何かに憑依されて、その魂が死んだ場所まで案内するという夢を見た中元です。オチは我ながら感動するくらい壮大なそれだったのに、きれいさっぱり忘れてしまった・・・。
はい。ここ最近、冗談抜きで死にたくなるくらい、人のネガティブと仕事上の失敗に連続してぶち当たり、心が壊れそうであった。
先月には死別によるダメージもあったので、マ~ジでもう大変であった。「恥の多い人生を・・」みたいな記事を書くんじゃないかと、我ながらゾッとするほどである。
ただ、こういうどん底でしか学べないこともあるそうだ。解釈次第では、現状はむしろ喜ぶべきものという意見の人さえいるほどに。
であれば、僕なりにこの【負のループ】と向き合って、実際に効果があったと感じたことを記事に残しておけば、ただ凹んだ以上の価値が生めるんじゃねーかな、と。
ということで、教職という実はストレスフルな仕事に従事されている方に向けて、今回どうやって【負のループ】と向き合ったか、その軌跡を書いておこうと思う。
もちろん偶発的なことが原因で、まだまだループはぐるぐると続くかもしれないのだが・・・最悪の頃よりはマシになっているので、兆しはあるとみている。
では以下、本題である。
まずは徹底してネガティブに浸かってみる。そうすれば正体がわかるから。
向いてない人は止めた方がいいのだが、僕はまず、自分のネガティブに対しては、徹底的に浸かることにしている。理由は、そうすればその正体が掴みやすいからだ。
負のループに囚われているとき、メンタルは確実に悪化している。とはいえ【悪化】と一言で言っても、「How」をしっかり理解するのは、ことのほか難しい。
イラついているのか?悲しみを抱いているのか?一口で【メンタル悪化】といっても、突き詰めれば自分の想定とはまるで違う感情になっている可能性も高い。
では、どうすればここをきちんと把握できるのか。僕の場合は、メンタルが悪化しているとき、自分が手に取るものをヒントにしている。
例えばイライラが溜まっている場合は、格闘ゲームを起動しがちだし、すごく前向きな言葉が書かれた本や、下剋上をテーマにした小説を読みたくなる。
ただ逆に徹底して落ち込んでいるときは、自分を慰めるようなメッセージが書かれた本や、絶望の底から立ち直った人の自伝を手に取ることが増える。
こういう風に自分の趣味嗜好を観察しながら、自分のネガティブに身を任せること。これが僕の場合、最初のステップとして大いに機能しているわけで。
ちなみにここ一連の負のループ内においては、以下の記事をひたすらに読み耽っていた。僕がどんな感情なのか、わかり易すぎて面白いくらいである。
クヨクヨよりコツコツですよ。
自分の”苦しみ”をある程度つかんだら、そこから得られた【教訓】だけはきちんと言葉に残しておくべきと言われる。だから、そうしてみた。
頭はさっさと下げるべし。
―何があったか推して図るべし、という一言。もう、ね・・・・。
さて。その後はきりっと気持ちを切り替えられる強心臓ならもう話はここで終わりなのだが、僕は残念ながらそれができない性格である。
ではどうするか。実をいうと、粉砕された自信や自己肯定感は、細かい成功体験を積み重ねるしか修復方法が無いのである。急がば回れ。そういうことだ。
むしろ一発逆転の何かに取り組むと、また失敗を重ねるリスクが高い。だから数分で完了し、かつ目にはっきりと見える何かに次々と取り組んでクリアするのが良い。
かくいう僕は、まずトイレを徹底してピカピカにした。すぐ終わるし、きれいになるし、結構それに没頭できるしで、やはり清掃はかなりオススメである。
その後は職場についてすぐ、抱えている仕事を10分間掛けて、徹底してすべて余すことなくこれ以上ないくらい書き出してみた。
そしてそれを【実行可能】な何かになるまでさらに分解し、そこからはタイマーをセットして、ひたすらそれをザクザククリアすることに没頭した。
次から次へ、終わっていく仕事。短くなっていくリスト。それを快感と思うようにした。まぁ、マッチポンプだろうなとは思うけれど、心は面白いほど回復している。
いくら自分を慰めても、日めくり修造を読みまくっても、行動に勝るメンタル回復術は無いようだ。そのことは肝に銘じた方がいいかもしれない。
終わりに。
サイヤ人ではないが、一度フルボッコにされてからの方が人は強くなるという。メンタルもそうだというなら、僕は強くなるきっかけを得ているリーチ状態かもしれない。
しかしそのためには、正しい手段で回復させないといけないのだ。例えば模試の結果が悪ければ、勉強するのが一番だが、その前にケアしないともっと落ち込むだろう。
ぶっちゃけあなたがあなたを責め続けても、あなた含めて誰も幸せにはならない。誰かが落ち込む姿を見て幸せを覚える人は、ヤベーやつなので距離を置こう。
ということで誰に向けた記事なのかわかり辛くなっちゃったけど、今日はこの辺で。