精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【英文読書ルーティン日記45】もういっちょ"Freaky Economics Blog"を読んで、取りとめなく紹介する週のBLOG

昨日は小休憩挟みつつ5時間以上飲んでました。30歳になった途端、なんかこう、ネジがぶっ壊れた気がする。中元です。

 

はい。英文を毎日読むという建前だが、気付けば毎日Freaky Economics Blogを読んでいるだけになってしまった。(丁度いい分量だし、何より面白いんだもん)

freakonomics.com

 

とはいえ、そろそろゴツい洋書に手を出そうかなとも考えているので、流石に来週のヤツは変化を加える予定である。

 

ってことでそんな激しい洋書に手を出す前に、もうちっとだけ自分の能力を鍛えておかないと、多分読み切れないままに終了してしまう。

 

そういう狙いも込めて、今週も頑張ろうっと。

 

 

10月5日(火) ―Why Do Some Jobs Pay So Little?―

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今日は経済っぽいテーマのヤツを読んでみよう。【なぜ給料がクソ安い仕事が存在するのか?】みたいな感じかな?知らんけど。

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ただ、ここで書かれていた考察は結構面白かった。今現在「給料が安い!」と騒がれる業界は、大体昔は「そういうもんだろ」と受け入れられていたモノらしいのだ。

 

例えばファストフード業界などは、学生が小銭稼ぎにやる仕事であり、その水準さえ満たしていれば、多少給料が安くてもOK、と。そういうことらしい。

 

しかしながら、近年の不況のせいで、アメリカも職業難に陥っているそうだ。それもあって、中間層がその生活を維持することのできる仕事は、激減しつつあるようで。

 

例えば急激に成長しつつある業種の6つに5つは、なんと中間レベルの給料水準に到達していないのだという。

 

それもあって、ファストフード業界にもより高学歴で、生活を支えるためにより高い給料を求める人たちがどっと流れ込んでいくことになったようだ。

 

結果、「これじゃ暮らしていけない!」という不満が高まり、デモ活動などが活発化しているという結びであった。不況のカラクリが見えた気がするなぁ。

 

ちなみに、給料を増やそうと思ったら、基本は売り上げを増やすしかない。そして売り上げを増やすには、コストを減らすか、販売量を増やすか、値段を上げるか、である。

 

とはいえファストフードの需要が爆発的に増えるとか全く想像できないし、値段が上がったら売り上げが下がる未来になる気しかしない。

 

正直言って転職とまでは言わないけど、ある程度掛け持ちしないと、やはりこの時代は難しいんだろうなと思えて仕方がない。奥深い話ですな。

 

10月6日(水) ―Trends in School Financing―

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今日はこの記事を読んでみた。題して、【学校財政の傾向】である。

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日本がどうかってのは面倒なので調べてないが、アメリカにおいては、各学校の財政状況は学校ごとに、州ごとに、どうやらまるで違ってくるそうなのだ。

 

極端なところでは、1年で生徒一人当たりの支出が7000ドル落ちた一方で、5000ドル増えた学校もあるというくらいだ。なんとまぁ。

 

ちなみに先の記事のリンクをクリックしてもわかるが、アメリカの州ごとのギャップは思った以上にエグい。集まるところには集まり、そうじゃないところは財政難だ。

 

日本はワクチンもそうだが、この辺は平等主義なので、ちょっと想像できない世界ではある。ただ、海外に出ればこんなもんなのかもしれない。そんなのをちょっと思った。

 

10月7日(木) ―Trust Among Thieves―

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今日はこちら。【泥棒における真実】みたいなタイトルかな。だけど、書いてあることはかなり普遍的だったので面白かった。

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犯罪とは、規模が大きくなれば一人では不可能だ。だから仲間を募る必要がある。しかし、犯罪は逮捕というリスクを孕んでいるため、仲間を集めるのは簡単では無い

 

その際、犯罪者(前科者)同士で関係を構築するにはどうすればいいか。つまり、ワル仲間を探すのに、何が寄与しているのか、盗聴を分析した論文があるらしい。

 

結果は「あーね」というモノだった。「自分も暴力沙汰を起こしたことがあるんだよw」みたいな情報をシェアすることだったという。

 

言い換えれば、同類であることを自分からバラす感じだろうか。(あるいは、経験や腕のあることの担保かも)

 

―こういう会話があった電話からしばらくすると、このやり取りをした複数人は協力して事に当たる傾向があったそうだ。面白いですなぁ。

 

誰かと仲良くなりたいのなら、共通点探しが鉄則とはよく言われる。しかし、犯罪というある種究極的な状況でもそうだとは、ちと意外

 

少し長い記事だったけど、面白い発見があったのでよしとしよう。

 

10月8日(金) ―Price Discrimination? Racial Discrimination?―

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今日は【ヤバい経済学】の中で書かれていたテーマに関連する記事を読んだ。題して、【価格差別?人種差別?】というヤツだ。

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事の発端はこの看板だ。ここに名前があると、50%オフという宝くじ的キャンペーンを、とある美容院が実施していたそうだ。

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日本人なら、何がアレなのかサッパリだろう。だがヤバい経済学を読むとわかるが、このほとんどは【白人っぽい名前】なのだ。

 

ホットな話題なので詳しくは書かないが、低所得者層が選びがちな名前と、高所得者層が選びがちな名前には、実はある程度の傾向があるのだ。

 

そしてアメリカではまだまだ白人・黒人の教育水準や収入に差があり、また保守的な考え方などが浸透しているエリアもあったりして、その傾向はかなり明確なのだ。

 

だからここに書いてあるのを見ると、次もまた白人っぽい名前が並ぶのか?という疑問も湧くし、これって差別?それともラッキーな人リスト?という問いも然り。

 

名前一つとっても、色んなところと根っこが繋がるという好例だなと思いやした。

 

10月9日(土) ―ついに洋書を買いました―

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はい。週の最後はまさかの軽い報告だが、ついに洋書を買っちゃった(#^.^#)いやまぁ、すっかりこのシリーズのファンになったもので。

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【Think like a Freakというタイトルで、邦題がつくとしたら【ヤバい考え方】とかになるんじゃないかなと勝手に思っている。

 

ページ数は150チョイらしいのだが、そもそもそんな長い一冊の英語の本を読んだこととかないので、買ったはいいが積読にならないか、今から危惧している。

 

ってことで来週からはガッツリと、自分の退路を断つという意味でも、この洋書の日々の進捗と学びをルーティンに書いていく所存である。

 

文法とか単語の気づきとか、そういうのも書けたらな~、とは思う。多読用の本としてどうかも、感想を書くつもりなので、少しだけお楽しみに。

 

では今週はこの辺で。

 

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