体重はあまり推移しないのですが、鏡だと目に見えて腹回りの肉が減ってきた中元です。何がどこへいったんだろう。
さて。今日はチョイと思った話なのだが、モチベーションって本当に難しいよな、と。上げるとか下げるとかそっちじゃなく、その種類の多さがそもそも、だ。
カネを稼ぎたい人もいれば、カネになど執着しない人もいる。名誉を追う人もいれば、そんなもの豚に食わせろという人もいる。
世界のためになることをしたいという人もいれば、世界平和より己の幸福という人もいる。モテたい人もいれば、そんなの笑止という人もいる。
―こういう個性の奥底に根付くものをたくさん持っておいて、多種多様な生徒に手札を切るようにパッパと使い分けていく。これができれば確かに最強だ。
だがぶっちゃけ、こういうことができる人って、相当有能な詐欺師じゃねーかなと僕は感じている。つまり、どうしても【騙す】部分が発生しちゃうよな、と。
「本当はモテるとかどうでもいいけど、こいつはモテることに主軸を置いているから、そういう声掛けをするか・・」という思いを持ちながら、心からそれを推せるのか。
少なくとも僕にはできない。ではどうするかというと、そもそもモチベがバラバラな人間を集めておけばよくねーかな、と。
今日はそんな駄文。
そもそもモチベーションはいくつあんの?
調べてみてすぐゲボ吐きそうになったのだが、モチベーションの種類は実際のところ、非常に多いらしい。(少なくとも8つ)
手に入れたい成果があるから頑張る。ではその成果の種類は何なのか?カネ?それとも充実感?実はそこから違ってくる。
そもそも、何かを手に入れたいから、ではなく、失いたくないから頑張る人もいる。テストでいい点とりたいといいより、悪い点を取りたくないと頑張る感じ。
働いて働いてカネを稼ぐことを目的としていても、自分が豪勢な暮らしをしたいからではなく、結果それでモテたいからというケースも存在する。
そういったものを言動から見抜くことは、死ぬほど努力をすればもしかしたらできるかもしれない。しかしそれを、自分がカメレオンのごとく変えるのは無理だろう。
僕も30歳になる前に、彼女を作ろうと本気で頑張ろうとしたが、心の底ではむしろ嫌だと思っていたのがあったせいで、全く気乗りせずぽしゃったほどだ。
性に合わないモチベーションは確実にバレる。逆にできるとすれば、天性のペテン師じゃねーかなと。これが最初に書いた話の理由である。
―となれば、こちらがキャラ捻じ曲げてできもしない努力をするよりも、そもそもそこで働く講師のモチベーションをばらばらにした方がラクじゃないかなと思うワケで。
例えば僕は、正直金銭を稼ぐことや、不特定多数の異性から行為を寄せられることに、さほど興味はない。
ただ、自分が知らないことを学ぶことや、それを人に喋ることは強く動機づけを覚える。
でもこれとはキレイに真逆の人もいれば、そもそもまるで違うことをモチベにしている人もいる。世の中は超絶広いのだ。
最近何かと話題なFIREしたいと願ってやまない人もいれば、FIREなんてしたら退屈過ぎて死ぬという人もいる。
努力できる人もいれば、色々あってできない人もいる。「みつを」と付けたくなりそうな話だが、これって至極当たり前の話なんだよな、と。
類は友を呼ぶというが、意識的にそれを打破するくらいじゃないと、窮屈な校舎になっちまわねーかなと、そんなことをふと思った秋の夜ですた。
では今日はこの辺で。