痛風発作二日目、脂汗が止まらない中元です。ファッキンくっそ痛いじゃないか~い。
はい。最近川崎宗則選手がマインドフルネスについて語る動画を観てから、アスリートたちのマインドセット術に興味が湧き、ずっとそれを調べるようになっている。
極限の競争社会の中で、どのように自分を律し、そしてモチベーションにも左右されずにいい成績を叩き出すのか?
もちろん才能でそれができる天才も中にはいるが、その実、ほとんどは独自のマインドセット術によるものであり、つまり努力によって達成されているようなのだ。
そして極端な浮き沈みもなく、一定のパフォーマンスやモチベーションを維持するという心の整え方は、別にスポーツ選手じゃなくても、大いに参考となるはずだ。
ということで今日はその中でも、入門から応用まで広く使える術を一つ推薦してみたいと思う。それは、【自分なりの勉強エンジンのかけ方を作ること】だ。
言い換えればつまり、どんなメンタルであっても「やる」という方向にもっていくための下準備のこと。今日はそれについてのお話である。
自己分析をしたことはあるか?
これについて、武井壮氏のバズった切り抜き動画が参考になる。良いパフォーマンスができたとき、それを偶然で片づけるのは超もったいないと思うべきだ。
例えば、好調が来た日の前日はよく寝たとか、仕事や勉強の始め方に一定の傾向があるとか、友達と遊んだ後は集中できたとか、時間帯で差があるとか。
何かがハマッたからこそ好調を発揮できたと考えれば、一体何が自分にプラスに作用したかを分析し記録しておけば、いわゆるムラを相当減らせるということになる。
この話を聞いてからというもの、僕は僕が学習に対して意識が向きやすい、集中できやすいと感じるときは、結構共通点があることに気づいた。
また逆に、不思議と勉強に気が乗らないときや、集中が続かないときも、共通点があることにも。
前者は意識して生活に取り入れて、後者は意識して生活から消す。この把握と追加、削減の作業の繰り返しこそが、僕が思うルーティンである。
ただしこれは、そのモードが終わってからしばらく経ってしまえば、その時点から遡って分析しても、全くあてにならない。細かいことはすべて忘れてしまうからだ。
ということでしばらくの期間投資としてオススメしたいのが、自分の好不調を細かに記録した日記である。生徒に宿題として課してもいいかも。
例えば、やたら集中できたと感じる日も、全然ダメだった日も、その日のスケジュールや取り組んだ中身などを、できるだけ細かく、区別もせず書き残しておく。
すると、「やっぱ復習から始めた日は集中できてるな」とか、「嫌なことが起きたときは、はっきりと勉強に出てるから対策が要りそうだな」ということがわかってくる。
そうやって、「自分にとって効きそうな要素」を取り出して、それが本当に効くかどうかを検証し、また気づきを記録しておく。以下、その繰り返し。
そして【自分に悪影響】とされるものはなるべく消していくことで、オリジナルかつ最強のルーティンが作られていくというわけである。
アスリートほどガチじゃなくてももちろんいいし、というかその次元などおいそれとたどり着けるはずがないので、まずは自分分析日記をつけてみるのはどうかなぁ、と。
ちなみに僕にとってのそれはこのブログだ。「あの頃は調子よかった」「あの頃は悪かった」というのを振り返って読み返すと、結構それぞれに共通点があって面白い。
三日坊主をなくしたい、自分を変えたいと願うなら、自分をもっと知ることからじゃないのかなと、アスリートのルーティンを見るたびに思わされる。
何かの参考になればうれしい。では今日はこの辺で。