優れたキャンプグッズを揃えていくと、何故か総重量が減っていくことに気付いた中元です。高いものってかさばらないのか・・。
はい。今日は僕自身に向けた話でもあるのだが、実は最近毎日がツマらない。中二病を発症したのか知らないが、本当に毎日がツマらないのだ。
その理由は、自分がしたいわけじゃない仕事の比率が爆増しているからだと感じていたのだが、もっと正確な理由は、久しぶりにキャンプをしたことでハッキリわかった。
初めて二人ソロキャンプをしたのだが、同行させていただいた方がとにかく博識であり、そして知らないことを知らないと言うことに全く抵抗がない。
その上で、「これをこうしたらどうなるかな?」「あれをあれしたらどうなるかな?」という仮説立てと検証を目を輝かせながら語ってくれて、僕も心が躍ったものだ。
結果、成功からもちょっとしたしくじりからも経験値と学びを得て、僕はちゃっかり知らないグッズの知識を大量に得て、そう、本当に楽しかったのだ。
毎日がツマらない理由。その正体は、僕の日々の暮らしが惰性になっていたからだ。
連続するクレーム処理や、上手くいかないプロジェクトの担当、事後処理・・・。そういうストレスフルなイベントや作業が連続し、体力が無くなったせいだろうな。
だが、それを言い訳にしていたら、それこそ本当にツマらない。今こそ、【Think Like a Freak】だ。
いつもと違うことを試して、新しい経験値と仮説を得る。この原則に立ち返るのだ。
と言うことで今日はそれを生活に落とし込んだ、【勝手に実験ライフ】について、記事を1つ書き上げてみようと思う。
「こうしたらどうなるかな?」
先に断っておくと、ここでいう【実験】とは、何も化学薬品をリスク承知でかき混ぜることでも、不気味な生物を特定の条件下で飼育することでもない。
自分が知らない・わからないことを、実際に確かめてみること。つまり、かなりアバウトな定義の話なのだ。
試したことのない指導法を使うのもそう。新しいたとえ話を交えてみるのもそう。いっそ、某YouTuberの授業を徹底して真似するのも、そう。
言い換えれば、毎日あらゆることに対し、未知を放り込んだり、問いを投げかけたりすることなのだ。子供が自然に実践できるあの思考を、意識して取り込む。
マンネリズムを徹底的に拒否するといえばかっこいいが、要するに【しらねー】ことに敏感になり、それを知ることを喜ぶ心に立ち返るのだ。
―これを心がけて今日は一日暮らしてみたが、はっきり言ってかなり楽しかった。
以下、この日に僕がやってみた、バカ極まる実験を時系列で紹介する。
実験まみれの1日は・・・・。
まず起きてすぐ、「もうちょっとシャッキリ目覚めたい、どうしたらいいかな」という疑問がポンと浮かんだ。
そこで、いつもは起きたらそのまま寝床で単語テストをやってからプロテインを飲むという順番を、今日はふと逆にしてみた。
ぶっちゃけ起き上がるのはいつもの数倍キツかったが、プロテインを飲んでしまうと、ベッドに戻りたいという気分は完全に消えた。今後はこの順番だな!
また、朝の身支度にかかる時間を最小限化するにはどうすればいいかも考えた。ただこちらは、最近自分なりに効率化したばかりなので、なかなか思いつかず・・。
これは宿題になりそうである。
その後は仕事があったので出社したのだが、その際にまた閃いたのが、「俺の見積もりってどこまで正確なんだろう」という疑問だ。
それを確認するために、この日の作業を全部書き出した後、それが終わるのにかかる時間を予想。そのうえで、ストップウォッチを伏せた状態で、それを処理してみた。
結果は、見積もりよりも、2分のオーバー。うーむ、割と正確なことを喜ぶとしよう・・・。
そして授業の中でも実験は行った。「あえて早口にしたら生徒の集中は変わる?」とか、「イラストを描きまくった方が理解してくれる?」とか。
これらに関しては目に見えた成果は得られなかったけど、では次は何をしようかを考える余地が残ったと考えて、前向きに捉えておくことにしようっと。
終わりに。
ということで、少し心の持ちようを変えるだけで、世の中試したいことも謎もたっくさん溢れていることが、よ~くわかった。
それらをないがしろにせず、時に大人げないほどの武器を用いて徹底分析する。こうやって日々の生活の中に未知と検証を取り入れるのは、やはり超楽しい。
これよ、これ、これ。何か目が覚めた思いだ。
明日もまた、遊んでやるとしよう。では今日はこの辺で。