見た目痩せていっているのに、体重がなぜか微増し続けている中元です。怖ッ。
さてさて。先日の話だが、僕が自分の授業を終えて控室的な場所に戻ると、校舎長と非常勤講師が何やら話していた。
聞けば、受け持っている小6の男子が相当甘えん坊で反抗期で、手に負えなくなってきているのだという。(今度校舎長がカミナリを落とすらしいけど)
その講師なりにも色々調べて対策を考えたようだが、全然通用しない天衣無縫っぷりなのだとか。だが、僕が気になったのは、それを見ていた上司のセリフだ。
「まるで小1とか2レベルの言動だよな」
ほほん。となれば、その講師の対策手段が通じなかったのも、いくらか仮説が閃くところがある。
その仮説とは、つまり以下の問いだ。【実年齢と精神年齢、どっちに合わせて手を打てばいいの?】
今日はその合点をネタに、記事を書いてみようと思う。では、軽い気持ちでいざどうぞ。
【中間反抗期】ってなに?
反抗期なんて言葉は知らない人の方がレアなくらいだが、実は調べてみて初めて、【中間反抗期】ってもあるのだと知った。
簡単に言うと、単に拒否をするだけのイヤイヤ期と、本格的に自我が芽生えてからの反抗期の間に位置する、親や他者との衝突が生まれやすい時期、という感じだ。
例えば揚げ足取りといった、こちらの論理の矛盾点を指摘するような言動もそうだし、わけのわからないことで感情が爆発するのも、広義にはそうらしい。
ただ問題は、確固たる自我ができたから異なる価値観と衝突しがちとかじゃなく、まだそこまで成熟してない時期の反抗ゆえ、どうにもただのワガママや悪態に見えるのだ。
「ピーマンなんて食べないよ!ママだって嫌いなもの、残すじゃん!」というアレ。まぁ、これを小1とか2がやってたら、年齢相応とは思うけども、だ。
このレベルの論理を小6で振り回していたらちょっときついよなぁ、と。まぁそれが、先述の生徒なんですけどね。
テキストを開いた瞬間「いや!」と言ったり、逃げようとしたり、奇声で誤魔化そうとしたり・・。繰り返しますが、小6です。来年中1です。ふむ。
さて。ここで改めて問いを立ててみよう。
【実年齢と精神年齢、どっちに合わせて手を打てばいいの?】
皆さんはどちらだと思われますかね?それを考えてもらったうえで、以下の項へドウゾ。
見た目は大人、頭脳は子ども。
※目次の言い回しは、わかってて反対にしてるよ。念のため書いておくよ。
先に答えを言ってしまおう。精神年齢に合わせる方が主流のようだ。
つまり極端な話、年齢が反抗期に該当する歳であっても、反抗の中身がおこちゃま丸出しであるなら、小学生に対し有効とされる手を採る方が正解ということらしい。
ダークな例を言えば、すごく「子供やなぁ」という印象を持つ残念な大人に、大人としての心構えとかを説いても全く響かないのと同じである。
では具体的にその方法は何なのか?まぁそこはご察しの通りなので、あまりくどくどは書かないけど、大体こんなのが紹介されていた。
・頭ごなしに言うことを聞かせようとせず、子どもの言い分に耳を傾ける
・指摘や注意は落ち着いているときに伝える
・悪いことをした時は叱るが、日頃は友達について指図や批判をしない
・・あとは引用したら長大になるので、丸ごと参考になる穏やかなページをご紹介しておく。
この辺はテクニック云々というより、こちらのストレス耐性を高めて、冷静に手を選ぶ訓練が大事なんだろうなと、ぶっちゃけちょっと諦めてしまうなぁ。
もう少しメンタルコントロール、頑張ろう、だな。
終わりに。
それたので結論をまとめると、精神年齢に合わせて指導の仕方は変えた方が正解っぽいので、それを改めて書いときヤス。
では今日はこの辺で。