精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【英文読書ルーティン日記44】"Freaky Economics Blog"を読んで、取りとめなく紹介する週のBLOG

今日見た夢は、先に逝った人たちとペットが総登場するというものでした。なんかこう、目が覚めた気分です。中元です。

 

さて。毎日起きた些細な出来事をコツコツ書き溜めて、週に一度アップしていたルーティン日記だが、もはやいっそ、英文読書日記に変えることにした。

f:id:pochihiko_inunosuke:20210926222514p:plain

冷静に考えたら、蓄積してシェアすべきは、僕の日常ではなく、面白いのに読まれていない英文の方だと思う。(日常は普段から書いてるし)

 

英文を探すことも読むことも日常になってきており、負担も相当減ってきた。日本語と英語を行ったりきたりで疲れはするのだが、新しい発見が面白いので、苦じゃない。

 

ってことで改めてのスタートは、特にテーマも決めることなく、読みたい英文を探してきては、ぴゃっと読んでサクッと紹介しようと考えている。

 

運が良ければ、文法的なお話とかもできるかなぁ。ま、いいや。

 

では今週もスタートである。

 

 

9月28日(火) ―How Google Fights Obesity―

f:id:pochihiko_inunosuke:20210928141528p:plain

とはいえ、やはり読み切りやすさと内容の面白さもあって、しばらくは【Freaky Economics】のブログを読もうかなと思う。

 

そして今日のも、ぶっちゃけ題名に惹かれた。【どのようにしてGoogleは肥満と戦うのか】、である感じ。(直訳だけど)

freakonomics.com

 

いわく、「ウチの従業員、M&M的なキャンディ、食い過ぎじゃね?」とGoogleがふと気づいたのが発端だという。(無料で食い放題ってことかな?ちょっと羨ましい)

 

高カロリーなものを食いまくれば、そりゃデブまっしぐら。ってことで、簡単で面白い実験が行われたのだ。

 

M&Mといったジャンキーなおやつは不透明な箱に、そしてナッツみたいなヘルシーおやつは透明な箱に、それぞれ容器を変えて設置し、経過観察をしたのだ。

 

すると、ニューヨーク支店のみで、7週間の間に3100000Kcalもジャンクフードからの摂取が削減されたのだという。すごくね?

 

ちなみに従業員一人当たりに直すと、自販機販売サイズのM&Mキャンディにおいて、同期間で9パック分の消費が減ったと言えるらしい。

 

まぁ、誘惑は目に見えないところに置いちまうのがイチバンってのはよく言われる話だけど、も。それより気になったことは、そこではない。

 

アメリカの人、M&M好きすぎるだろ。これに尽きる。日本でこれに該当するおやつはあるのだろうか?パッとは閃かないなぁ。

 

お国柄って、面白いですな。

 

9月29日(水) ―Who Wants a Haircut for $9.99?―

f:id:pochihiko_inunosuke:20210929174755p:plain

今日はいつもと違って、完全に著者が書いたっぽい記事をチョイスしてみた。題して、【誰が1000円カットをご所望だってんだ?】である。

freakonomics.com

 

著者が気にしていたのは、【実習生(≒見習い)によるカット】という部分であり、「これって、マジなん?」と気にしているようであった。

 

ぶっちゃけ、僕もどれだけ安かろうが、堂々と実習生と書かれていたらなんか嫌である。多少値が張っても、ちゃんとプロにやってほしい。

 

尚、筆者もその辺は気にしており、「多分スタンバイしている実習生はいないんじゃないの?需要ねーし」みたいな考察を入れていた。

 

そのうえで、「こうやって目立つようにデカデカと安い価格を書いておけば、標準価格さえもなんかお得に見える。宣伝だろうな」という感想が書かれていた。

 

ちなみに筆者は昔、とある歯科医で学生による抜歯を受けた結果、歯医者がトラウマになるレベルの地獄を味わったそうである。

 

安かろう、悪かろうってのは、単なる上手い言い回しってよりも、普遍的な一般論と見て間違いなさそうだ。たとえ国をまたごうとも、だ。

 

9月30日(木) ―Is Twitter Making Kids Smarter?―

f:id:pochihiko_inunosuke:20210930145601p:plain

8年前の記事なのだが、その当時からSNSと子どもの関連性はアーダコーダ言われていたらしい。(僕らのときもゲーム脳とかあったなぁ)

freakonomics.com

 

1分チョイで読んだうえでのざっくりした内容なのだが、スタンフォード大学の新入生(たぶん)が書くレポートの語数は、年々どんどん増加してきているのだという。

 

ちなみに、これは単に言いたいことがまとまらず、話が間延びして冗長になっている・・・というのではない。

 

どうやら”個人的な物語(≒日記、お手紙)”というお子ちゃまな構成を脱し、エビデンスに基いた客観的な意見を書けるようになりつつあるから、だそうで。

 

じゃあなして、学生たちは主観的なモノの書き方を脱することができたのか?その一因が、TwitterとかのSNSじゃね、とされていた。

 

情報として玉石混交なのは当然なので、人の意見の裏付けを探ろうとしたり、逆に自分の意見を通すために証拠を探ろうとしたり。

 

結果、「俺がこう思うから、こう!だって、俺がそう思うんだもん!」という幼稚な考え方を、SNSを通じて自然に脱することができる。・・みたいなことが書いてあった。

 

でも、本当にそうなのだろうか。そもそもスタンフォード大学って、そもそも超名門じゃんか、と。レポートも書けないヤツは、最初から入学できないのでは?

 

また他にも、100万!もの要因が考えられるため、すべての恩恵をSNSの普及に求めるのも乱暴だとされていた。(教育水準の向上、情報入手難度の低下、等)

 

とはいえ、【発信】は非常に頭を使う作業なのは間違いない。した方が良いとは僕も思うんだけど、まだ価値観の転換期だなぁって、ずっと思う。

 

ディスカッションも一つの手だけど、情報を探す練習はあまり含まないので、一工夫必要だよねと思えてならない。まぁ、ボヤキですけどね。

 

10月1日(金) ―Do Recessions Increase Productivity?―

f:id:pochihiko_inunosuke:20211001141232p:plain

今日は経済っぽいテーマのものにした。【不況は生産性を高めるか?】みたいなタイトルである。先に言っちゃうと、これは”イエスなのだという。

freakonomics.com

 

ただその中身として、【集団としての生産性が上がったのか、個人のそれが全体的に高まったのか】が一見わからないとあって、その考察みたいなのがこの記事であった。

 

※補足。この2つは、何がどう違うのか?

 

すごく雑に言えば、ゴリラが小学校の1クラスに転校してきたら、そのクラスの握力平均値はハネ上がりますよね。でもみんなが頑張った結果で、伸びたわけじゃない。

 

あくまでゴリラくんのおかげ。集団として生産性が上がるってのは、そんな可能性もあるっちゃあります。一方、個人個人の能力が高まった結果、全体の生産性が高まったのなら、後者ってな感じです。

 

で、結論。どうやら、一人一人の生産性が、不況下だと高まるそうなのだ。これは意外・・ではなく、正直納得である。

 

強制的にでも、【限られた資源でやりくりする】工夫が求められる環境下なので、そりゃ頭を使うようになりますよね、と。つまりそんなことが書いてあった。

 

効率化やタスクの整理整頓の結果で十分生産性は高まる。不況とはそれに強烈に目を向けさせる状況なのだ、てな結びだった。

 

応用するとすれば・・例えば貯金したいのなら、最初から使っていい額だけ残して預金口座にブチ込むとかがこれに当たるかな。

 

あるいは帰る時間を勝手に1時間前倒しにするという設定で仕事をするとか。こういう制限が工夫を生むことは、経験則でもある種の研究でも知られている。

 

そんなことを思い出した。尚、不況ってのは細かい話はさておき【結果】の現象なので、原因を正さない限り続くよね、という経済学部出身ぽいことを付記しておく。

 

10月2日(土) ―Want to Quit Smoking? Get Your Spouse to Do It First―

f:id:pochihiko_inunosuke:20211002151856p:plain

今日は元喫煙者であるからこそ気になった記事を載せてみる。それは、【禁煙したい?まずはパートナーをそうさせな!】みたいなタイトルだ。

freakonomics.com

 

なかなか恋人同士が両方喫煙者ってのはレアな話だと思うけど、恐らくこれは【ピアプレッシャー】を発動させるための施策だと思う。

hygi.jp

 

こうやって「止めたいんだ」という気持ちを打ち明けることで、特に女性は、利他的な行動に目が向いたり、さらなる理解に努めたり、そんな傾向が見られたのだという。

 

―内容的には実はこんなもんなのだが、例えば【spouse】とか【bargain】といった、英検1級のパス単で見たような単語の意味がパッとわかったのが嬉しかった

 

そういう僕だけトクした感じの記事だったけど、まぁそれもまた一興ってことでお願いします。

 

10月3日(日) ―Coffee and Suicide―

f:id:pochihiko_inunosuke:20211003104630p:plain

またまたタイトルで選んだだけだろシリーズ。【コーヒーと自殺】である。

freakonomics.com

 

先に伝えておくと、コーヒーを飲むと自殺が増えるという話ではなく、むしろ逆の話であり、コーヒーを日常的に2~4杯飲む人は、自殺率が低くなる、というものだ。

 

(※カフェインを避けている人だけじゃなく、日常的に飲むコーヒーが2杯以下の人よりも、だ)

 

しかも研究のお墨付きがものすごく、ハーバード大学が16年間、20000人を調査したってんだからものすごい話だ。

 

結論としては、「まぁ仮説っすけど」みたいなオチだったのだが、「カフェインのおかげじゃね?」ってことだった。

 

カフェインには色々と良い効果があるってのは常識レベルになってきたが、ここまでかってのはちょっと驚いた。

yuchrszk.blogspot.com

 

というか何より、いよいよ英語を読んでも情報を保持することが苦にならなくなってきている自分に驚いた

 

授業で結構エグいレベルの長文を読みながら、「へぇー」と書いてある知識に感動する感じ。なんかこう、成長を感じる。

 

気付けば2週間以上この習慣を続けてるわけだもんな。継続は力なり、だぜ。

 

皆さんも英語の力をじわじわ高めていきたいなら、やっぱ読むか聞くか喋るかじゃないかなと、改めて思った。

 

では今週はこの辺で。

 

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村