精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

話を聞くのが苦手なら、予習するしかないんじゃないの?

1時間以上のまとまった時間が取れないと、作業が進まないことに気が付いた中元です。小忙しい状態は卒業していたい年齢なんだけどな・・・

 

はい。実は今、教育相談真っ最中である。当然様々な質問や要望などが飛び交うのだが、だいぶ場数を踏んだ恩恵か、ひろゆきばりに答えられる自分に驚いている。

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そんな中で今回目立つなぁと思う相談がある。それは大体こんな感じ。

 

人の話を聞くのが苦手で、指導や説明が抜けている気がする・・。

 

・・・・。

 

こういう相談をされている僕がまさにそっち側の人間なのでマジ滑稽なのだが、聞かれた以上はその辺を棚の奥底にぶん投げて答えるのが筋だ。

 

そんな僕の答えは、とりあえず以下の通り。

 

そうならば、予習を習慣にするのがいいかなと思いますね。

 

・・・どういう理屈なのか、こっから先はそれを書いていきます。

 

 

そもそも人間は、見通しが立たない話を聞けない。

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そもそも人の説明を聞くのが苦手というのは、実は人間の性質であり、自然なことなんだと思っていた方が良い。

 

例えば誰だって、テーマも所要時間も不明な後援会に集中することは難しいだろう。それくらい人は、見通しが立たないものに意識を向け続けられないのだ。

 

かくいう僕も、特に会議が大嫌いで、話がそれた瞬間に秒で集中が切れる。最近はそのスイッチを入れ直そうとするのさえ、潔く止めているほどだ。

 

ここで一旦、教師・講師には耳の痛い話をしよう。どの授業指南書を読んでも書いてある、【クラスが乱れる授業のポイント】を紹介する。

 

①見通しが無い

 

②テーマがいったり来たりする

 

③生徒の発言に答えちゃう

 

こんな具合だ。何をテーマにどれくらい説明をするのかも言わず、急に関係ない話題を混ぜて、生徒から飛ぶ突発的な質問に逐一相手してしまう。

 

もしこういうのがあれば、集中できないのは生徒のせいじゃない。それは先に念押ししておこう。

 

・・その上で、教師・講師がこの辺をケアしつつも、どうにも話を聞けない、ノートをとれないという悩みがあるのなら、どうすればいいかを改めて答える。

 

さっきも書いたが、それは【予習】だ。以下、何が言いたいのか詳述しやす。

 

どこを聞けばいいのか、あらかじめ絞っておくべし。

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さっきも書いたが、人は見通しの立たない説明をシャットダウンする特性がある。であれば、自分で勝手に見通しを用意しておけばいいという話になる。

 

例えば、数学の授業に集中できないとしよう。その際は、事前に、大体1時間で進むページ数ほど、軽く目を通しておくのだ。

 

すると大抵、次には何をするのかだけでなく、よくわからないところもある程度見えてくるはずだ。

 

断言するが、そここそがその生徒にとって意識を向けるべき場所であり、他ははっきり言って、当人にとってはどうでもいいことなのだ。

 

講演会に行った際、序盤の自己紹介を聞き流すのに似ている。知りたいのは本題のところであり、どうでもいいところはどうでもいいのだ。

 

そうやって自分なりに勝手に見通しを立てておけば、そもそも集中するのに必要なエネルギーや時間を節約できるんだから、意識を向けやすくなる。それだけだ。

 

―ちなみに、もし一読して「あ、イケる」と思ったら、次の授業はすべて話半分でもいいとさえ感じている。

 

まぁ露骨にこんなことをしたら、無駄に煙たがられて内申点を下げられる可能性がある。その際は、以下のクソみたいな策を参考にしてみてほしい。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

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ってことで今日はこの辺で。

 

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