今日はこの辺で。